子どもの頃、くじらは給食にも出たし、おうちの食卓にもたまに出ました。その頃は岡山県に住んでいて、京都から来た伯父が「まだ鯨のお刺身、売ってはるんやなぁ。」なんてことを言っていたのを覚えているので、もしかすると岡山では大きな都市よりもくじらを手に入れやすかったのかもしれないです。
大人はくじらをおいしいと思っていたのかもしれないけれど、子どもの私にとってはそんなにおいしいものではなかったかも。給食で出た揚げたくじらをオーロラソースで合えたものにしても、おうちで出てきた生姜煮にしても、やはりくじらの味がちょっと強くて、しかも結構噛み応えのあるお肉だったから、出されたら食べる程度。くじらベーコンやコロは出されても食べなかったですね。あの独特の味がダメでした。
でもひょんなことで、くじら専門店でランチをすることになりました。お店は渋谷にある『元祖 くじら屋』さん。前からお店の前は何度か通ったことがあるんですけど、入ろうとは思わなかったかな。知り合いの80歳くらいのおじいちゃんが、昔よく食べに行っていたみたいで、以前「まだ道玄坂にくじら屋はあるかな?」なんて、とっても懐かしそうにお話をしてたくらいだから、ちょっと敷居が高い気もしてたんですよね。
だけどランチは1000円からありました。から揚げ定食もあれば、お刺身定食やステーキ定食もあり、私は日替わりにしてみました。
この日の日替わりは、天ぷら定食。

メインのおかずに鯨汁、サラダ、香の物、小鉢がついてきます。
そう言えば、くじらの天ぷらがあるのは初めて知りました。でも出てきたものを見たら、天ぷらというより竜田揚げのよう。千切りキャベツもたっぷりです。

うん、味はくじらだ・・・当たり前だけど(笑)。でも子どもの時に食べた時よりは、私の味覚が鈍くなっているんだろうし、味の想像もついていた分、食べやすいと思いました。もちろん専門店だから、一番おいしい調理法をご存知ですもんね。お肉も柔らかくてびっくりでした。
そしてもう一品、くじらが入っていたのが汁物。薄く、細~く切ったものがお味噌汁の具となっていました。

私、コロも苦手でした。こうやって書いてると、とっても好き嫌いの多い子みたいだけど、好き嫌いはほとんどない子でしたよ。コロは皮の部分の油を絞ったかすを乾燥させたもの。だから食感もスポンジみたいで、とにかく味が言い表せないくらい強気な味なんです。動物臭いと言えば動物臭いし、油臭いと言えば油臭いし、何なんでしょうね。でもこのお味噌汁に入っているのは少量だったし、割とおいしくいただけました・・・が、お椀の底に残っていたものを飲み干した時は、昔の苦手意識を思い出すような味が口の中にちょっと広がりました。大人になったらおいしく感じるのかとも思っていたけれど、どうやらそういう問題じゃなかったのかも。
でも全体的に予想以上においしくいただけました。
それから驚いたのは、お客さんに若者が多かったこと!年配のサラリーマンばかりじゃないかと思っていたら、OLさんグループにカップル、地方から出てきた若者なども多かったですよ。さすがに外国人は見かけなかったけど。
ということで、貴重な体験をさせていただきました
。
大人はくじらをおいしいと思っていたのかもしれないけれど、子どもの私にとってはそんなにおいしいものではなかったかも。給食で出た揚げたくじらをオーロラソースで合えたものにしても、おうちで出てきた生姜煮にしても、やはりくじらの味がちょっと強くて、しかも結構噛み応えのあるお肉だったから、出されたら食べる程度。くじらベーコンやコロは出されても食べなかったですね。あの独特の味がダメでした。
でもひょんなことで、くじら専門店でランチをすることになりました。お店は渋谷にある『元祖 くじら屋』さん。前からお店の前は何度か通ったことがあるんですけど、入ろうとは思わなかったかな。知り合いの80歳くらいのおじいちゃんが、昔よく食べに行っていたみたいで、以前「まだ道玄坂にくじら屋はあるかな?」なんて、とっても懐かしそうにお話をしてたくらいだから、ちょっと敷居が高い気もしてたんですよね。
だけどランチは1000円からありました。から揚げ定食もあれば、お刺身定食やステーキ定食もあり、私は日替わりにしてみました。
この日の日替わりは、天ぷら定食。

メインのおかずに鯨汁、サラダ、香の物、小鉢がついてきます。
そう言えば、くじらの天ぷらがあるのは初めて知りました。でも出てきたものを見たら、天ぷらというより竜田揚げのよう。千切りキャベツもたっぷりです。

うん、味はくじらだ・・・当たり前だけど(笑)。でも子どもの時に食べた時よりは、私の味覚が鈍くなっているんだろうし、味の想像もついていた分、食べやすいと思いました。もちろん専門店だから、一番おいしい調理法をご存知ですもんね。お肉も柔らかくてびっくりでした。
そしてもう一品、くじらが入っていたのが汁物。薄く、細~く切ったものがお味噌汁の具となっていました。

私、コロも苦手でした。こうやって書いてると、とっても好き嫌いの多い子みたいだけど、好き嫌いはほとんどない子でしたよ。コロは皮の部分の油を絞ったかすを乾燥させたもの。だから食感もスポンジみたいで、とにかく味が言い表せないくらい強気な味なんです。動物臭いと言えば動物臭いし、油臭いと言えば油臭いし、何なんでしょうね。でもこのお味噌汁に入っているのは少量だったし、割とおいしくいただけました・・・が、お椀の底に残っていたものを飲み干した時は、昔の苦手意識を思い出すような味が口の中にちょっと広がりました。大人になったらおいしく感じるのかとも思っていたけれど、どうやらそういう問題じゃなかったのかも。
でも全体的に予想以上においしくいただけました。
それから驚いたのは、お客さんに若者が多かったこと!年配のサラリーマンばかりじゃないかと思っていたら、OLさんグループにカップル、地方から出てきた若者なども多かったですよ。さすがに外国人は見かけなかったけど。
ということで、貴重な体験をさせていただきました
