いよいよ塗装に入る。塗ったら最後、修正はきかない。塗装の方法だが普通にスプレー缶でと思ったが、またもやヤ〇オクにからめとられる。
こいつを使えばスプレー缶のように途中で足りないとかなく済みそう。しかもきれいに仕上がるかもとの思いでクリック。やってきたのは中古といえど、ひどい塗装まみれ。しかし、ここまででいろんな神経が破壊されているので、「まあそうだろうな」ぐらいに思いこむ。
塗装の濃度を調整し、カットした木材に向けていざ発射!
ブ~ン!!…ビチョチョ
「⁈変な音と感触」
状況をつかもうと視線を視線を動かす。きれいな霧状に発射されるはずが、3つぐらいの塗料の塊が木材の上に落ちている。さらに自身をキャンバスとし、アクションペインティングされてしまっていた…。手元で手りゅう弾が爆発した気分。しばし茫然。…そして一言つぶやいたのち、作業に戻る。(この間の時間は不明)
結局、刷毛という原始的な方法でぬりぬりすることに…。
ちなみにヤ〇オクが悪いとか、中古が全てダメとか言いたいのではない。かといって中古の見る目のないことをこの時点で認めたくもない。このとき上でつぶやいた言葉は、今思い出しても驚きのワードが自分の口をついていたのである。
「全部コロナが悪い…」
続く。