私の野草図鑑

草花と語ろう

フォレストポリスの桜とメジロ(大和村)

2013-03-23 19:30:54 | 奄美の生き物
(gremz食物連鎖)



あっという間に 2か月ほどたってしまった。

なんということだ。



桜の名前はしらないが、満開の時期に出会えるのはうれしいものである。



まだ 2月の始め 本土は寒さに凍えていた。



かしましくさえずるメジロの姿が 花の中にのぞく。



何かのグループの方が 楽しそうに土手に上がって「ここは一等席だよ」と

はしゃいでおられた。



メジロは 花の蜜吸いに 夢中である。よほど おいしいに違いない。



この花の謂れを 知りたいものである。

毎年 植樹もしているようで 楽しみな公園である。

茶屋の鶏飯風ラーメンを また食べに行こう。



キビの郷 磯平パーク(大和村戸円)

2013-03-20 21:13:43 | 奄美の歴史
(gremz酸性雨)




ある日 車を走らせていると 降りる道があるのに気づきました。



おそるおそる下っていくと 看板もないところに 素敵な場所を見つけました。






「大和村戸円の磯平(現在のキビの郷・磯平パーク付近)は、

 日本でのさとうきび及び黒糖製造の発祥の地



 1605年[慶長10年]に 大和浜出身の直川智翁が中国福建省から持ち帰り植栽。

 また、直川智翁は1610年[慶長15年]に黒糖製造に成功。



荒れた公園の一角に 素晴らしい壁画を見つけました。

どなたが 作成されたものでしょうか。このままにしておくのはもったいないです。



下には施設の建物もありますが 歩道が草ぼうぼうで乱れ 近づくことはできません。



昔は 下の浜に下りることができたそうです。

できれば 是非行ってみたい。








リュウキュウハナイカダ と ゴモジュ

2013-03-19 01:57:48 | 奄美の植物
(gremzごみ分別)



今日の佳き日に 新しい門出だ。

リュウキュウハナイカダ ミズキ科 日本固有種 奄美大島から沖縄県の山地に分布

熟すと ほのかに甘い。 食べたことあるもの



ゴモジュ スイカズラ科ガマズミ属 台湾から沖縄、奄美 大島原産の常緑広葉低木

     ゴマのような匂いはしないよ。

植樹としては 普通に見たことはあったが、これは偶然、山で見つけた。

ほんとに自生してるんだね。ちょっと感動した。

だって、リュウキュウハナイカダと並んで生えていたんですもの。

あの道 いいな。

今日は 撮っておいたゆめの家の写真を ゆっくり 眺めた。

バナナは いつ生るのだろうか、と思う。

     


廃れゆく 海岸 (ふのし海岸)

2013-03-17 20:33:29 | 奄美の海、川
(gremzごみ分別)

ここは 奄美大島のとある海岸である・・・

ここにこれを 載せるには勇気がいる

それに 悲しい



説明するまでもない。

人為と自然災害の結果 産出されるもの



訪れる毎に そこは壊れてゆく。

隣接する養殖場からの排水管(?) 



入口のすぐそばに掘ってある。

いったい 何を流すんだろうか。

ここは れっきとした海水浴場である、否 あったかな



ハングル文字の漂流物が多い



ところが それでは済まないことが起こった。

見ているわけではないので理由は分からないが、昨年秋に砂浜が えぐり取られてしまった。

積っていたたくさんの漂流物とともにである。その後に段差ができ、砂浜の色も変化した。



ここは かつてU検で最も美しいと言われていた海岸だ。

4年程前 初めてここに来た時 それはその通り美しい浜だった。



これは 何を燃やしたのだろうか。黒い液体と金属の骨組みが無残である。



ほんとにこれが あの美しかった白い砂の海岸だろうかと 目を疑うのである。

こういうのを見ると 何が自然遺産だ と思いたくなる・・・

ベニバナボロギク と タチツボスミレ

2013-03-10 22:40:11 | 奄美の植物
(gremz京都議定書)



道ばたに そっと咲く花 なつかしいみかん色をしたひそやかな花

ベニバナボロギク キク科、ベニバナボロギク属
         熱帯アフリカ原産の1年草
         日本には、1949年に 九州で初めて発見された帰化植物

森の中で これを見つけると立ち止まって しげしげと眺める。

立ち姿に 思いを馳せながら 静かな時が流れる。私にとって そういう花




そこから さらに草むらを なめるように視線を動かすと

淡い藤色の小花が顔をのぞかせた。

あれは、何の花、すみれにしては茎がうんと長い。

クローバーの葉っぱ、ぁぁやっぱり タチツボスミレだゎ。

繊細だね、見つかりそうで見つからない。

しとやかな野花

こういう花に出会った日には きっと素敵なことがある。

そう。