無知の涙

おじさんの独り言

FC グーニーズ

2019年08月21日 | レトロゲーム

ファミコンソフト グーニーズ

ジャンル アクションゲーム

難易度 ★★★★ (★5が最高)*個人的な体感です。

クリア時間 1時間(攻略サイト ガン見 ワープ使用 コンティニュー2回)

メーカー コナミ

 

□特徴

囚われた6人の仲間を救うのが目的。

1ステージで仲間1人救出、計6ステージで構成。

次のステージへ行くためには3つの鍵を集めないとならない。

残機2機の状態で始まる。スタミナ制でスタミナのメモリがなくなると1機死亡。

特定の箇所で出現するダイヤを8つ集めるとスタミナ全回復。1ステージに必ず8つダイヤが隠されている。ステージ間の通路的なステージでも同様。

他にも微量であるがスタミナを回復させるアイテムが出現する。

仲間も鍵も回復アイテムも全て同じドクロマークの扉に隠されていて、敵を倒すとドロップする爆弾を使って扉を開けていく必要がある。

爆弾は1つしか持てない。

BGMがすごく良い。

 

□攻略要素

特定の箇所に隠されているアイテムを取ることで、ステージ上のダメージギミックを無効にできるようになり、難易度が下がる。

上から落ちて来る岩はヘルメット取ってれば無効化できるとかそういう感じ。

但し、アイテムが隠されている箇所のヒントは皆無なので、自力で見つけるか、攻略サイトに頼るしかない。

コンティニュー機能があり、この頃にしては珍しくコンティニューしてもそれまで取得したアイテムを保持したまま再開できるので、非常にクリアしやすくはある。

ある方法を使うと1ステージまるまる飛ばすことができるので、得点にこだわらないならワープしてしまうのが攻略への近道。

その際に必ず爆弾を1つ持って行かないと飛ばすステージの仲間が救出できず詰んでしまうので要注意。


アクションがけっこう難しい。

基本的な攻撃手段は蹴りしかなく、こちらの当たり判定が厳しいので、接近し過ぎると敵を倒しながらも触れてしまいダメージを受ける。

敵に当たらずに済むギリギリの距離間と蹴りのタイミングが重要。絶えず動いているので非常に難しいが。

敵が出たからとひたすら蹴りを連打しているとダメージ食らう事が多い。

延々と追っかけてくるスーツ男も厄介。攻撃しても一定時間ダウンするだけで、完全に倒すことはできない。画面から消すといなくなる事はある。拳銃に当たると大ダメージ。

蹴りで倒せない幽霊とか、頭を飛ばしてくるガイコツとか、ステージが進むとどんどん遠くから攻撃してくる敵が増えて、難易度が上がってゆく。

扉を開けると稀にパチンコが出てくる。これを取ると敵に接近しなくても倒せるようになるので敵の遠距離攻撃によって上がった難易度を相殺できるが、残念なことに50発の弾数制限あり。

敵との交戦は爆弾を確保する時と、どうしても回避できない場合だけにして、あとは基本的にスルーに専念する。

そうしていかにパチンコを節約できるかが攻略の近道になる気がします。

 

□雑感

このグーニーズは自分で購入した数少ないソフトの中でも大当たりソフトだったので、とても記憶に残っているソフトの1つ。

同じようなアクションゲームのスペランカーと比べて操作性が格段に良く、スタミナ制でとっつきやすくはある。

スペランカーはスペランカーで良く出来たゲームでしたが。激ムズゲーというだけで。

そのスペランカーは当時クリアできたのに、自分で買ってやりこんだこのグーニーズはクリアは出来なかった苦い思い出があるので、今回完全に攻略サイト頼みでしたが、エンディング画面見られて感動もひとしおでした。

攻略サイト見てるとはいえ、1時間足らずでクリアしたのはかなりビックリでした。2回ほどコンティニューしましたけど。

しかしペナルティなしのコンティニューがあるのだから当時でもクリアできそうなものだが、なぜクリア出来なかったのだろうか。

コンティニューを知らなかったか、実はクリアしてるとか。


ゲームも良くできてますが、BGMが最高。懐かしすぎて目頭が熱くなった。

ステージ1のBGMが本当に良い。

サビからAメロにループするところが絶妙でたまらん。

この頃のコナミゲームのBGMはどれもキャッチーで良い感じ。

 

夏休みを利用してレトロゲームに勤しむうちに、下手な人と上手い人の差がなんなのかちょっと分かってきた気がする。

下手な人は無駄な動きが多い。無駄なジャンプ、無駄な攻撃。

敵が出てくるとすぐジャンプしたり。そのジャンプで敵に当たったり。ひたすらジタバタ攻撃して敵に当たったり。ワンパク小学生か。

今回自分のプレイを見ながら、つくづくそう思いました。ひどい。

 


 

 


FC ダウンタウン熱血物語

2019年08月20日 | レトロゲーム

今年の夏はガンプラ工房長 長官との予定が合わず、週末は予定なし。

外に出ても暑いだけだし、引きこもってレトロゲームやろう!

