孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

ISO9001 新・解体新書

2009年04月26日 23時55分29秒 | 良書紹介
今日の東京はいい天気でしたね。 昼間はコンビニで買った弁当を青空の下、公園のベンチで食べました。公園に遊具があり、チョット構造を確認。 ボルト類は子供が怪我をしないようカバーをして安全性を確保している。 ウンウン、安全面での構造的には良くできている。 しかし、公園で弁当を食べて休んでいても、この公園に来るのは大人(弁当を食べている人ばかり)で子供の姿は全く無い。弁当をためている女性の姿はあっても、お母さんの姿は見えない。 公園の前は大きな道路で車の通行も激しい。はたして、幼児を遊ばせる場所として、大きな道路に面したこの小公園は場所として適切なのだろうか? と、考えると、この遊具は必要があるのだろうか? いや、必要があるとした場合でも、出口(道路)に面した側に設置するのが適切な配置だったのだろうか? もう一度、周りを見渡すと、四ツ谷のこの付近には生活の臭いが無い。道路に面した店は生活に必要な店は少ない。 今日は日曜日なんだけど、コンビニはサラリーマンが弁当を買う姿はかり。 平日だったら、弁当を買うサラリーマン・学生(近くに上智大学)であふれているんだろうなぁ。遊具のそばで鳩が遊んでいた…



夕方に、成田空港に向かった。 写真は東京駅で入線してくるNEX。


 NEXの中で読書をした。 岩本威生著の“2008年版対応 ISO9001 新・解体新書”を読んだ。ISO9001 2008年版改定の情報が著者とイソノ氏との読みやすい対話形式で書かれている。ところどころにあるイラストも効果的だ。 ISO9001の2008年版の規格書はまだ読んでいないけど、この本を読めばどのような改定があったのかが頭に入る。 ISO9000関係者にはお勧めです。
文中にあった、久米元東大教授の言葉も印象的だった。
 
> 本来外部の顧客のための品質システムを企業の
> 都合で分割した結果、供給者の品質システムが
> あっても一貫して保証されない品質システムは、
> たとえ一部がいかに優れていたものであっても
> 外部の顧客から見れば欠陥システムなのである。

うーん、反論できない。 いや、反論は出きるのだが、その反論は顧客視点の反論ではなく社内の事業本部制とかカンパニー制といった社内制度に属している内部の人間どうしの弁護でしかない。組織の枠を超えてISO9001認証するためには、経営者が本気になって品質システムに取り組まなくてはいけない。

満席の北京に向かう機内でも、この本を読んだのですが、狭い機内でしかも満席。空中小姐は美人だったなぁと感じながら視線は本と空中小姐を交互に見ていたのだがいつの間にか睡魔が来た。気が付いたら、北京の空港に落地していた。

 2008年版対応 ISO9001 新・解体新書
 岩本威生著  日刊工業新聞社 
ISBN978-4-526-06248-3 C3034 2200E

ISO9000関係者はじっくり読む事をお勧めする本です。


で、無事に北京について、昼間四ツ谷で買った草団子を食べた。 美味しかったので3本ペロリと食べた!!

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