孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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航空母艦(重航空巡洋艦) キエフ

2012年11月19日 01時01分01秒 | 旅行(中国)
10月に横須賀で護衛艦のいせに乗ったので、久しぶりに天津のキエフを見たくなり、11月18日(日)天津へ出かけてきた。

天津南駅から新幹線で天津駅へ、そして地下鉄9号線に乗り換えて終点まで行く。
地下鉄は約1時間で運賃は9元でした。

新幹線の窓に装備されている非常脱出用のトンカチ


地下鉄9号線


こんなコインのようなものが乗車券。電子チップが入っている。


タクシーに乗り換え、空母のある天津滨海新区航母旅游区に到着
入場料は160元。 高ッ!! ま、しょうがないか・・・


空母の全景は大きすぎて写せませんでした。
キエフの性能は、
基準排水量 36000トン 満載排水量 43500トン
全長 273m 全幅 32.7m 喫水 9.5m
フライトデッキ 全長180m×幅20m


レーダー(左側のレーダーが動いていました)
それらしく見せるために動かしていただけですが・・・


キエフのオペレーションルーム
なんせ1980年代の艦ですから、電子機器の感じは古いです。 しかもソビエトの船です・・・


以前来た時は(数年前)マネキンは無かった気がします。


未改修の部分はこんな感じでボロボロです。


「中国ではお約束!!」の抗日教育 日本軍のヘルメットや手りゅう弾




甲板に上がってみました。 夕方だったのでノスタルジックな雰囲気


76mm連装砲


艦首から艦橋をながめる




対空ミサイル


対艦ミサイルが顔を出していました
SS-N-12サンドボックス連装発射筒


65口径30mm6連装CIWS
1分間に6000発を打つことが出来ます。


甲板
搭載機は
Yak-38 (短距離垂直戦闘機)
Ka-27、Ka-25 (ヘリコプター)


離着陸の指示ブースかな?


こんなお土産売ってました
パッケージを良く見ると、艦橋の位置が、一番上と2番目のパッケージでは逆。
艦橋が逆と言うことは、航空甲板の位置も逆。
おもちゃと言えども、安易でいい加減な中国らしい・・


こんなお土産も売っていました


逆ルートで天津駅まで戻りました。 新幹線のチケットは満席で2時間先のチケットしか買えませんでした。 しょうがないから、天津駅前の夜景を散策。




天津駅構内の吉野家で牛丼(じゃない、なに丼??)を食べ、時間をつぶす。
食べていると服務員が掃除をはじめ、椅子を片付けだしました。
そんなことでクジケル私じゃないので、ずーずーしく席に座っていました。



2時間前待って北京行きの新幹線で帰ることが出来ました。


キエフは第2次世界大戦時代の航空戦艦のような思想が残ったかなり古い艦。
空母に強力な対艦ミサイルを搭載したり、何でもありの艦。
航空機もカタパルトが無いため、装備が貧弱な垂直離着陸機しか搭載できなかった。
よってヘリコプター空母をチョッとだけ進化させた船と言ったところか・・・

ま、それなりに見るところはあるので、2度目の見学であるが面白かった。

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