というわけで、まずはこちら。


ファミコンソフト 「ダウンタウン熱血物語」

ジャンル:横スクロール アクションゲーム。

難易度:★★ (★5が最高として)*個人的な体感です。

クリア時間 2時間

メーカー テクモ


□特徴

くにおくんシリーズ。

2人同時プレイが可能なので、友達と協力して遊べる。

但し、協力者の攻撃も有効になっているので、お互いに攻撃しないよう注意する必要がある。

きちんとお互いの活動範囲を決めないとリアルバトルに発展する恐れあり。

敵を倒すと金がもらえ、その金で食事をすると回復した上でHP上限も増えたり、ステUPしたり、服や本を購入してステータスや技強化してゆく等の成長要素あり。

レベルの概念はなし。

ABボタン同時押しでジャンプという、なんだかすごく懐かしい操作性。今のゲームに慣れていると少し戸惑う。

パスワードを取れば再開可能。

 


□攻略要素

進行のヒントは主にボス系を倒した時の会話で出るので、消えかかってるボスの話をきっちり聞いておかないと、次どこへ行ったら良いのか分からなくなる。


本屋でマッハキックとスクリュウを購入すれば難易度が激減する。

マッハキックは1回のボタン操作で、キックが3発でる。手数で圧倒するのでザコ狩り資金稼ぎが楽になる。

マッハパンチもあるけど、キックの方が射程が長いので使いやすい。

スクリュウはジャンプした時にキャラに回転がつく。メトロイドみたいに。回転してる間は無敵且つ触れた敵にダメージ与えられる。

 

他にもマッハたたきや人間魚雷?等々あるけど、個人的には必要性を感じなかった。

パンチにしてもキックにしても、お金かけて攻撃力を上げないとならないので、どちらかに絞った方がクリアまでの時短が図れる。

体力の上限127で他は63が最高(だと思う)。体力とパンチかキック、あと素早さに打たれ強さをMAXにすればほぼクリアしたも同然。

右が初期ステータス。

 

雑魚はスクリュウで瞬殺できる。マッハキックでも瞬殺だけど、スクリュウしてる間は無敵なので、不意な武器攻撃も回避できる。

何よりスクリュウでまとめて倒すの楽しい。

まとめてと言っても、敵は1回に2人までしか出現しないけど。

スクリュウの際に気を付けたいのが、回転状態でそこらへんに転がってる武器に触れると慣性がついてしまう。

慣性が付いた武器は滑走を始め、画面の端に到達すると何故かこちらに跳ね返ってくるので、それに当たってダメージを受ける。

キックやパンチ等でも同じ現象が起こるが、スクリュウほどの威力にはならない。


ボスクラスが出現すると戦闘前に会話を始めるが、その間も攻撃可能なので喋ってるうちに瞬殺可能。

ヒーロー戦隊の名乗りの時に攻撃するようで気分は良くないが、ボス戦の難易度が激減し、攻略への近道にはなる。

 

 

□雑感

というわけで、2時間かからずクリア。

ボス戦後の会話をボタン連打して聞き流していたので、途中でどこ行けば良いのか分からなくなって時間ロスしてしまった。

ちゃんと道筋を把握してる人は1時間かからずクリアできる気がする。

金稼いでステ上げや装備揃えて40分、ストーリー進行自体は20分くらいで行ける気がする。

確か途中で秘密の部屋みたいなのがあって、最強装備とか売ってたと思うが、その場所が思い出せずスルー。

まぁ普通にクリアするぶんには必要ないかと。

 

小6の頃によく友達の家で何回も遊んでたなぁ。飽きもせずに。

なんと言っても友達と同時にプレイできるところが楽しい。同時プレイしてもだいたいロクなことにはならないけども、順番制にするしかないゲームや眺めてるだけなゲームが多い中で、友達と同時にプレイや対戦ができるというのは、もうそれだけで楽しいものである。

