孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

酷感夏日

2010年07月10日 01時36分59秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
 先日、“酷”の字でコメントがあってから、酷の字の使い方が気になってしまっています。
下記の写真は、北京の地下鉄駅の広告をうつしたもの。 中国なので記載文字は中国語ですが、左上の白髪オジサンの顔でこれはどこの広告か分かりますね? 

“酷感夏日”さて、どんな意味かというと、
クール感の夏の日   nifty翻訳
クール感の夏の日   EXCITE翻訳
いずれも、酷の意味はcool(涼しい)の意味で機械翻訳されます。




さて、ネット検索していたら、
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/spa-20100629-01/1.htm
SPA! 2010年6月29日号掲載

>タトゥーに「不景気」フンドシに過労死
>いったい誰が教えたんだか……
>[漢字ブーム]の凄いバカっぷり

なんてのが見つかって下記の記述があった。

>◆KANJIブームのトンだカンチガイ
> まず多いのが漢字自体の間違い。タトゥーの場合、字が左右反転してしまったりするのはよくあるが、
・・・・  略 ・・・・
>「シドニーで、漢字のシルバーアクセサリーをたくさん見た。
>でも『幸』『愛』などに交じって、『酷』という字があってビックリ。
>意味を尋ねると、『COOLって意味でしょ?』と言われた。冷酷→冷たい→COOL?」など、苦笑せずにおれない目撃談も聞かれ、言葉の壁はやはり高いよう。

漢字を使用する民族は、日本人だけではない。むしろ、漢字文化では中国語よりも日本語のほうがマイナー社会。外国人の漢字間違いを指摘する場合、日本語の漢字だけの知識で判断しないほうが良さそうだ。
日本人にとって、言葉の壁はやはり高いよう。

でも…、日本人にとって、“酷”をCoolというのは、違和感はあるよね…

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