私には糟糠（そうこう）の夫がいます・・・ハア

私には家から出ない夫がいる。以前は外で働いていたが、今はやめて家にいる。晴耕雨読と言えば聞こえがいいが、晴れれば外で園芸をし、雨が降れば家でパソコンに向かったり、ビデオを見る。そんな毎日である。

オオサンショウウオの行動範囲は狭く、川の中での生涯の移動距離は小さいというが、私の夫も敷地内から出ない日も多く、いい勝負である。

私が事務所でてんてこ舞いの時に限って、こんなメールが入る。
「さっきね、朝ごはんの残りで○○作ったの。結構おいしいのよ」
「畑で採れたサラダ菜で、グリーンサラダを作ったわ」
　　※わざと誇張した女言葉に翻訳して表記しています。
・・・と仕事のリズムを崩すようなトーンである。
テンションが高い時は携帯にかけてくる。「そんなことで電話するんじゃねえ、仕事中だぞ」って感じである。

夫が２４時間家にいるので、ストレスがたまることも多い。友人も呼びにくい。
今日は家に帰りたくないな～、そこらで一杯呑んでから帰りたいな、と思うことも多々ある。
日本の一般的な夫婦とは立場が逆なのである。

しかし内助の功もあるし、掛け替えのない糟糠の夫である。私は捨てないぞ！（彼はいつもおびえている。コレほんと）
夫は１００％このブログを読まないと確信している（理由はいつか話します）ので、これからも彼との馴れ初めや苦労話等も時々ＵＰしていきたい・・・。書くことがストレス解消になるしな。

写真は料理が大好きな彼が作った今朝のオムレツ。前述の直売所の卵使用でふわふわ。「今日は黄身が２コ入ってたわ」と声をかけてくれる。
私の胃袋を射止めているのである・・・。

　　　　注釈：糟糠の妻＝貧しいときから連れ添って苦労をともにしてきた妻。＜出典＞　検索辞書：大辞泉
　　　　糟糠の夫は載っていなかった。そう○うの夫は沢山あるだろうが。