渓流で逢いましょう
フライフィッシングつれづれ日記
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キール・フライ
毛鉤釣川歩き
/
2009-07-13 20:16:57
実は土曜日、の午後から少しだけ尻別に出かけておりました。
シリ研さんが出かけていたので、川の様子をい聞いたところ、濁りは無く
水量も多少増えているとのことなので、、我慢できませんでした(^^;
川に付いたのは2時半頃
流石に土曜ですから、あっちもこっちも車が停まってます・・
最初に入りたいポイントには車が2台
3人のフライフィッシャーが竿を振っています
おそらく、僕の釣りたい場所にも毛鉤を流しているでしょうから、とりあえず場所を移動して、、、
そっちには車が無かったのでそそくさと身支度を整えて川に入ります。
川には散発のライズがありました、、すぐに釣れたのはウグイと虹鱒
駆け上がりのところでたまにライズをする魚は・・・
もしかしたらヤマメだろうか・・という鋭いスプラッシュ。
何度か毛鉤を流しますが・・まったく反応も無く
あきらめかけるとまたライズ
毛鉤を大きくしたり小さくしたり、とっかえひっかえしてもうんともすんとも言いませぬ。
うーん、、 やっぱりスレてるのかなあ・・
などと思っていると
毛鉤で言えば14番程のカディスが水面スレスレをパタパタ・・・
すると、そのライズの主、二回、三回とジャンプを繰り返し、とうとうカディスを食べてしまいました・・・。
やっぱりヤマメ・・8寸程・・
おやおや、、食べる気満々じゃないですか・・
じゃ、カディスを、、といろいろと流すんですけどね
やっぱり食べないんです・・
で、またライズをパシャリ・・
流し方云々は抜きにして
やっこさん、虫と毛鉤をちゃんと見分けてるんですね
うーん、、なんか無いかなと、、スカスカのフライボックスを探してみると
CCDをウイングにしたカディス キールに巻いて2,3回ハックルを巻いて
ボディーの下だけカットしたパターン
これなら如何でしょう・・
と、、ライズを待って、レーンを確認して流すと・・
バシャリ・・と、、多少疑いながらも出てしまいました。
グルグルとローリングで、鼻の先にティペットが・・(^^;
8寸ちょっとのキレイなヤマメでありました。
で、1時間ほどここで遊ばせてもらって場所移動
最初に入りたかった場所へ
相変わらず車があって、少し上流では竿を振っている人もいたのですが
お目当てのポイントは空いていたのでライズ待つこと暫し・・・
ピチャ・・
お
やったやった・・いつもの場所でライズが一つ。
で、流れに立ちこみ、流すべく場所を流しますと、、今度は一回でフッキング
8寸を少し切れるヤマメ 小さいながらもせっぱりの将来有望株でありました。
この場所は
きっと魚からはカナリ安全だと思える場所なのだと思うのですよ、僕は。
誰でも知ってる、誰でも立ち入る場所なのに、いろんな条件が重なって、流すのが少しだけ難しい場所なのです。
でも、ちゃんと流せば一発なのですね。
昨年も60センチほどの虹鱒やら9寸ほどのヤマメやら、ライズがあればちゃんと出た場所 先日も9寸のヤマメはこの場所からでありました。
上流でダウン気味に流していた方はいつの間にか上に上っておりました。
去った後を暫し凝視するとライズが一つ。
おお、、、 と、、立ち居地を変えて、ライズを待ち
次のタイミングを見計らってカゲロウの毛鉤を流したのですが、、思う場所に落ちず!!
急にピックアップするわけにも行かないので出ないことを祈っていたのですが
ポイントを過ぎたあたりで魚が反転して追い食いをしてしまいました!!
あ!!・・
っと、思わず竿を上げたのですが、わずかな感触を残して毛鉤は中を舞いました・・
やってしまった、、おそらく尺はある魚・・
もう出ないだろうなあ・・ 少し休ませて、流すも駄目
毛鉤をアレコレ変えるもやっぱりだめ・・
そろそろ4時を過ぎたし、、そろそろ帰ろうかと思ったのですが
前日巻いたカゲロウのキールパターンがあったなあ
かなり大きなフライで、カディスで言えば12番くらいの大きさ
だめもとで、流すと・・
音も立てずに背びれを見せて食いつきました!
かかった!!、、と糸ふけを取りながら後ずさりして、テンションが強くなったとたんに魚はジャンプ!ジャンプ!!ジャンプ!!!
うは、、虹鱒です・・
尺はある虹鱒
それにしても、本当に虹鱒は引きが強い魚ですね
なんとか寄せてネットに入れました。
ヤマメなら狂喜乱舞だったことでしょう・・
で、本日の釣りは終了であります。
都合3時間ほどの釣りでしたが、とても面白かったです。
キールパターンに助けられた日でもありました。
いつでもキールがいいかと言えば、そんなことはないのですが
針先の有無も場合によっては魚からの選択肢になることもあるのでしょうね。
毛鉤のバリエーションは多いに越したことはありません。
フライボックスがスカスカなのでもう少し巻いておこう(^^;
と
キールパターンに味を占めてしまった僕はさっそくいつものフライのキールパターンを巻いておりました。
先日巻いたのはソラックス風のパターンでしたが
今日はバレリーナパターンのキール
でも、厳密に言うと、バレリーナパターンの意味はフックとボディーとハックルの位置関係が、バレリーナ衣装のような感じだからでしょうから
キールにしたらバレリーナとは言えないのかもしれませんね(^^;
カゲロウのエクステンドボディーキールパターンって所ですかね。
ボディーの先端をポストにして、ハックリングしました。
ウイングのCDCは必需です
この羽の空気抵抗のおかげで水面に正しい姿勢で落下して、浮くわけです
柔らかいからフッキングの影響も少ないのです。
ボディーは水面にぴったり接触してアピールします。
フライフィッシングはどこかパズル遊びのようなところがありますね
キャスティングも毛鉤の選択含めて
その時のあらゆる状況に一番はまる釣り方が出来たら
それなりにちゃんと答えが出るわけですから
やっぱり面白いです、、フライフィッシング。
釣れたじゃなく、釣った!!っていう、そんな釣りがしたいですね。
そうそう
この写真はK200Dで撮影しております
K-7、水準器調節のために里帰り中です・・・・(^^;
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