ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

東日本大震災チャリティー公演 in 千葉♪

2013-03-10 15:29:35 | Weblog
昨日9日(土)、まるで初夏のような晴天の一日になりました

早朝6時半に我が家を出発。 いよいよ習志野市で開かれる「栗の会」主催の「第5回 東日本大震災チャリティーコンサート」の日だったのです!
絶好の行楽日和で千葉方面もかなり渋滞するのではと心配でたっぷりすぎる余裕をもって出かけたのですが、正解! ディズニーランドへ向かうICまではすでにかなりの混雑でした!
それでも、予定時刻より30分早目に「湾岸習志野IC」を降りることができて、幕張メッセの巨大な建物群の脇を10分程走って、目的の「茜浜ホール」に到着しました!!

茜浜ホールは、平土間の小さなコンサートホールでアットホームな素敵な空間でした。
会場にはすでにMさんご夫妻、Hさんご夫妻はじめ「栗の会」のメンバーの皆さんが集まって準備をされていて、笑顔で私たちを迎えてくれました! 前回のコンサートに出演されたチター奏者の榎隆彰さんも、今日はスタッフとして搬入までお手伝いしてくださって感謝でした!

すでに客席作りも済ませてくださっていて、Mさんのパーチメントの作品やHさんの奥さまのビーズの作品、その他七宝焼きや木工作品などさまざまなクラフト作品のコーナーも飾りつけが終わっていて、私たちもステージ作りとリハーサルを終えてから少しゆっくりと楽しませていただきました!  毎回、本当に温もりの伝わる素晴らしい作品ばかりなのです!!

開場時間よりも早く袖ヶ浦市から友人の「のぶりん」さんが駆けつけてくれて、数年ぶりの再会をしました!
昨秋の袖ヶ浦市市民会館での公演の時は直前のご不幸があって再会ができず、「リベンジだわ!!」と、来てくださったのでした!
本当にお久しぶりだったのに、ちっとも変わらない笑顔を見てやっぱり「昨日も会ってたよね」という気持ちになってしまいました!
そしていよいよ午後1時半の開演。準備した客席いっぱいのお客様が来てくださって本当に良かったです!!

Mさんが開会のご挨拶をされました。「あの大震災で遺児となった子どもたちのために『まずは、10年間続けよう』との思いで、私たちのできるやり方、できるサイズの取り組みでコツコツと支援を続けていきたいと発足させた会です。今日ここに集まってくださった皆さんの心で実現した公演です・・・。」と!
さて私たちのステージとなり、登場したとたん客席の前列に、「まさか!!」のお顔が!!
なんと、岩手県宮古市の友人Oさんがお嬢さんと二人で並んでいるではありませんか!! 最初「えっ、幻か?」「ん?よく似た方かしら?」などと一瞬グルグルと考えてましたが、やっぱりOさんでした(どうして、ここに~~?)!

昨秋再会できた袖ヶ浦市のSさんも再び来てくださっていて感激でした!
千葉の義妹もお友だちと来てくれていて、久しぶりに会えてとっても嬉しかった! 彼女とも共通の「東北」の思い出いっぱいなのですもの・・・!

いつも通りの手遊びでは、ほとんど大人の方たちばかりの会場が、おおいに湧いて笑い声いっぱいになりました!
なごやかに打ち解けた空気の中で、東北の地に精いっぱいの心を向けて思いを込めて「雪渡り」を語りました・・・。

語り終わって、「だいじょうぶ」を歌わせていただく前に、先日の南相馬市で見た風景、感じたことも少し聴いていただき、そして思わず「この会場に岩手県宮古市から来てくれた友人のお顔を見て胸がいっぱいです・・・!]と言ってしまいました・・・!
皆さん涙を拭いながら「だいじょうぶ」を聴いてくださいました!

終演のご挨拶をしたら、スタッフのお一人から「岩手のご友人を紹介してください!」との声がかかり、戸惑いましたが、Oさんが穏やかな笑顔で立ち上がってくださったので拍手が起こり・・・私も「どうしてこの場で彼女に会えたのかわかりませんが(笑)…」と言いながら、彼女があの大震災前に、繰り返し映像に映し出されたあの海辺の駐車場で見送ってくれて手を振って別れた時のこと、その後の大震災、そして彼女の「すき昆布作り再開」のこと・・・お話してしまいました!!^^

終演後、Oさんと改めて喜びの再会を!!  笑いながら、私のこのブログを「いつもチェックしてますよ~~♪」と。それでこのコンサートのことを知り、千葉に住むお嬢さんと一緒に「びっくりさせてあげよう♪」と計画して(笑)、来てくれたのだそうです!!
本当にビックリし過ぎましたよ~~っ!
Oさんは10年前、おやこ劇場の運営委員長として宮古市で「雪渡り」に取り組んでくださって、それ以来のお付き合いになりました!
さおりちゃんもホキちゃんも舞台監督のKさんも懐かしい再会に大喜び! さおりちゃんにとっては、まだ赤ちゃんだったKちゃん連れの岩手の旅!楽屋でお守りをしてもらったりと本当に思い出深い、Oさんです!
「今回、改めてゆっくり見ることができて、本当に良かった!また、宮古に来てね!」と涙を浮かべて言ってくださって・・・私も胸がいっぱいになりました!
絶対に、絶対に行きますよ!!   
こちらに滞在中に、近々もう一度ゆっくりお会いすることにしてお別れしました。

なかなか片付けができないくらい、たくさんの方から声をかけていただいて、皆さんの温かい心がいっぱいの公演になって、本当に良かったと思いました!
夕方4時過ぎに帰路につきましたが、夕焼けに染まる空を見ながら、疲れも忘れて「この日」を思い返していました!
「栗の会」の皆さんの温かな心が、これからもますます広がっていくことと思います! 
本当に大切な時間を大切な皆さんと共有できたこと、そして初めて出会う方たちともきっと「輪」が繋がったのではと確信できる素敵な時間を
いただけたこと・・・心から感謝した幸せな一日でした!


皆さん、本当にありがとうございました!!
そして、明日再び廻ってくる「あの日」のことを「決して忘れない!」と心に刻みました!