私の野草図鑑

草花と語ろう

あるじ待つ家

2010-10-26 22:04:02 | ゆめの家


「何か 強いストレスが・・・・?」

また 血液検査である。

今にも爆発しそうな心が ある

今 少しづつ限界を迎え あふれ出してきたのだろう。



「大丈夫だったよ、あなたの家。異常なし!!」

まだ 交通規制の残る島の大和廻りルートを 2時間半もかけて 確認しに行ってくれた友

「元気を出しなさい」

「ありがとう、ありがとう・・・」


あるじを待つキッチンが さびしそうだった。

元気になったら すぐに行くから 待ってて。



一難去って また一難 

台風が島に近づいている。

どうか もう 島を傷つけないで

初めて 旅した美しい森の島を 思い出していた。


  


その後

2010-10-22 10:14:26 | 奄美の気候


(写真は 災害のないころの あの水没現場だと思います)


昨夜 8時ごろだったでしょうか ドクターから直接電話がありました。

何かあったのかとどきどきでした。

「血液検査であまりにも貧血がひどいので 連絡しました。」

普通なら 12くらいあるはずの値が5.9しかなかったらしい。

気を失ってもいいくらいの値らしく、肩どころではないので内科受診してくださいということ。

どおりで 倒れた日、レバ串が無性に食べたくなり ばくばく「おいしいおいしい」と言いながら

食べたのでありました^^。 

失血状態だったんですね・・・・ 



さて、ゆめの家 どうやら40時間ぶりに 停電が復旧したようです。

なぜ分かったかと言うと 地元にはローカルのFM局があります。

電話も通じない状況で 大活躍したのはラジオだったようです。

24時間体制で 災害情報や避難情報を流していたようです。

今朝、地元のFMスタッフの方が 鹿児島のラジオでインタビュウされ、答えていたからです。

ありがたかったです。途中の道が 何か所も寸断され、ゆめの家まで通じるのは まだまだ先だと思っていたので。

しかも 奇跡的に その地区は 被害も雨も他より少なく、山間をのぞいて顕在だそうです。

天気予報をみても 幸いにそこだけ 警報からはずれていたりしたんですよ。

が、

TVに映る傷跡は どこも見慣れた場所、空港からゆめの家のある地に行くには

どうしても通らねばならない場所なんです。

一番被害の大きい住用は 途中の休憩地点 お土産を買ったり、トイレを利用したり

馴染みのあるところでした。

あの土砂の詰まった城トンネルを越して、ああ~~、あの様子 信じられません。

見たことのある方も 泣きながら インタビュウにこたえていました(思わずもらい泣き・・・

そして、まるで あちこちで切断された血管から 血が噴き出しているように感じました。

もとの のんびりした奄美に戻るには どれほどかかるのでしょう。

いえいえ、軌跡を生む島 あの強い再生力を信じましょう!!


ところで、 奄美の情報を知るのにとても役立ったサイトがあるので 最後にご紹介しておきます。

遠くで連絡も付かない奄美関係の方 もうご存知かもしれませんが 

奄美のたくさんのブロガーが 今回の災害について いろいろな情報を提供されています。

私も とても助かりました。

これです。奄美群島情報サイトしーま

大変なときなので 野次馬的なアクセスは ご遠慮ください。


(この 畑は今 どうなってるでしょうか?)

コメントも頂いております。大変ありがたく思います。

落ち着かない現状で、 いつ、現地に行こうかと・・・

お返事もせず 申し訳なく思っております。

もうしばらく おまちくださるようお願いします。

尚、励ましのコメントは たいそううれしく 感謝し、読ませていただいております。

とりあえずのご報告です。では また


生きてますよ

2010-10-21 10:06:07 | 奄美の気候


「今、どっちの家にいるの?」

「鹿児島市内だけど・・・」


とんでもないことになってます、島が。

さっき amamian3さんに連絡とったら、停電やがけ崩れで 孤立状態だそうです。

「あなたの家の辺りは 大丈夫だよ」

道路があちこち寸断されてはいるものの 無事らしいのですが。



停電は 島中のことなので 状況も定かではありません。


実は この豪雨の始まるころ 私も 玄関で倒れていたのでした。

さて、教室に行こうかと 玄関で靴をはき 起き上がろうとすると ぐるぐるぐるぐる目が回り

強い吐き気、そのまま仰向けに倒れて 動けなくなりました。

かろうじてそばにあったバッグから 携帯を取り出し 友達に連絡しました。

あいにく 自宅にはおらず、さて、どうしようか?

一人暮らしの恐怖、メルアドはいれていても 肝心な電話番号を登録していません。


背中で廊下をずりながら 固定電話に寝転んだまま手を伸ばし ようやく夫に連絡とれました。

救急車を呼ぶまでは 行きませんでしたが、ヨーガの生徒も巻き込んで 大騒ぎでした。


で、奄美の豪雨を知ったのは 半日ほどたってからです。

ベッドの中から、TVをつけると知ってるところの被害映像が目に飛び込んできました。

「ああ~~~~~っ、奄美が~~~~~っ」


疲れたので 続く。体調がまだ本調子ではないので ごめん




野の花たち 

2010-10-18 22:22:58 | 奄美の植物


丘の家の庭は すっかりきれいになった。

もう、冬支度と言ってもいいくらい日当たりがよくなった。




今日は意を決して 病院に行った。 が、一軒目の病院で 症状を告げると断られた。総合病院へ行けと言うのである。

まるで 神に見捨てられたような気分になった。おかしいかもしれないが、

もう何年も医者にかかったことのない健康自信家にはこたえる指示であった。


(ムラサキムカシヨモギ キク科)

途方にくれて その病院を勧めてくれた友達のところにいくと 間の悪いことに留守である。

ますます 落ち込む・・・・。


(タネガシマムヨウラン)

結局、整形外科に行き、結論らしきもの、もう 若くはないということらしい。これはこれでまた 身捨てられている^^




(サキシマフヨウ)

野の花を見ていると 心が安らぐ。

余裕のない最近は 野の花と向き合うことさえ忘れがちである。


奄美の山には 見慣れぬ不思議な花も咲く。


(ツルウリクサ)


花はそこかしこに見られるので 花を庭に植えようという気がしなくなる。

少し行けば、目を向ければ、そこにある。


健康はいつも 隣にあった。

病んでみて知る健康のありがたさであるかな。

とにもかくにも 右手はしばらく 絶対安静だそうな。


秋の日の気分転換にスケッチを (慈眼寺公園にて)

2010-10-17 10:20:40 | 文化・アート


今朝は 早くから 外で草刈り機の音がしている。

体調不良のため とうとう 丘の家の庭掃除をあきらめ 造園業者に依頼したのであります。




さて、先日 気分転換にと以前所属していた絵の仲間に混ぜてもらい

スケッチに出かけました。



少し涼しいくらいの風が吹く さわやかな秋の日の一日でした。

「久しぶりね」の声や新しい会員もいて、わいわいがやがや

コスモスは まだ3分咲きでしたが 遠足の幼稚園生や

人々でにぎわっていました。





お昼は 皆で歓談しながら お弁当をいただきました。

2年ぶりだったでしょうか・・・

会わないうちにそれぞれの人生が其々に積み重ねられておりました。





古株メンバーは初めて出会ってから 十数年の時が流れています。

最初の先生は 生きておられるのだろうか・・・