野球ゲームがウケたのもこの理由に他ならない気がする。

お金ためて買い物したり、当時としては自由度も高いし、すごく記憶に残ってるゲームの1つでした。きちんとクリアできて良かった。

確かお金が増えたりステータス最強とかのパスワードがあって、当時はそういうチートプレイしかしてなかったけど、別にそんなことしなくても余裕でクリアできるよと昔の自分に教えてあげたい。

あの頃はプレイできる時間が限られてたので、チマチマ雑魚狩りしてお金を貯める作業は面倒だろうけど。

 

 


SFCキャプテン翼Ⅲ 皇帝の挑戦

2019年08月13日 | レトロゲーム

ファミコンの2が名作で、その続編であるⅢ、Ⅳ、Ⅴも気になってましたが、スーファミ全盛期の頃はゲームに勤しむ間がなく、完全に期を逸してしまった。

リメイクのアニメが非常に出来が良く、残念ながら今回も放映されなかったjrユース編のコミック買ったりしているうちに、無性にプレイしたくなってレトロフリークを引っ張り出して、ソフトも中古屋で購入しました。

ソフトが結構高額で、Ⅲは1000円、Ⅳが2000円、Ⅴは4000円もした。Ⅴの頃はすっかりキャプ翼人気も下火になって、あまり売れなかったのだろうか。

言うまでもないかもしれないけど、このⅠ~Ⅴは全て続き物で、Ⅱからは完全オリジナルストーリー。作者の高橋陽一氏もあまり関わってないとか。

その割にストーリー展開がオリジナルと言っても不思議のないくらい完成度が高く、かなり面白い。


Ⅰは原作に沿い、小~中~jrユースの話。


Ⅱは翼がブラジルに旅立ち、ロベルト率いるサンパウロで活躍し、岬や日向は高校サッカーで切磋琢磨している中、再び国際試合が開かれ、かのjrメンバーが集結し、他国相手に優勝を目指してゆく。

だが、前回の大会決勝で雌雄を決した西ドイツは二番手となり、ブラジルが台頭してくる。

コインブラのマッハシュートに幻のゴールキーパー、ゲルティスの相手に幻覚を見せるダークイリュージョンなどの強力な必殺技が立ちはだかる。

しかし翼も伝説のスーパーストライカー・ジャイロが使っていたとされる必殺シュート・サイクロンを会得し、ブラジルに対抗する。

 

 

さて、それではⅢはどうなるのだろうか・・・?

懐かしいテクモシアター。

オープニングの曲も2から変わってない。この音楽好き。

 

スタート押すと、いきなりリオカップが始まる。

なんかⅡの後日談~今に至る説明とかないんですかね。

サンパウロの相手はコリンチャンス。

サンパウロの守護神、レナートくん。

相変わらず優秀。

6-2で勝利。

 

続く2回戦は、と思ったら、いきなりフランスに飛び、岬くん登場。

岬、ナポレオンが所属するシャンゼリゼVSなぜかシェスターが出張しているモンマルトル。マーガスはいない模様。

そして特別大会の決勝だというのに、どっか行ってて不在のキャプテン・ピエール。

初登場チーム、シャンゼリゼのキーパー。

伝説のスーパー若島津さん?

ではなく、ジュスト。

シェスターの普通のシュートがネット突き破ったり、いろいろビックリ。シェスターそんなパワータイプだっけ。

シェスター以外は特にどうという事もないのに救われ、なんとか勝利。

ファミコン時代はモブキャラは背番号で呼ばれていたが、Ⅲは全部名前が付いている。

なので、対決の際に完全モブなんだかメイン寄りなのか分からず、対処の仕方に困る。

 

 

続く3試合目

メキシコにわたり、同じチームに入った日向と若島津が登場。

もう徹底して経緯とかの説明はしないのね。

対するはカペロマンがいるモンテレー。

名前にマンが付くだけあって、このカペマンがかなり極悪。

サイドワインダー打たれたらまず防げない。それなのに、敵にボールが渡るとすぐカペマンにパスするので、かなりイラつく。

仕方なく4人マーク付けたけど、何故か微妙に距離を取ってるガバガバマークなので、ボール持ったカペマンに追いつけずに全くの意味なし。

それマークしていると言わないから。近くにいるだけだから。

ボール持つとすぐサイドワインダーを打ってくるカペマン。あのう、マンさんガッツって知ってます?

