台湾に行ってきましたPart 2（第2日目の1）

この日は妹が合流するので、ホテルも移動。なので朝ごはんを食べに行く前に、一度スーツケースだけ預けに行き、その後大好きな『阜杭豆漿』さんへGO！7時45分くらいに到着したのですが、この日は早朝ランニングのイベントがあったらしく、ランナーのグループが何組も混ざってました。だから、いつもにも増して長蛇の列！あまりの列の長さに現地の人でさえ、スマホで並んでる人たちの様子を動画撮影してたくらいです。


それでも待つ価値はあるって分かってるから、忍耐強く待ちました、1時間15分！やっと順番は回ってきたけど、ひとつ残念だったことが・・・。いつもは厨房で厚餅の生地を練ったり、切ったりしている若旦那の姿がどこにも見えなーい。私、秘かに若旦那ファンなのにぃ～（泣）。さらに、いつも厨房と注文カウンターの横に椅子を置き、スタッフの様子をジッと観察していた大旦那の姿もなし！大旦那さん、体調でも崩されたのかしら？頼まれたわけでもないのに、勝手に心配しちゃいました。

脱線しましたが、とにかくやっと朝ごはんを受け取り、さぁー食べるぞ～と思ったら、そのランナーグループが幅を利かせ過ぎてて、今度は席がない。仕方なく、椅子はないけれどカウンターにすき間を見つけたので、立ったままいただくことにしました。立ったまんまでもおいしいものはおいしい！


まずは、あったかい甜豆漿。


絞りたてだけど、大豆臭さは全くなく、本当にここの豆乳は絶品だ！お砂糖の量もちょうどいいんですよね～。

そして、厚餅。


写真を撮る方向を間違えたけど、中に卵焼きが挟んであります。私、甘い卵焼きは好きじゃないので、ここの塩で味付けした卵焼きは好み。炭火で焼いたパンの風味との組み合わせが良いんです。

これも大好物の蛋餅。


必ず頼むひと皿です。お醤油をちょろっと垂らして食べるのがたまらない！

本当に大好きなんです、ここの朝ごはん。トータルで優に10回以上食べに来ているくらいです。今回もお腹がはち切れそうなくらい、満喫しましたよ。ごちそうさまでした！【甘豆漿25元、厚餅28元、蛋餅28元】

台湾に行ってきましたPart 2（第1日目の3）

そんなこんなで搭乗前、搭乗後とつまずきながらも、台湾の桃園国際空港には予定通りの時間に到着できました。入国審査は中国籍のパスポートを持っている人、外国籍の人と分かれて行われるので、もちろん私は外国籍の人用の長蛇の列に仲間入り。しばらくして、ふと背後に落ち着きのない人の気配を感じて振り向くと、なんとそこにトシオがいたー！トシオはチェックイン前に、私が2人組の女の子の後ろにいたのに気付いてたはずなので（私、赤い縁のメガネをかけてたもんで・・・）、ここで話しかけられると面倒くさいから、気付かれないように断固として背中を向け続けていたのですが…『あれ？なんで台湾人のトシオがここにいるんだ？』という疑問が。どうやら東京と台北を行き来してるようなことも言ってた割には、要領があまりよく分かってらっしゃらない様子。その後、しばらくしてやっと間違いに気付いたようで、正しい場所に移動してたけど、心の中で『トシオちゃん、しっかりして！』と思ってしまいました。

その後、ターンテーブルのところでも、気付けばトシオが隣りにいたし、もうトシオでお腹いっぱい（笑）。

さて、空港からはリムジンバスで市内に向かったわけですが、来るたびにどんどんきれいになっている桃園空港にビックリ！リムジンバス乗り場もすっかり変わってました。だけど空港内の案内がとても分かりやすいから、台北駅行きのバスにもスムーズに乗り込め、ひと安心。

初日のホテルは台北駅から徒歩で15分くらいのところにある『城美大飯店』。古いビジネスホテルって感じだけれど、場所的に便利だからお世話になるのは3回目。この日は1人だからシングルルームを予約していたんだけど、チェックインの時に「お部屋、グレードアップになってます。」ということで、ダブルのお部屋を使えることになりました。やった～(^_^)v。トラブルの後には良いことが待ってるのね！


