私の野草図鑑

草花と語ろう

ガジュマル

2013-06-30 18:05:54 | 種子島
(gremz植林・植樹)



ガジュマルを写真に撮りたいという人がいて 公民館に立ち寄った。

奄美にもあちこちあるのだけれど 種子島のものも負けていない。



ここのも ケンムンのような木の精が棲んでいるのだろうか。



島の家の前と裏には大きなガジュマルが立っているが、

やっぱり 一目おいて 崇めたくなる。



種子島は細長いから まずは北部の方に向かった。

荒々しい海の様子だが 釣りのメッカらしい。



時間があれば いくらでも楽しめる場所だね。



赤いグラジオラスも タラの芽も自生していた。

テッポウユリも市の花になるくらい咲くようだ。

いい映像があったので 参考までに載せておく。



花の時期に訪れたいものである。


西之表  種子島(2013.6.5~6.6)

2013-06-29 13:48:13 | 種子島
(gremzカーボンオフセット)



写真は プリンセスわかさ

6月5日から6月6日 絵の仲間と種子島に行きました。

初めての種子島 それは楽しいひとときでした。

鹿児島新港から西之表港 往復12800円、6月5日 10時20分過ぎ、高速船ロケットに乗る。



錦江湾から見る薩摩半島の端、開聞岳が見えます。

湾内は揺れもなく快適ですが 安全のためシートを離れることはできません。



船内から撮るため いい写真ではありませんが・・・、記念に。



着くと 種子島の会員の方が迎えてきてくださり、島内を二日間、案内して頂きました。



面々 



奄美とは 違いますね、色も雰囲気も。私の第一印象は 日南に似ているなと 思いました。



後で聞いたのですが 天気予報は 全くその通り 日南のものを参考にするそうです。



早速 植物が目に入りました。 これは ハマボッス、奄美で見るものとは様子が少し違って見えます。

青島で見たハマボッスと似通っています。



イルカに似ています。ドルフィンロック、あるいはイルカロックと呼ばれているようです。



ハマナタマメ



トベラだと思われますが これもどことなく違うように見えます。

鹿児島県本土と奄美で見かける植物が混在しているようです。

興味津津です。それに 海鮮はもちろんのこと料理のおいしいことったら

もういいというくらい 食べましたよ。

 

サクララン(2013.6.3)

2013-06-26 20:00:10 | 奄美の植物
(gremzオゾン層破壊)



よく降りましたね。各地で被害があったようで、こんな時はすぐ8.6水害を思い出します。

梅雨の終わりは大雨が降ると言われていますが、どうなんでしょうか。

夕方になって 少し、涼しくなりました。



前回 島を訪れた時 サクラランが咲き始めていました。

花期は長いので まだまだ 自生のものが見られるでしょう。



写真に撮るとロウ細工のように見えますが 森の中で見るとやさしく自然に溶け込んでいます。



帰りの日 家をいつもより早く出発して 森に立ち寄りました。



来た時より花が開いて 見ごたえありました。

雨が降っていたので 撮りにくかったです。

うまく写せていないところも 思い出にとUPしています。



つぼみは かわいらしいですね。

これが つぅ~っと 垂下がっているさまは なんとも表現しがたい気持ちになります。

ああ、今年も咲いたね って。

すぐそばには 崩れた箇所があちこちあるんですから、それにめげず咲いているんですもの。



逆光ですが、室内灯のペンダントにいかがでしょう、なんて。

きっとまだ 咲いているはずです。

梅雨が終わらないかなあ。

離れていると、なかなか自分の思い通りにはいきませんね。

たとえば 桃の事・・・「そうじゃなくて、違うんだよなぁ」・・・・





コンロンカ と ツマグロヒョウモン

2013-06-25 01:49:37 | 奄美の植物
(gremz京都議定書)



