孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

故宮 水晶宮 Part 2

2013年06月30日 04時37分05秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
故宮のこの場所は火事や落雷が多かった場所で、そこで“火”を鎮めるために“水”の施設を作ったとも言われている。 また、数少ない文献によると、最後の皇帝の溥儀(愛新覚羅 溥儀)が幼い時に未完成のこの水晶宮を訪ねたとの記述がある(らしい)。
この水晶宮、完成していれば、中国で最初の水族館になったのだろう。
その水晶宮に幼い溥儀が来たということは、水族館としての役割が出来ていたのかもしれない。
そんなタイムスリップをしながら故宮の中で一見場違いな謎の建築物の水晶宮を30分ほど眺めていた。

中はトタン板で囲われ見えないので、カメラを青いトタン板の上から差し出して撮影
水晶宮の正面 建物への橋を渡り入口


正面


その橋と入口の様子、地下室があり、地下室には大きな窓がある。
つまりこの堀の場所に水をたたえて水族館が出来上がるのでではと創造。水を満たし、大きな魚が悠々と泳ぎ、それを幼い溥儀が眺めたのだろうか。






窓ガラスには大きなガラスが(きっと水圧に耐える作りだったのだろう)


廃墟となった屋根




鉄骨のボルト1つ眺めても当時の時代を感じた。


建物を良く見ると、壁のもようが美しい