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2023年いかなごの解禁日は3月4日です

2023年03月04日 05時57分59秒 | 神戸情報
2023年のいかなごの解禁日は3月4日です。
春の風物詩イカナゴのシンコ(稚魚)漁について、兵庫県と大阪府の漁業者らは2月22日、
播磨灘と大阪湾の解禁日を3月4日に決めた。
解禁の目安となるシンコの体長は4cm。

7年連続で今年も不漁が予測されており、シンコが育つのを待って昨年よりも3日遅らせた。

いかなごに関して兵庫県イカナゴ謝恩実行委員会が面白いリーフレットを作成されています。

そのリーフレットよりいくつかを紹介します。

いかなご漁獲量
上の写真はいかなごの漁獲量推移です。
平成29年(2017)以降、今年も含めて極端な不漁が続いています。
平成28年(2016)以前の漁獲量は1万~2万トンあったが、令和3年(2021)は1,467トン、
令和4年(2022)1,665トンと落ち込んだままになっています。
県水産技術センター(明石市)は、今年(2023)の漁獲について「平年を下回る」と予報。
このことから令和5年(2023)のイカナゴ解禁日は昨年よりも3日遅い3月4日となった。
イカナゴの漁獲量については以前ブログを作成していますのでリンクしておきます。

イカナゴの漁法
かつては漁期が1カ月~1カ月半ほどあったが、漁業者は資源保護のため数日~20日程度に短縮している。

いかなごの漁場

イカナゴのくぎ煮の作り方
いかなご1Kgに対して次のレシピが基本
濃口醤油270cc、中ざら砂糖380g、みりん100cc、しょうが25g

我が家では垂水漁協販売所でいかなごのくぎ煮の購入 しています。

これからは過去のブログから「いかなご」に関する写真などの話題を紹介していきます。
上の写真は以前、垂水漁協販売所で掲示されていたパネル
撮影:2012-2-28

上の写真はいかなごの新子(稚魚)で12月に産卵された新子が2月の末から3月はじめに
解禁になり、明石・魚の棚販売されていました。この季節の風物詩になっています。
 撮影:2008-3-3 明石・魚の棚にて

Wikipediaからいかなごの解説を引用させていただきます。
「イカナゴ(玉筋魚、鮊子 Ammodytes personatus)は、スズキ目 イカナゴ科の魚類。
形がカマスに似ていることから、「カマスゴ(加末須古)」と呼ばれることもある。
稚魚は地方により「コウナゴ(小女子)」、「シンコ(新子)」と呼び、
成長したものを「メロウド(女郎人)」、「フルセ(古背)」と呼ぶ。
九州では「カナギ」、稚内では成魚を「オオナゴ」と呼ぶ。
北方系の魚であるため夏には砂に潜って夏眠を行うが、夏眠に適した粒度分布の海砂が
コンクリートの骨材にも適していたため瀬戸内海のイカナゴ夏眠水域の海砂が建設資材として
大量に採取され、瀬戸内海の多くの漁場が壊滅的被害を受けている。」

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