私の野草図鑑

草花と語ろう

ヘツカリンドウ

2012-12-27 20:14:16 | 奄美の植物
(gremz京都議定書)



昨年は 一花も見ること叶わず。

今年は芽吹いたころから 密かに待ち望んでいた花



ヘツカリンドウ リンドウ科センブリ属 多年生草本

        大隅半島が北限 奄美 屋久島 沖縄 台湾



この花の魅力は なんといっても 株によって花が異なることである。



不思議な植物



今回 白花が多く見られた。



花びらの数も まちまちである。



今年は 思いのほかたくさんの個体を見ることができて 大変満足している。



島の北から 南まで 走りまわって 見に行った。



雨で危険な時もあった。



ここの紫の花は 美しかった。

何度も見に行った。



来年も出合いたい。

探しに行くよ、きっと。



 


ヤッコソウ、ユワンツチトリモチ、キイレツチトリモチ

2012-12-20 18:41:02 | 奄美の植物
(gremzオゾン層)



ヤッコソウの開花に 丁度間に合った。

長野の団体客と居合わせたが、展望台の方から感嘆の声が上がっていた。

遠くから見えるものだと 思った。

ヤッコソウ 被子植物 シイの木などの寄生植物 ヤッコソウ科

      奄美大島、徳之島、沖縄島、石垣島、西表島、高知、南九州など。

ミョウガに似ているよね、え? 見えない?





この時期忘れてならないのは ユワンツチトリモチ

絶滅危惧種からは 除外されてしまったようだ。

ユワンツチトリモチ 被子植物 双子葉植物 広葉樹の根に寄生 ツチトリモチ科

バライチゴに似てるよね、え?見えない?



貴重さは 変わらないと思うんだよね、増えてゆくのがうれしい。


初めて見た植物 キイレツチトリモチ



なんだろう、このおかしなとんがり帽子、きのこの山か、なんて。

キイレツチトリモチ ツチトリモチ科 国の天然記念物(鹿児島市) 

          トベラやシャリンバイなどに寄生 台湾、沖縄、九州南部 から長崎県に分布



奄美では 三つ同時に 見れる。


どれもおいしそう。え、思わない?


リュウキュウルリミノキ

2012-12-17 21:45:46 | 奄美の植物
(gremzオゾン層)




暗い森の中で 目を凝らすと瑠璃色に輝く実が 見つかる。



アカネ科のリュウキュウルリミノキ

ルリミノキには、他にも種類がある。



これは 川沿いで見つけたもの



同じものなのか定かでない。



奥深い森には大玉の種類もあって、鈴なりになった青い実を見たことがある。




今頃は もっと青く色づいているだろうな。


私には あこがれの木の実だ。






奄美渓谷には

2012-12-13 12:26:38 | 奄美の海、川
(gremzオゾン層)



ようやく見つけた渓谷に 今日こそはと思い

長靴で川原に下りて 向こう岸へと渡る。

あれ、何かにおうぞ・・・

見渡すと ポンカンが10個くらい 散らばって置いてある。

いのしし?か、ぬた場の形跡もある。人間が置いたように並んでいるけど・・・

真相は分からない。

川の方にはわなが仕掛けてあった。その中に魚らしきえさが、

それが臭っていたのだ、くさい。

何をとるのだろう?、後で聞いてみると 蟹獲りらしい。



たっぷり 眺めて 向こう岸を味わった後 引き返す。

ところが、帰り、浅瀬をじゃぶじゃぶ渡らねばならない。

写真を撮ろうと、しゃがんだとき、劣化した左足の長靴に亀裂が入ったらしく

浸水、じゃぼじゃぼになってしまった。

あ~あ、靴下もぐっしょりである。




何にしても 楽しい川遊びである。

今年はリュウキュウアユもかなりの数が復活したらしい。