goo blog サービス終了のお知らせ 

いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

ハンディキャップの人を・・・なんてひどい事件

2016年08月09日 17時46分47秒 | 時事問題(こムツカシイ話題)

私の会社は、障がい者が働く施設の向かいにある。
元の地主が「施設ができると地価が下がるから、建つ前に売りたい」と差別的なことを言ったのにカッとして、「すぐに買うからまけろ」とすごんで手に入れた土地に建つ。

ことのてん末障害者の授産施設 

住民の反対運動もあったらしい。
障害を持った人たちが通ってくるのが不安だ、通学路なので子供が傷つけられたらどうしよう、という理解のない意見が出た、と不動産屋から聞いた。

さて彼らは朝8時にバスで出勤し、夕方4時にはバスに乗って帰っていく。彼らが障害に耐え、一生懸命自立しようとする姿には勇気づけられる。たまにバス停につかまって泣き叫んだり、興奮しすぎて嬌声を上げる姿もオフィスから見えるが、なんら問題はない。 今では地域住民と良好な関係を築いていると感じる。
今回の事件で、施設はどんなに動揺していることだろうと、それが気の毒でならない。

私の通った小学校は盲学校(今は、視覚支援学校という)の隣にあった。大学では、障害児教育(今は別の名称かな?)の講座も取った。点字や手話もやったように記憶しているが、手話が日本語を基本としていた点に触れ、「エスペラント語のように万国共通の言語ならいいのに!」と提案したことがあったが、それは難しいと告げられた。
後になって、アメリカでの中指を立てるサイン=お兄さん と同義と気づいた。やっぱ国際言語ではないんだな。

友人には、特別支援学級の先生をやっている人が何人もいる。大変な労力を要するようだ。頭が下がる。
私の仕事場に立ち寄ってくれる人もいる。向かいの施設で働く、卒業生の様子を見るためだ。

多くの学校には特別支援学級があり、子供たちもいたわりの気持ちを持ちながら、一緒に活動をしている。そんな社会を目指す長年の努力が、ぶち壊された気持ちで悲しい。


タイ風チャーハン、コリアンダー添え、コリアンダードレッシングかけレタス・・・暑い日は東南アジア食ですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする