今日は寒いですね。
逃げられない冬を感じさせます。
よそで作ったらしいメガネが合わないとお客様来店。
合わない場合、基本その店のアフターフォローということになります。
しかしいろんな事情でこちらに回ってくる場合があります。
今回見たのは老眼鏡で、度数云々よりレンズ中心が合っていない問題がありました。
普通レンズは、遠方、近方それぞれ見たときの瞳孔間距離に光学中心を合わせます。
(そうでないケースもあります)
ところがフレームが大きいと(凸レンズの場合とくに)それが出来ない場合があります。
その対処として、フレームを変える、レンズ中心をずらし特別注文するなどあります。
レンズの場合期間と費用がかかります。
それらをやらないで、度さえ入ればいいとやってしまうと今回のようになります。
短い時間なら感じないこともあるのですが、基本的にはしっかりあわせなくてはいけません。
「たかが老眼鏡」とはよく言われるのですが、近くの作業が多くなった現代社会、
その時間が日常である、と考えていただいて、
「たかが…」とは思わないで頂きたいです。