シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

イエスの少年時代

2017-04-06 21:57:13 | 読んだ本
「たとえあのナザレのイエスが今この地上に戻って来たとしても、たぶん地上でもっとも評判の悪い人間となるでしょう。特にイエスを信奉し師と崇めるキリスト教徒から一ばん嫌われることでしょう。」『シルバーバーチの霊訓3』

『霊界通信 イエスの少年時代』という本を読んでます。

この本のイエス大好き!!

キリスト教のイエス像って、なんだかなあ。
ビジュアルがあまりにも女性向けだし、母親は聖母だし、美しい青年の出生には不思議が満ちあふれ、奇蹟を次々を起こして神の言葉を語り、迫害されて磔刑なんて、なんかドラマだわ。デコりすぎ。

この本のイエスは、劣等生の極みなの。
放浪ばかりするから、家族にも疎まれるし、学校でも居眠りばかりしてるし、友達には苛められてるし、先生や周囲には馬鹿扱いされるし、手先も不器用で家業の大工仕事も上手くない。弟のトマスがハンサムで超体格いいのに、イエスは貧弱で浅黒くいつもオドオドしている。
おまけに父のヨセフは単純な男で、イエスを嫌う偉い方の指示で、イエスを棒でぶちのめすばかりしているの。

イエスは、俗世の才能で民衆を引きつけることなく、唯一 霊力で奇蹟を起こし、霊的真理を語ることで人々の魂を救い続けたの。
どこまでも霊的な人だったんだ。

シルバーバーチだって奇蹟や証拠に訴えることなく、自分の素性も明かさず、霊的真理だけをひたすら述べているの。
「さらに私は、地上時代の姓名を絶対に明かさないという重荷を自ら背負いました。仰々しい名前や称号や地位、名声は持ち出さず、私が述べることと態度で私という存在を判断してもらいたいと思ったのです。」『シルバーバーチは語る』

高級霊になればなるほど、世俗的に価値があるものを携えないはずだと確信。
もし、才能をいっぱい持って産まれてきても、きっとひけらかすことなどしないだろうな。
特に霊的真理を普及させる天命を持った人は。
そう思わせる一冊です。


出典先
イエス・キリストの姿を再現したのは、元マンチェスター大学の研究者で医療アーティストのリチャード・ニーブ(Richard Neave)。彼は犯罪捜査などで使われるフォレンジック技術という技術を使用して、骨格の再現をおこなった。
しかし、イエス・キリストの遺体は現存していないため、イエスが住んでいた当時のイスラエル・ガリラヤ地域に住んでいた複数のユダヤ人の頭蓋骨を元に、コンピューターを使用して平均的な骨格を導き出したのである。
イエスが30歳頃まで大工として野外で仕事に従事していた経歴、聖書学者の意見などを集め、法医学と考古学的証拠を元にその容姿を再現。
その結果、本当のイエス・キリストの容姿は、広い顔と薄茶色の瞳を持った容姿。短い巻き毛に髭を生やした浅黒い見た目だったという。また身長は約150センチほどだったとみられている。

これが本当のイエスらしい・・・・わおっ
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