この時点で既に18時半。19時半にオーストラリアでクラスメートだったお友だちと会う約束をしていたので、スーツケースだけ部屋に置いて、急いで待ち合わせ場所へと向かいました。待ち合わせ場所は彼女がオーナーをしている美容室。行くのは初めてだし、その美容室がある永春駅で降りるのも初めて。でも案外、すんなり到着できました。やったー！

台湾の美容室に足を踏み入れるのは初めて。しかもお客さんじゃないからドキドキしたけど、彼女の同僚がすぐに対応してくれ、かれこれ13～14年ぶりの再会を無事に果たすことができました。留学時代は元気な女の子という印象だった彼女が、今やネイリスト&美容室のオーナーなんて☆。立派になった彼女が誇らしかった～。

そう言えば、私、おみやげにちゃっかりアルケミストのCDを持って行きました。「日本の歌手が私の名前とサインを書いてくれてる～！」って、とっても喜んでくれて、その姿を見て私も喜んで。本当に嬉しかったな。


彼女からはパイナップルケーキ、そして『金仙魯肉飯』というお店で晩ごはんをごちそうになりました。ちょうど美容室に向かう途中に、お持ち帰りする人たちの行列ができていたから、興味を惹かれていたお店。さすが、友だち！干支が一周するくらいぶりの再会なのに、私が好きそうなもの分かってくれてる。


店名にもなってる魯肉飯、彼女オススメの炸蝦巻、油豆腐、燙青菜、そして魚丸湯をいただきました。やっぱり台湾のごはんは美味しい！さっそく、そして遠慮なくお腹パンパンになるまでいただきました。


ご飯後はお店に戻り、ネイルをしてもらいながら、台湾名物（？）の座ったままのシャンプーをしてもらい、極楽極楽～。人生初ネイルにも興味津々だし、シャンプーは頭皮だけでなく首肩のマッサージまでしてもらえるので、これぞお姫様気分というものです。お友だちとスタッフさんに感謝です！楽しかったよー☆。


そして、ホテルに帰る前に、烏龍茶のミルクティーを買って、初日は終了したのでした。

台湾に行ってきましたPart 2（第1日目の2）

無事に乗り込んだ今回のエアラインは、トランスアジア（復興航空）。関空発のはジャンボ機だったらしいけど、成田発のは座席が3列－3列の150人乗りくらいのちょっと古めの飛行機。ひとりひとりにスクリーンなんてなく、ところどころに設置されたテレビ画面に映される映画を見るしかない。音楽のチャンネル数も6つほど。なんだかちょっと懐かしい感じの古さ。

短いフライトだから、別にそれでも構わないけど、なんとイヤホンの使い方に戸惑いました(^^;;。プラグの先っぽがコンセントのように2股だったし、挿し口にも2つ穴があったのでそこに挿そうしたら挿さらない！




右隣りに座っていた台湾人の女性も同じタイミングで同じ行動を取っていて、あまりの挿さらなさ具合にふたりで顔を見合わせて爆笑(^O^)。ふたりして何度か挑戦したものの挿さる気配は一切なし！すると、寝てたかと思っていた左隣りの日本人男性が「ちょっといいですか？」と私のイヤホンを手に取り、バンザイ状態だったプラグの片っぽを90度曲げ、手先をピーンと伸ばしたYMCAのCみたいな状態にして下さいました。もちろん、台湾人女性と私は「お～！」と声をあげた次第で(*^^*)。まさか、一本足にして1つ穴の方に挿すなんて思わなかったもの。




で、無事に挿すことはできたんですが、今度は音が出ない。ということで、ふたりして今度は音量△のボタンをバンバン押してたんですが、どうやらその時点ではまだ音を流す準備ができてなかったんですね。その後、急に私たちふたりのイヤホンから大音量が流れ出し、ふたりして慌てて音量▽ボタンを連打しました。はー、耳が壊れるかと思った！

機内食はポークかチキンの選択で、順番が回ってくる前から親子丼のような匂いがしたので、チキンを選びました。だって、どんぶりものの中で一番好きなのが親子丼ですからね。実際フタを開けたら、茶色けれど親子丼っぽいものが入ってました。ちょっぴりご飯が柔らかめだったけど、なかなか美味しかったですよ。

