CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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花祭 in 舞子東光庵 on 2015-4-8

2015年04月11日 05時38分36秒 | 神戸情報
花祭は正式には灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれ、釈迦の誕生を祝う仏教行事です
日本では原則として毎年4月8日に行われる。

釈迦(ゴータマ・シッダッタ)が旧暦の4月8日に生まれたという伝承に基づく。
別名として降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)
龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)などがある


花で飾られた花御堂(はなみどう)の安置された
お釈迦様の立像に香水・甘茶などを注ぎ、またいただく行事です。

舞子・東光庵では当日9時から始まり9時30分から青木禅寺の住職による
法要があったようです。


以前に訪問してブログ記事にもした舞子東光庵での花祭の様子を写真紹介します






上の写真は花御堂の飾りつけです。
釈迦如来を意味する なうまくさんまんだ ぼだなんばく
(のうまくさんまんだぼだなんばく)Mantra/Namah samanta-buddhanam bhah
が書かれていました。
御真言の意味---お釈迦さまを始めとする十方の仏さま、どうか私に悟りを
得させてください

Namah.(ナーマハ):真言の初めにつけて、帰命する、お願いします、などの意
        (胎蔵界)
samanta(サマンター):三千世界、全世界、あまねく、などの意
-buddha-na-m.(ブッダハーナーム): 諸仏
bhah.(ブハーハ):釈迦の種字





上の写真は2015年4月8日の舞子 東光庵の遠景。


上の写真は当日(2015-4-8)の石仏。

舞子東光庵について少し記載しておきます。

現地の看板には山田東光庵と表記されています。
この辺りは旧山田村であったので正式名としては山田東光庵が正しいと思うが
舞子東光庵と呼称する。

舞子東光庵は宝暦年間(1751-1763)に創建された尼寺で初代寿仙尼により
東光寺の系列下の臨済宗南禅寺派の庵です。

明石郡四国八十八ヶ所の78番霊場でもあります。

7代存続したそうですが現在は無住で地元の方々が管理委員会の組織を結成し
維持管理されています。後桜町天皇(女帝)の代(在位1762-1769)

当日、お聞きしたら阪神淡路大震災の前から無住状態だそうです。




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