私の野草図鑑

草花と語ろう

デイゴの木のところから  西古見②

2011-09-24 14:57:12 | 奄美の海、川

集落で灯台への道を尋ねると 車は途中までしか行けないとのこと

とにかく 行ける所までいってみよう

デイゴのところで 波打ち際を歩きたくなり 止まった




不思議な軽ワゴンが 止まっている

車内の天井に 布がはってあり 風でひらひらしている。

近ずくと 急に男の人が 近寄ってきて 「こんにちは」

どこから 出てきたんだろう、不意打ちをくらったので 奇妙に思えた。



変な日だ

気を取り直して 浜に下りる



相変わらずの透明さ



しばらく歩いて 車に戻った

あれ、さっきの人 どこにいったんだろう


あまり考えないようにしとこう、今日は そういう日なのだ。



しばらく進むと ますます 海の色が変わっていく

ここまで来ると 海の色はもはや この世のものではなくなる



見ていると 気を失いそうな色 輝く



ここに 干潟ができて 渡れるという、時期を見ないと そういう好機にはめぐりあえないね

真夏は暑くて 熱中症になりそうだ。



はあ、なんて色 小学校の頃見た教科書のさしえを思い出す、あれは うそじゃなかった。

いつか あんな場所にと思った日があった、今 それが 目の前に広がっている






西古見に向かう

2011-09-24 09:22:35 | 奄美の海、川

写真を消化しきれずに また 島行きの時がせまってきました(-_-;)

すっかり 秋模様のこのごろです。

隣にある中学校のグラウンドからは 威勢のいい応援団の太鼓と掛け声が響いています。

明日あたり 運動会本番なのでしょうか。




さて、海沿いを更に 西へと進みます。

ここは とりわけ お気に入りの場所です。

思わずため息のでるような 美しい風景が続きますが、国定公園だったんですね。

それもそのはず 看板が小さくて 見逃していました。



毎回 必ず 一回は訪れます。



この色を見たくて・・・



南にある私のお家からでも 1時間半くらいかかりますかね



それで 島の人でもあまり訪れないようです。



カメラがカメラだけに 写りが悪いですが 記録してきました。



三連立神



で、最初の一枚の西古見集落に 到着

(今から お仕事なので 続きは帰ってきたから) 


花天

2011-09-18 18:09:01 | 奄美の海、川


西古見へと続く道は 絶景だ

ゆっくり のんびり 気になるところで止まり

私らしいスピードで 進む



日曜日に見かけるのは 釣り人


あんなところに どうやって



はじめは分からなくてもかまわない、そのうち分かる



野やぎだ。 結構 太ってるね



島で自然界を荒らすと 害獣になっている



一人で 自由に島を廻れるようになること それが一番の目的だった。



無謀だと言われたこともあったけれど 奄美の森を一人で探索できるようになること

どこでもというわけにはいかないが これもできるようになった



自分の目線で 島を見たかった。

私なりに 歩いて行こう、最初からうまくいくとは思わない。

名前なんか分からなくても 吐息は 充分感じ取れる

木や花や森にわたる風の 声を聞きたい

それが目的 私の思い





 



ハシカンボクは どこに

2011-09-16 17:10:01 | 奄美の植物

もっと 咲いているはず

確か もっと 標高の高いところで 涼しい木陰で

水が流れているところ



この感じかな



こいつは ソテツの敵



ここかなあ

水が少ないなあ



そう、こんなものが生えているところ





この先



ほら あった。



見つけた。白いハシカンボク



どこにでも あるわけではないらしい。

ちゃんと 環境を選んで 咲いてる、探しながら それが分かったよ



肌で感じる




森のお客さん どちらまで

2011-09-14 17:27:27 | 奄美の植物


車を下りて 林道をしばらく歩いた。

カヤツリグサを見ると 植物採集を思い出す

夏休みになると 古新聞にはさんで 標本を作った。



タカサブロウ

本棚から そのころ使っていた植物図鑑を取り出してみる

古い 古い 大切な本、ぼろぼろになっても たからもの



キツネノボタン



草花を探して 歩く気持ちは あのころのまま、しあわせになれる



コヤブミョウガ



どこにでもある草花が どんなバラより 素敵だと思える



そんな ひととき 大きく息を吸い込んで



車に戻ると 森のお客さんが 

「赤土山まで・・・」

はい、かしこまりました。