台湾に行ってきましたPart 2（第1日目の1）

シルバーウィークを利用して、1年9ヶ月ぶりに台湾へ行って来ました！これがハプニングだらけの旅だったんですよー。

まずは初日。出発2時間前ピッタリにチェックインが始まりました。私の前には20代らしき女の子の2人組、そして彼女たちに話しかける台湾人のおじさん。（坂田利夫さんにちょびっと似てたので、以後トシオと呼びます^^;。）

最初は夜市の名物をメモしてあげたりと、トシオは親切そうな人だったけど、彼女たちが台湾到着後に空港から自力で市内に向かうと知ると「じゃ、私も一緒に行こうかな」とポツリ。そこまでは良かったけど、飛行機も3人で座ろうと言い出したのです。トシオの強引さに断るに断り切れない彼女たちをよそに、スタッフさんにとっとと「私たち一緒。3人同じお席（←この言い方はかわいかった！）にして下さい」と告げるトシオ。でもスタッフさんも何かおかしいと思ったんでしょうね。彼女たちに「お知り合いですか？」と質問。彼女たちもホッとしたように「さっき出会ったんです」と答える。そしてスタッフさんが「ご一緒で大丈夫ならいいですけど、本当に宜しいんですか？」と念押し。そのやり取りを見て、トシオがスタッフにブチ切れる！というのが目の前で繰り広げられてたんです。トシオの怒りぶりったら、そりゃハンパなかったです（汗）。「あなたじゃお話にならないから、上の人呼びなさい！」とまで言ってましたからね。

そのゴタゴタを横目に、私もチェックイン・・・しようと思ったら、カウンターのスタッフさんが何となく慌てた様子に！何度も何度もキーボードを叩いたあげく、その方から発せられた言葉は「お客様の予約がキャンセルされてるようなのですが…」。えっ！？

今までも旅行会社は通さずに、自分で航空券とホテルは予約してたけど、何もトラブルは起こったことがありません。ただ、今回のオンライン予約会社を使うのは初めて。でも結構大手なんですよー。出発前日にも旅程が確認のために送られてきたし、意気揚々と成田空港へ向かったわけなのに。


そこから3～4人のスタッフさんがバタバタ。すぐには解決しそうにないのか、私は別カウンターの前に椅子を用意され、そこで待機です。でも『なんとかなるやろ～。』と私自身は妙に落ち着いていました。

すると次に背が高くて、いかにも『仕事ができます！』という雰囲気の台湾人の女性スタッフさんが来られて「これは◯◯様のせいでも、私どものせいでも、オンライン会社のせいでもなく、システムエラーが原因です。私の心配は今日のことではなく、帰りのフライトです。ここでは私がケアして差し上げられますが、台湾では・・・。しかもシルバーウィークで席は満席です。私が今から台湾へ連絡を取りますので、少々お待ち下さい。」と言い残すと、颯爽と携帯電話片手にカウンターに戻られました。その後20分ほどしてから、とりあえず私が元々予約していたフライトと同じものに仮予約を入れてあること、但し到着翌日に本当にその便に乗れるか確認が必要なことなどを告げられました。

なので、もし行けてもちゃんと帰って来れるか怪しげな感じだったんですが、私の心配は翌日に関空から同じ航空会社の飛行機で台湾へ飛ぶ妹のこと。私が予約してたし、妹は一人で飛行機に乗るのは初めてだから、同じことが起こったら卒倒するんじゃないかと（笑）。だから、妹の席は大丈夫かと他のスタッフさんに聞いたら、調べられるけど個人情報だから何も返事をできないと言われ、チーン(~_~;)。でもきっと大丈夫と、出発前の妹には何にも知らせないことにしました。

それと同時進行で別のスタッフさんから「英語か中国語を話せますか？」と質問され、なぜそんな質問をされるのか分からないけれど「英語であれば少し。」と答えたら、非常口近くの席が用意できたとのこと。何か非常口から脱出をしなければならないような事態になった時のために、その飛行機では英語か中国語での指示が理解できる人でないと、その席には座れなかったらしい。でもそんな事態になったら、私、冷静に英語を理解できる自信なんて全然ないですよぉ。とにかく、そんなわけでスタッフさんたちのキビキビした対応により、一応台湾へは旅立てることになったわけでした。

