孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

故宮 水晶宮 Part 1

2013年06月27日 02時02分02秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
6月22日(土)、故宮博物館内の凸版印刷のデジタル研究所のVR(バーチャルリアリティ)画像を見学する機会があった。 このデジタル研究所は故宮博物館と共同で故宮の文化遺産をVRで保存している研究所で、VRの見事さには圧倒される。
今回見学させてもらったのは故宮の水晶宮などで、水晶宮のVRはまだベータ版といったところで、まだ一般公開していない内容を特別に試写していただいた。

凸版印刷のデジタル研究所のシアター 
(故宮博物館内ですが、一般客が立ち入れない場所にあり特別の許可が必要です)


故宮の中に西洋建築があるなんて知らなかったし、しかも未完成の建物が保存されている。
VRの世界では、それが完成したと想定した世界を見せてくれ感動した。

VRを見た後、実際の水晶宮を見てみたくなり、故宮博物館に入場した。
(先ほどの研究所は、特別の許可が必要ですが無料、今度は許可は要らないけど入場料が必要・・・)

大和殿など有名どころの建物はささっと通り越して、ここら辺かなとあたりをつけ小さな建物の中を探しまわるとビンゴ!!

水晶宮の前


水晶宮がある門


そして門を入るとトタン板に囲まれた異様な白い建物(故宮には場違いな)が目に入った。
建物というよりは廃墟で不気味さが漂う。
建物は未完成のときに辛亥革命によって破壊されたらしいのだが、当時の詳細な記録も建物の図面も残ってはいないそうだ。


さてさて、水晶宮を近づいて見学した様子はPart 2で・・・