上海はいま、台風11号一過です。
外はかなり強い雨と風が吹き荒れています。
今日は国内出張の予定でしたが、全便欠航ということで断念。。。
さて、かなり積み残しのテーマもあるのですが、今回は上海ギフトショーの開催状況をレポート。
同ショーは、ビジネスガイド社が主催する展示会。
たしか春と夏、年2回の開催だったような。。。
筆者はバイヤーではないので、特別関係があるワケではないのですが、日本製品に対する反応などを見るには良い機会なので。
まずは、入口の状況から。
割と入場者らしき人たちがいますね。
もっとも、会場が上海マートという卸売施設なので、画像にある人の全てがこのイベントの来場者というワケではなく。。。
しかも、このギフトショー、複数ある展示会のひとつという位置づけ。
「国際館」の一環という位置づけですね。
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早速、国際館のある4階に行ってみると・・・
予想以上に来場者がいます@@@
特に、北海道関係のところには来場者が多かったですね。
もっとも、民間のブースで自治体の出展ではないようです。
ちなみに、コチラは国際館で、ギフトショーのほうは奥まったところに位置。
やっとギフトショー会場に到着。
一応、入場証の交付時と別に手続きをする必要があり、この手続きが終わると色つきのシールを貼られます。
この簡単なシールがあるだけで、入場が可能に。
中の雰囲気はと言うと・・・
今回は、黄緑で統一されていましたね。
真ん中がテーマ性のあるコーナーとなっていて、今回は「千年の古都、京都の逸品」ということ。
なかなかイイ値段の品物が並んでいました@@@
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そのほか、上海万博時に好評を博したタコヤキの「くくる」や石川県の食器類なども出展。
これ以外には、常連と言えそうな日系の貿易会社のブースがずらり。
在庫処分の要素もあるようでしたね。
このあと、地元企業が多数出展するギフト館にも行ってみました。
正直なところ、やはり価格が全然安いです。
しかも、中国のギフト文化に対応した商品が多いというのも象徴的。
以前から言及しているとおり、中国にはまだまだ「大きいもの」や「重いもの」に価値を感じやすい傾向にある。
貰うほうがそれを望んでいるかは別なんですけどね。。。
一方、日本ではその辺りの事情も考慮して、ギフトは「軽くて便利そうなもの」。
相手のことを必要以上に思いやる日本文化、非常に大切なことですが、この中国での商売に合致しているかというと、やっぱり疑問が残るところ。
例えば、とても高価な素材を使った名刺入れやテーブルクロスをギフトにしても、貰った中国人のほうには「ただの布きれ」と思われることも多いようだ。
このあたり、必要以上に「日本製」「日本テクノロジー」と謳うなど、販売側で工夫する余地がありそうだ。
中国はこれから中秋節のギフトシーズンを迎える。
主役は、勿論「月餅」。
でも、ワタシだけではないと思うんですが、今一つ美味しいとは思えない。。。
そのせいか、「月餅」の形をしたハーゲンダッツのアイスクリームが好まれるなど、近年は月餅も西洋化?の道を辿っている。
食文化の変化がこんなところにも影響を及ぼしているようで。。。
中国が「世界の工場」から「世界の市場」に変化する中で、「日本消費財の消費拡大」は大きなテーマのひとつ。
次回以降、引き続き考察を進めていきたい。
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