が、その後、搭乗手続きで航空券を渡したところ、なぜかエラー音が！でも、これはわざとスタッフさんたちがそうしてたみたいで、その音を聞きつけた途端「◯◯様、帰りのフライトも無事に席がご用意できました。現地で確認の連絡を入れる必要もございません。元々、オンライン会社から届いている番号でお乗りになっていただけます。」という吉報を、搭乗口まで移動していた、あの仕事ができそうなスタッフさんから知らされました。私が手荷物を預けた後もずっと奮闘して下さってたんですね～。おかげで何の心配もなく、機上の人になれたわけです。続く（笑）。

草笛の野菜天ざるを食べました

7ヶ月ぶりに長野県上田市に行ってきました。一昨年までは一度も行ったことがない場所だったのに、気付けばこの1年で3回目。上田に行く一番の理由はアルケミストを追っかけてなんですけど、それだけでなく行く度にどんどん好きになれる街なんです。

前回、上田に行った時には『刀屋』さんでおそばを食べ、そのコシの強さと大盛り具合に驚いたんですが、今回は別のお店でおそばをいただき、これまたいろいろ驚いたのでした。

今回、訪れたお店は『草笛』さん。


上田駅から歩いて15～20分のところにある、結構大きな店構えのお店です。なので、お店を入った左手にあるおそばを打つ場所では、2人の職人さんが同時におそばを打っていらっしゃいました。私がおそばをあまり食べ慣れていない＝数えるほどしかおそば屋さんに行ったことがないからかもしれないけれど、2人が同時におそばを打っているのを見るのは初めてでした。

草笛さんは、前から一度来たかったお店。アルケミストも何度か食べに訪れているお店だし、くるみだれで食べるおそばが美味しいと聞いていたから。

そこで今回は野菜天ざるを頼み、追加でくるみだれを付けていただきました。


それにしても、ここでもおそばはてんこ盛り！


これでも並サイズなんですよ～。1人前400グラムあるんだとか。そして野菜天の右手前にあるのが、くるみだれです。

刀屋さんのおそばよりは細いけれど、こちらのおそばも一般的なおそばよりもコシが強いです。でも、どこか上品さを感じるおそばで、キリッと冷えていて食感はツルン。

一緒に行ったお友だちとも話していたんですが、めんつゆもおいしい！しょっぱすぎないんです。よくあるめんつゆは、醤油のしょっぱさが強かったりするんですが、ここのめんつゆは丸みのあるお味。

そして、くるみだれ。これ、本当においしい☆。そのままだと固いのでめんつゆで少しのばして食べるんですが、甘くてコクがあってたまらないおいしさ。最後にそば湯で溶いて飲んだ時なんて、至福のひと時だと思ったくらい。でも、甘いのが得意ではない人にはオススメはできないかも。

それから天ぷらの美味しいこと。かぼちゃ、ナス、にんじん、まいたけ、ピーマンにかまぼこの6種類の天ぷらがついていたんですが、どれもサクサク。まいたけなんて、きのこのジューシーさが薄い衣の中にギュギュと詰まってましたよ。天ぷらなのに油っこさはなく、軽いんです。それに驚いたのが、かまぼこの天ぷら。かまぼこを天ぷらにして食べるのは初めてだったんですが、意外なおいしさにビックリ！かまぼこをそのまま食べるようなぷりんぷりん感ではなく、もう少しやわらかいんです。ピッタリの表現が見つからないんだけれど、つきたてのお餅みたいな感じかな。もちろん、お餅みたいに伸びたりはしないんですが。

いや～、本当におなかいっぱいになりました。こんなに量があるのに野菜天ざるは1100円なんですよ。くるみだれは340円するけれど、その価値は十分ありです。天ぷらはいらないけれど、くるみだれのおそばも食べたいって人には、くるみそばがオススメです。くるみそばにはめんつゆとくるみだれの両方がついてくるそうで、お店の人気メニューなんですって。ちなみにおそばの量は小盛りにもできますよ。