DolphinKnight

Canon EOS-1とEF400mm F2.8LでBlueとThunderBrdsを追いかける日を夢見て

GTアカデミー2012

2012-07-01 15:50:07 | デジタル・インターネット

通常、モータースポーツでは本人の才能よりも周囲の財政、技術、施設などの制約が先に立つ場面が多く、それらのハードルを越えられなかった才能は次のチャンスを待つか、他の分野に活路を見い出すかの選択を迫られます(ことの是非はここでは問いません)。

ここで、一つの仮説を立てます。

ゲームがリアルを完全にシミュレートできるとしたら、ゲームの世界で速いプレーヤーはリアルサーキットでも速いのか?

それが真だとすれば、埋もれた才能に光を与えることも可能では無いのか?

この仮説を実証する場がGTアカデミー2012

<The Real Driving Simulator>の二つ銘を取るGT5をベースに40のラウンドを用意。全世界のプレーヤーはオンラインで各ラウンドにチャレンジ。最終ラウンドで上位にランクインしたフレーヤーから選抜した数名はPoliphony DigitalとNISSANのサポートを受けてリアルサーキットに挑む。

この企み、ヨーロッパでは前作GT4のリリース後に開始され、上位にランクしたプレーヤーはル・マン24時間ニュル24時間 に参戦して実績を上げています。

今回のGTアカデミー2012は、全世界を舞台に2012/5/2~2012/6/25の期間で開催されました。全参加者は1,113,290人、全走行距離は197,844,306.8Kmという壮大なスケールになりました。

Clearは40ラウンドのうち39ラウンドでGoldを獲得したところで時間切れ。最後のもてぎ東コースは1週間遅れでGoldを獲得、いうなれば補講・追試での卒業でしたが、それでも最終成績は約30,000位でした。

私の前に立った30,000人の中からF1 Pilotがデビューすることに期待します(^^;)