<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

中国はB型社会!?

2011-04-19 | 中国社会学
今日はちょっとひと休みして、堅苦しい経済の話から離れたい。

わずか4つしかない分類の血液型で人間の性格を語るのはどうか?という議論はあるものの、書店にズラリと並ぶ血液型の本を見ると、一般社会にそれなりに受け入れられていると考えてよさそうだ。

ご承知のとおり、日本はA型の人口が最も多いA型社会。
日本人が持つ勤勉さや礼儀正しさは、A型に起因すると考えている人も多い。
筆者も同様に感じるところだ。
続いて、O型、B型、AB型の順となる。

対する中国はどうか?
筆者も正確に調べたことはないが、一般論として「中国はB型人間が一番多い」と言われている。
なるほど、そう考えると中国の大雑把さ(よく言えばおおらかさ)や変わり身の早さ等はB型に起因すると考えられなくはない。

とかく日本社会では、B型というだけで一歩引かれることが少なくない。
三番手というマイノリティであることだけでなく、良くも悪くも個性が強いため、秩序を重んじる日本社会では「変人」扱いされることが多いのだ。

しかし、ところ変われば何とやら・・・である。
B型人間が多い中国社会は、当然ながらB型人間にとって決して住みにくい世界ではない。
むしろ日本より生活しやすい環境かも知れないのだ。

例えば、中国人は「イエスorノー」をはっきり言う、無駄なことはしたくない、無駄な付き合いはしたくない、自分にとって心地よい人・利益をもたらす人とはトコトン付き合う等、典型的なB型の行動パターンをとることが多い。

筆者は、日本のビジネスマンから中国での仕事の難しさを愚痴られることがしばしばあるが、こうした場合は決まってB型以外の人が多い。特に、A型の人々は相手の言葉の端々を気にする傾向が強いため、中国人が深く考えずに行っている言動に対して、どうしても敏感に反応してしまうケースが多いようだ。

反対に、B型人間は中国社会での様々なトラブル等をむしろ楽しんでいるようなところがある。深刻な事態に陥っても「なんとかなるさ~」的な考えしかできず、自分も適当にしか行動してないから、相手に多くを求めすぎても仕方ないと考えることが多いB型人間の波長は、中国社会に合っているのだろう。

どうしてここまで断定的なことが言えるのか・・・?
それは、私もB型人間だからなのだ(読み進んでいて分かったでしょうが)。

これからも、ひとりのB型人間として、このとてつもないB型社会を楽しんでいきたい。


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1 コメント

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中国はB型社会 (zuozuomu)
2012-07-16 10:31:26
私も同じ考えでした。ちなみに私もB型です。

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