というか、マンさんずっとアホみたいにこっちのゴール脇にいるけど、それ完全にオフサイドだからね・・・。

ガッツ無視のサイドワインダー祭りで大敗。

またシャンゼリゼ戦に戻され、2回目でなんとか勝利。

最近のゲームに慣れ切ってしまったから根気がいる。

 

 

次は誰だ!?と思ったら、再びリオカップに戻り、準決勝。忙しい。

サンパウロVSグレミオ

グレミオと言えば、鉄壁のGKメオンがいるチーム。他に知ってるのはダ・シルバくらいかな。

冒頭から「サイクロンを打ってこい!翼!」と挑発するメオン。

あほか。ガッツが足りなくなるでしょうが!

しかし強制イベントに突入してしまい、サイクロンを打ってしまう翼。

その時、足に違和感が走る。

それを見ていたロベルトは思った。

「翼・・・もう気づいているだろう。高速で回転する物体はエネルギーが増す。インパクトの瞬間に足首に伝わる衝撃は普通のシュートの数十倍・・いや、数百倍なのだ。この欠点がある以上、サイクロンは無暗に使えないぞ・・・」

数百倍・・・。

ベアークロー片手で100万パワーだから、両手で200万パワー、いつもの2倍のジャンプで200万×200万、そして3倍の回転で1200万パワーだ!

のウォーズマンさん思い出した。

そんなに負担かかるなら、翼が気づく前に教えてあげる優しさが欲しい。

試合はなかなかお互いに点が入らず、延長戦までもつれこんだ末にPK戦へ。こんな序盤からPKかよ。

運オンリーのPKをなんとか制して決勝へ。

 

 

と思ったら、またしても舞台は変わり、クィーンズチャンピオンシップなる大会の決勝。

マンチェスターというと、イギリスですかな。適当。

そしてヨークシャーテリアでお馴染みなのでヨークシャーなのか、はたまた全く関係ないのか、そんなヨークシャーには、あの松山くんがいる!

ついに松山くんも世界へ羽ばたいたのか。原作だとここらへんはどうなっているんだろう。

翼、日向、岬、三杉と同世代に恵まれたというのか、恵まれなかったというのか、若干影が薄くなりがちであるが、間違いなく黄金世代トップレベル。

海外で活躍しても何の不思議もない。

マンチェスターにカルツがいる!どういう流れで?

カルツと言えば、今のワシに近寄るんじゃねぇ!のハリネズミドリブル。

これが凶悪で発動されたら最後、誰も止められない。

4人でタックルしても止められない。

松山のイーグルタックルでも止められない。

サッカーしようよ・・。

苦しめられたが、延長終了ギリギリで松山のガッツが溜まってイーグルショットで勝利。

苦しい戦いばかりだなぁ。

 

つづく

 

 

 


さんまの名探偵

2019年08月12日 | レトロゲーム

スーファミのキャプ翼やるために引っ張り出したレトロフリークでしたが、キャプ翼やる前にさんまの名探偵がやりたくなった。

いま色々と話題のよしもとだし。

1987年。ナムコより発売。


よしもと興行の社長宅で行われたパーティの最中に桂文珍が何者かに金庫室で殺されてしまう。

その事件を解決する為に、さんまが探偵となって捜査を進めてゆく。

他にもオール巨人・阪神、今いくよ・くるよ、太平シロー・サブロー、島田紳助、西川のりお、横山やすし等々、今となってはレジェンド級?の豪華な方々が出演。

ファミコンの捜査モノなので、基本は聞き込み。

新しい情報が出ると行ける場所が増えたりして捜査が進んでゆく。

但し、そこに至るまでのフラグをきちんと消化していないと、新しい場所が出ても話は進行しない。

 

プレイしながら自分でもビックリしたが、微かに覚えているのだ。

画面を見ないとほとんど何も思い出せないが、画面じっと見てると、あれ?ここに何かあったよな・・・とぼんやり思い出してくる。

で、本当に何かある。ライター取ったり、扇風機動かしたり、電気メーター空けて居留守見抜いたり。

中盤の謎解き要素である、スハダクラブの暗号も思い出した。

アフリカの星とピューマの謎もすぐ分かった。

完全に無駄な記憶力。

もっとこう、違うとこにその力を発揮できないものですかね・・・。

そんなこんなで、なんと2時間かからずクリア。ミニゲームがけっこうな難易度でそれに手こずった。

そのほとんどがなんの役にも立たなかったけど。


けっこう芸人さんが吉本興業に対して不平不満言ってたり、当時は問題なかったのかと心配になるが、やはりいろいろあったようですね・・・。

ちょっと今では笑えない場面もあったり。

 


