不思議なお山 （磯間岳）

（gremz京都議定書）


確かに　この日は　いつもと何かが違っていた、もしかしてそれは　

自分が　Ｍａｘだったりする



芽吹く草花たち　誰もいない山道

近くで鳴く　うぐいす　ぴ～んと張りつめた空気

足元



なんというエネルギー　昂揚する魂



花の名前が分からない、陽が射す曲がり角　崩れた路肩

下をのぞく　上を仰ぐ　　　そうやって　ゆっくりたっぷり　林を味わった日



ひときわ深く　細く　陽の射さない杉林の中央を　林道が走る

一度通った道を　歩いて戻る

はっ、しまった！！



どうしようもないな・・・

確かに　たしかに　ここは　何か　得体が知れない



奥の細道

今は　喜ばれない杉林　かつては栄華を極めた林

理路整然と立ち並ぶ　線状のハーモニー　　　早く行かねば



ローズヒップ　もっとたくさんあればいいのに



日向はほっとする

　

ようやく　登山口まで来た。ここから登るんだろうね。　道はその先へと　続く



帰り道で　一台だけ女性ドライバーの車に出会った、狭い道をスピードをあげて走ってゆくよ

あぶないなぁ、気をつけてね



不思議な山

近くには　やっぱりあるでしょう



階段を登るんじゃなくて　階段を降りて　下にある



苔むした風雅な佇まい　一人暮らしのおばあさんに出会った。

腎臓が悪いらしい、　サワーポメロをくれた。

お参りした後　何本かある大きな御神木に触れた　あの日



杉林の道の真ん中で考えたことが　実際に起こったんだよね

思いだした。とんでもないことなんだが　結果はオーライ

今考えると　あの日は転換点、この写真にも　あらわれてる　

奥深いところ（節子）

(gremz京都議定書）


奄美を訪れてから　随分たったかと思いきや　まだ18日しか経っていない。

事が多いので　あのころが　遠い昔のように　思いだされる

瀬戸内へ向かいながら　ふら～っと　看板が目に入り、いえいえ（もうすでに記憶がとび始めているではないか

青久に行こうと　再チャレンジしたのだった、しかも　節子から向かおうという　今思えば、無謀

道すがら　工事用のシャベルカーの親子連れを見かけ　びっくりしたのだった。

アカボシタツナミソウが　一段と群生し、きれいだった。

そうやって　着いたところ　節子、車を下りて　少し歩いた。



山に囲まれて　行き止まり感を感じる。通行止めの看板がある　



蝶を追いかけて　車のところに引き返すと　歯のもげたおばあさんが立っていた。

何をしているのかと尋ねられ、青久への道のりを問うた。

「この先は　先の豪雨で　2か所もがけ崩れがあり　昔は行けたけれど　どうなっているか分からないよ」

非常に個性的なおばあさんだった、今も　よく覚えている。



別にいいんだ、無理に行かなくても　ここで　このおばあさんとの出会いで充分

引き返すことにした。

これといって　明確な目的があるわけではない、思いつくまま

かりこぼーずの里で

所用を済ませ 219号を走って 着いた場所

今夜は せせらぎの音が 子守唄です。

贅沢ではないですが 心のこもったおもてなし 突然の宿泊も 夕げも 気持よく受けてくださりました。

途中の道も 懐かしく あの頃はバスで 二時間以上 かかっていたように思います。

狭く 急遽な道も 奄美の林道で鍛えたおかげ 安全に走れます。

明日は 宿のおすすめ朝の散歩のあと 奥にある滝を見て スーパー林道(大好き)を走って 目的の村所へ向かいます。

天使を見た日

（gremz京都議定書）



オキナワチドリ　増えたのか　以前からそうだったのか

花の旬感は　突然訪れる



帰りの方角を突然　どうしても変えてしまいたくなるそんな日に　出会えるのだ

そんな奇跡が　何度生まれただろう、感覚は研ぎ澄ませておかねばなるまい。



まるで　嵐が丘のような　あの日



そして　また　旬感の色に出会う



小型船がエンジンを止め　眼下に漂っている

そこからはるか遠い沖合へと　青色を追いかける。


すでに　咲いていた。



お花畑は　顕在だ　　　

やさしい花たち

（gremz京都議定書）



すっかり　ブログが遠のいた、面白いものは　いろいろ見ているが、カメラ操作に手間取っている。

訪問してくださる皆様　いつもありがとうございます。

このツツジは　サクラツツジです。



アマミセイシカの咲く川原に下りていくと　満開でした。

適度に草刈りもしてあり、見やすくなっていました。

もうすぐ　アマミセイシカも咲くのではないでしょうか。

カメラの威力は絶大ですね。まだまだ扱いきれていませんが、確かに違いを感じます。


この近くで　かわいい星型の白い花　アマミイナモリの群落を見つけました。

感激しすぎて　写真がぶれてしまいましたが、その様子はこの目に焼き付いています。

来年もまた　ぜひ　この場で出会いたいものです。