先週ずっと日本出張だったこともあって、ブログ更新がままならず・・・。
やっぱり日本に戻ったほうが忙しいので、その点はご容赦のほど。
今日から改めてバリバリ再開です!
今回は、その日本出張時の話題から。
2月20日(月)、東京で無錫市の関連イベントが開催された。
コレ、「無錫旅情」という演歌が発売されて25周年となることを記念したもの。
「無錫旅情」と言えば、「きーーみの知らーない、いーこくのまーちで・・・」で始まる尾形大作氏の歌ですね(若い人は知らないかな・・・)。
30代半ば以降の世代には馴染みのある曲だと思うが、これから25年も経ったと聞かされると、月日が経つのは本当に早いなぁ・・・と。
この「無錫旅情」、確かに日本人に対して無錫市の知名度を向上させるという面では絶大な効果を発揮したことは事実。
ウチのスタッフも「日本で働いていたとき、蘇州や杭州を知らない人は多いのに、無錫はほとんどの日本人が知っていることに違和感を覚えた」とのこと。
確かに都市の格から考えると、無錫のほうが下ですからね。。。
で、無錫市政府としても、この知名度を各種活動で活かさない手はないと思ったようで、ここ10年ほどの間、「無錫旅情キャンペーン」を展開してきた。
その内容は、企業誘致や産業交流、文化交流など非常に幅広く、この点では改めて中国人のしたたかさに舌を巻かざるを得ない。
そんなこんなで、今回は「無錫旅情25周年」、「無錫旅情キャンペーン10周年」、「日中国交正常化40周年」と、全部の周年事業を全て一緒にした感じ。
しかも、無錫市の中に位置する県レベルの4都市も合同でイベントを開催。
この県レベルの理解は難しいかも知れないが、簡単に言うと「大都市の中に存在する子分的な都市」といった感じ。
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では、どんなことをやっていたかと言うと・・・
これは宜興市が主催した企業誘致関連のイベント。
160名ほどが参加していた様子。
ほかにも・・・
IT関係の討論会など、様々な催しが展開されていたらしい。
そして、夕方になると・・・
お決まりの夕食会です!
中国は「食」無しには語れませんから。。。
もっとも、今回の夕食会、規模がハンパじゃなかったです。
会場内は、日中の関係者1,000名超で埋め尽くされることに。。。
筆者たち、当然ながら来賓として参加した(つもり)でしたが・・・、
受付で「リストの中に名前が無い」との回答。
うーん、いつもながらの中国的イヤな展開。
ただ、ここは宜興市関係者が登場し、事なきを得ることに。
おそらく主催者のほうでも、どこまで出席を促したのか、分からないんでしょうね。
一説によると、この1,000名超の会場に入りきれなかった招待客が500名近くいたとの情報もあり、ここまで来ると「あっぱれ」の一言?かと・・・。
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そして、いよいよ夕食会がスタート。
(と言っても、まだ食べられるというワケではなく)
記念映像の放映や日中両国のスピーチが延々と続き・・・、
顧問就任式やプロジェクト調印式なども延々と続き・・・
最後に鏡開きでようやく宴会がスタート。
ここに至るまで、約2時間。。。
筆者にとって、最長記録でした(おそらく破られることはないでしょう)。
しかも、筆者、別の会合を7時半から予定していたので、食事スタートとともに会場を去ることに。
冷静に考えると、何のためにこんなに無理して会場入りしたのか・・・と。
それにしても、これだけの規模のイベントを開催するには相当な経費がかかるのは必至。
これを平気でやってしまうところに中国の恐ろしさがある。
日本では絶対に「無駄遣い」の批判を受けるに決まっていますから。
ただ、規模の問題は別にして、こうしたイベント開催を通じて、改めて「無錫」という街を再認識することも事実。
とかく縮小均衡思考が強まる日本ではあるが、日本の地方都市もこうした手法の中から見習うべき面もありそうだ。
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