FC探偵クラブ 後ろに立つ少女

2017年07月11日 | レトロゲーム

レトロフリークでGBAもプレイ可能なので、ファミコン探偵クラブ2の「後ろに立つ少女」を中古屋でGETしました。箱付で500円。なかなか安い。

と思ったら、レトロフリークでこのソフトはプレイ不可でした。なのでDSでプレイする事にしました。ご注意あれ。

1987年発売。ファミコン探偵倶楽部と言いながら、ハードはディスクシステム。でもまぁディスクシステムの正式名称は、ファミリーコンピューター・ディスクシステムなので嘘ではない。でもファミコン探偵倶楽部と聞くとだいたいの人はファミコンソフトって受け取ってしまうと思う。ディスクシステム探偵倶楽部だと、なんか気持ち悪いので仕方ないのだろうけれど。

ジャンルはポートピアとかオホーツクに消ゆ等のミステリーアドベンチャー。いわゆる推理物ですね。

これを最初にプレイしたのは中3の時でした。ディスクシステムとソフトは友達から借用。頭悪すぎてファミコン禁止だったので、夜中にこっそりプレイしていた思い出。タイトル通り、今作はお化け要素も入っていたりで、若き中学生が夜中の、それこそ2時くらいに1人で真っ暗な部屋でプレイしているのはけっこう恐怖でした。怖い系で「後ろ」を意識させるの今も昔も反則でしょう。

当時はかなり良かった印象。ストーリー良し、キャラ良し、グラフィック良し(当時)、特にあゆみちゃんが可愛かった記憶。ぜひもう1度プレイしてみたいと思っていました。GBAで出てると知っていればもっと早くプレイしていたのですがね。

 

前編後編の2章仕立てになっていましたが、5時間ほどでクリア。コマンド総当たりしてれば進めるので、特に息詰まるようなところはなし。一部3D迷路になる場面があって、特殊スキル:スーパー方向音痴が発動してしまい、そこだけちょっと時間かかりました。

憶えているストーリーとしては、後ろに少女が立っている、というタイトル見れば誰でも分かるような事しか憶えておりませんでしたが、登場人物が少なく途中でだいたいの大筋が分かってしまう悲しさあり。

何度か怪しいと思われる人物を聞かれて任意で名前を打ち込まなけれならない場面があり、それは良かった。不正解しちゃうと何か救済措置があるのか確認しなかったけど、それがないと推理要素皆無。

あのとき感じたであろう恐怖も、おっさんになった今としてはあまり感じなかった。残念。ラストだけちょっとビクっとしたけど。当時みたいに部屋を真っ暗にしてやれば良かった。でもこの年齢になって部屋暗くして明るい画面を見ていると、目がショボショボしちゃうので無理。目がショボショボしちゃうってなんか怖い。視界ね。

主人公が最後まで後ろに立つ少女と遭遇しないのは意外でした。幽霊という現象に限れば遭遇しない。記憶だと途中くらいで鏡の前に立った時に現れたような気がしたけど。記憶していると記憶していることが無駄なくらいアテにならん記憶。

しのぶの死体が埋まっている場所が、旧校舎の新しくモルタルを塗り替えられたところではないというのは上手いミスリード。さんざん怪しいと思わせるフリがあり、ここだけは最後まで騙された。ポートピアのヤス方式で何度も同一コマンド選んでいれば進展するかと思って、しつこく何度もモルタルを「とる」「あける」選んでいた時間を返して欲しい。というのは冗談で、あのミスリードがあったからこそ、ラストのあの場面にすごい衝撃を受ける。

タイトルからして100%シリアスかと思ってましたが、けっこうギャグ路線に走るきらいがある。面白ければそういう要素も良いけど、残念なことにすべり倒している感が否めない。

当時これをクリアした時に感動して、速効で1も借りてみましたが。あゆみちゃんのグラフィックがひどすぎてすぐ返却しました。あゆみちゃん目当てなのかよ。

というわけで、個人的に思い出補正バリバリのソフトでした。

 

ネットで調べてみると、なんとスーファミでもリメイクされていて、グラフィックがスーパー進化してる。でも現品は超プレミア。残念。