コンロンカ アカネ科 半つる性低木 屋久島~台湾に分布


「ほら これは 絶滅危惧種のハンカチノキだよ。買わないかい?」と得意気な声。

えっ、だってそれは あれじゃないですか、コンロンカでしょ。

「え、知ってるんだ。じゃあ 100円でいいよ。」350円が100円になりました。

バツ悪くなったんでしょうね。油津の朝イチでのこと。騙されませんよ。

それでも 奄美で挿し木に失敗している私には のどから手が出るように欲しいもの。

喜びを押し殺して、100円払いました。売れ残りの小さな苗でしたが、今は充分です。

無事に大きくなって 星型の花をつけてくださいな。

これは ハンカチノキではなくて ハンカチの花と呼ばれています。

店主はもしかしたら 分かってて わざと間違えているのかもしれません。

一緒にいた友達は すっかり信じこみ 「ハンカチノキ」を連発していました。

こちらでの生育が成功したら 島でもう一度チャレンジするつもりです。



ツマグロヒョウモン

この時期 奄美にはたくさんの蝶が飛び交います。

裏庭にも いろんな種類の蝶が卵を産んだり 吸蜜にやってきます。

時々 縁側でぼ~っと それを眺めています。夏休みの昆虫採集の事とか思い出したりします。

野菜も食べられたりしますが、それもまたいいかもと放っています。

だんだん 理想の野原が出来てきましたが、それにつれて 野菜の面積も狭まってきました。

それに お野菜はこちらの畑で作ったものを持っていくので あまり必要ではないのです。

島では台風とか塩害で収穫率が悪いため こちら(本土)の畑で作った方が楽です。

田中一村も 手紙でしたかしら、そのことを嘆いていますね。

獣害もありますし、隣人はいつもそれらと闘っています。私も塩害で一夜のうちに枯れてしまう光景を

何度も見ました。バナナの木も あっという間に倒れてしまいます。

そういう経験をすると 人生観もだんだん変化するんですね。なんでも諦めがつくというか、

ある人は 根気がないとか言ってましたけど、諦めざるを得ないんですよ。

ガンジス河の氾濫と似ていると思っているんですが、せっかく積み上げたものも一瞬で無くなるというのを

常に経験しているんですよね。そうなると人はどうなるかということですよ。

羽アリでぎゃあぎゃあ騒いでいた私の問いに 「羽ありを意識したことないから気づかなかった」、

「逃げることはできないから、キャンプにでも行く」という答え、それは今までの私の人生にはなかった。

滞在中はいつもサバイバルです。自然の豊かさは 大きければ大きいほど 厳しい暮らしでもあるんですね。

実感しています。3年が過ぎました。

そうこうしているうちに しばらくしたら また 島行きです。

今度は 写真もお蔵入りを免れました。

最近、PCのデスクトップの背景を 少し散らかった状態の島の家のリビングの写真にしたんです。

PCを開くたびに笑えるんですよ。

丘の家のリビングで 島の家のリビングを眺めるんです。

その滑稽さは 自分にしか分かりません。どこでもドアが欲しいと思ってましたからね。







月桃 の 花

2013-06-21 16:15:36 | 奄美の植物
(gremzリサイクル)



ゲットウ ショウガ科 ハナミョウガ属(アルピニア属)の多年草

     「熱帯から亜熱帯アジアに分布し、日本では沖縄県から九州南部に分布」

     香料、虫よけ効果あり

裏庭のゲットウは まだ小さすぎて咲かない。

繁茂したら いろいろ試してみたいものである。


その時のために リンクを貼っとこう。

参考:月桃の基礎知識



手始めに 葉っぱを乾燥させて 虫よけに利用することぐらいは できそうだ。

ことわっておくが、これで 何かしようとかいう目論見はないので あしからず。

モロコシソウは どうしているだろうか。また乾燥させてみよう。




これは 種子島で撮った写真。

今まさに さやから 月桃の花が 生まれたところだ。

そういえば、日南にも咲いていた。

秋になったら キャンディみたいな実がなる。


台風の通り過ぎた島の隣人から珍しく電話があった。

「あのね、庭のホテイアオイにかわいい花が咲いたよぉ。桃の実は、カラスにやられたから、

青いけど残りを桃酒用に 採っといたから。今度はいつ来るの」

声は、花の感動で 華やいでいた。

いつも ゆめの家のお世話 ありがとう。感謝。