思えば3月11日の夕方がいちばん良かったかもしれない。
ラジオでは「青葉区で一人、ケガをしている方がいる」と告げていた。
夜になって「若林区の海岸に200から300名の遺体が」という衝撃的なニュースが入ってきた。
・・・・津波?前回の宮城県沖地震は、津波の被害は聞かなかったぞ。倒れたブロック塀の下敷きになって亡くなった人が多かったと記憶している。
12日の朝には、町内会の緊急集会があり「電気・水道・ガス・電話が止まっているが、皆で乗り切りましょう」という感じで、元気があった。
特に我が家では、太陽光、雨水、買いだめの食糧があったので、家族を養って余りある、と気概に満ちていた。
14日の電気とインターネットの復旧と同時に、外国人が逃げ出した。それこそ、蜘蛛の子を散らすようにいなくなった。
宮城県は津波のことで精いっぱいで、原発事故については二の次という感じだったので、驚いた。何が起きているんだろう。
放射性物質が漏れて、近隣の住民が避難しているという。チェルノブイリ事故の再来だ、とメディアは告げている。放射性ヨウ素やセシウムが検出された。
そしてついにストロンチウム※も出た、と聞いた。事態は悪くなっているのか?
※1960年代の米ソの核実験の頃の遺物であることを祈ります。
地震、津波、原発・・・・地震で被害を受けた製造業、津波のダメージが深刻な漁業はもちろん、放射能で農業までもダメにされた。消費低迷により商業もおかしくなる。
東日本を潰そうとしているとしか思えない。なぜこんなことになったんだろう。
みんな「頑張れ」と言うが、被災地全体が「ウツ」なのに、「頑張れ」と言われるとかえって落ち込む。
夢なら覚めて欲しい。
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でもね、救いもあるの・・・。ペットに癒されています。
近所のママ友からもらった、大量の冷凍食品!(停電による業者処分品らしい)
給食センターの被災で、お弁当が続くので助かっています。
これは「鴨ねぎ」バージョン。ウマそうだ。
メディアテーク(図書館)とか給食センターとか体育館等、市の施設の損傷が激しい。民間施設より絶対にひどい。
競争入札で安い業者を選んでいるから、安い材料による手抜き工事があったんじゃないか、と勘繰ってしまいます。何百億円もの修繕費は、市税から出すんでしょ~~~?