ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

お伊勢さん その五 

2010-07-28 | 観 Movie Museum
宇治橋から見える五十鈴川と伊
勢の山並み。





にしても画像デカイって・・

内宮と外宮の間にある「月よみの宮」へ。




これだけしっかりとお参りすると
”開運”というより

色々な事に感謝して、
日々きちんと生活せねばならないなと

まずは風呂・台所を徹底的に掃除だと
基本中の基をあらためて。

でもね。やっぱりね。
美味しいものははずせない。

伊勢の”赤福”だけで食べられる赤福氷。
抹茶の氷を掘って掘ってまた掘って。

現れし赤福の餡子と赤福餅。
なんと美味。

暑い伊勢ではたまらん味であります!
開運もバッチリであります!(希望・願望・ご要望)

お伊勢さん その四

2010-07-27 | 観 Movie Museum
五十鈴川の清らかな水の冷たさは
暑さを忘れさせる。



それより写真がデカイって。
デカ過ぎだって。

「神宮」の荘厳さを伝えるためと
ゴメン許して(笑)



外宮 御正殿へと続く階段。



自然の前では人間なんて小さい。
伊勢の森が持つ大きな力に圧倒されるのだ。



式年遷宮にて掛けえられた、
ほのかに檜が香る宇治橋を渡って「内宮」へ。

ノーマン・ロックウェル展

2010-07-06 | 観 Movie Museum
どこまで行っても100円の”ちゅうバス”に揺られて
着いた所は府中市美術館

ノーマン・ロックウェル展



初めてロックウェルを知ったのは
中学生の時に買ったポストカード。

それから関東で開催される展覧会には必ず足を運ぶ。

今でも印象に残っているのが
まだ新宿伊勢丹美術館があった1992年に開催された展覧会。

想像以上に大きなサイズとその中に描かれる
生き生きとした人々の生活。

今にも動き出しそうな子ども達や
会話が聞こえてきそうなカップル。

沢山の微笑ましい絵も
晩年の政治的、社会的な作品にも

一貫して流れているロックウェル自身が持つ
アメリカに対する強い思い。

アメリカといえば昔は憧れたものよねという
理想的な古き良きアメリカ。

それがもしかしたら魅力の一つなのかもしれない。

今回の展示会にも出展されていた好きな絵の一つ
「家出 Runaway」

まだ家出するには幼い少年が
ハイウェイレストランで保護され

ちょっとホッとしている背中と
「大丈夫心配するな」と言葉をかける警察官の大きな背中。

そんな二人を見守る人は良いがクセのありそうな
レストランのオーナー。

観ているこちらまでそのレストランにいて
見守っている気になる。

はたと思い出したのが、

マサチューセッツ州にある
ノーマン・ロックウェル美術館に行くと決めて早18年。。。

マサチューセッツの旅客機百機が
バスガス爆発でガスバクバクハツ。

それはどうでもいいんだが(笑)

行かねば。

やはりパスポート取らねば。







ちょうどあの時期から伊勢丹の
クリスマスシーズンの紙袋はロックウェルになった。



キャッツ 2010

2010-06-13 | 観 Movie Museum
まだ新宿に行く事が
大きなイベントだった高校生の頃。

当時の新宿南口は現在からは想像もつかない
閑散とした場所で、

そこに大型テントのキャッツ・シアターがあった。
母と一緒に生まれて初めて観たミュージカル。

劇団四季 「キャッツ


タカシマヤもない、

ドコモビルもない、

サザンテラスもない、

暗闇の再開発予定広場に佇むテントに
浮かぶ二つの黄色い目。

わくわくした。

踊りも舞台のセットも全て衝撃だった。
あんなに真剣に観たものはないかもしれない。

あれから気が付けば20年以上が経過し
南口は様変わりし、新宿は身近な場所になった。

色々なミュージカルも観れる様になった。

でもあの時観た最初の衝撃は
今観たらどう思うだろうとねと母と話したのがきっかけで

ちょうど横浜に専用劇場をオープンさせたのも
良いタイミングで20年振りの「キャッツ」。

横浜駅からそごうの方へ抜けて
いけばすぐなのだが

出口方向を間違え、なぜか気が付けば日産本社を
突っ切っていた。

快晴で海もきれいで
こんな間違いならOK牧場(あくまでも前向き)

おっやっと見えてきた。


やはり基本が再開発土地一時利用(笑)



既に入口には結構人が待っている。
黄金色の”キャッツ”


残念ながら劇場内が撮影禁止で画像がないが
入口のドアから壁、天井、細部に渡って

キャッツの世界が造りこまれ
席にいるだけで自分もすっかり江戸屋猫八気分。

キャッツは前列5列目までが回転席となっており
上演前は舞台を通って席に座る。

新宿で観た時がなんと4列目辺りで
案内されて座ったねだとか

途中でぴーちゃんの咳が止まらなくなったとか
昔は最後に、ステージに上がって大元締めの老猫と
握手が出来たとか色々思い出す。

その上演毎に演出も変わっているので
昔とは違うのだろうがダンサー達はしなやかだと

特に最近踊り回っているぴーちゃんは
見方が前回とは全く変化していた。

キャッツも変化し、私たちも変化しているのだろう。

キャッツの内容とは全く関係ないのだが
爆笑出来事があった。

なんでもそうだが劇場のトイレは
長蛇の列でかなり長い時間並ぶのを覚悟するのだが

今回のキャッツシアターはキャパ数に比較しても
とてもトイレ回転スピードが良かった。

数も全部で40以上あって多かったのも

誘導係りの人が「はい、そこへどうぞ!はいあちらへどうぞ!」と
テキパキとした案内も早い要因だったかもしれない。

しかし、さあトイレに行きましょうと
ぴーちゃんと妹と同時で動いた訳でなく

3人がバラバラに並び始め、
お互いの姿も確認できない状態

その上誘導係りの人に案内されるという確率があるのに

まず私が出てきた所にぴーちゃんがいて、
「ぶはっ、ぴーちゃん!」と驚き

そのあとしばらくして
ぴーちゃんが出てきたら今度は妹が待っていて

「ぶはっ、ゆうかじゃないの!」と驚いたという。

40個室あるトイレで
親子三人が全く同じ場所でマーキング。

とんでもない確率だ、凄いことだと
トイレで大爆笑であった。

次はライオンキングで挑戦してみようか。
なんつって。

帰りは、半分マクロビ教の親子も納得の
野菜中心レストランで、

末っ子長男の
「誕生日に結婚する宣言妄想・爆走話」で盛り上がる。

あんなに色々な人に状況を知られている
カップルも珍しく(本人が喋りすぎなのだ)

まあ何だかんだと言うものの
うまくいって欲しいよねえとたらふく食べて解散。


一緒に実家に帰らない自分が
いつも不思議な気分になる。

それも変わったという事か。
それはどうかな。

いのくまさん

2010-06-08 | 観 Movie Museum
いのくまさん
猪熊弦一郎展。

もうこれからは、三越の紙袋や包み紙を見ると
「ああ・・いのくまさんだ」と思うでしょう。


いのくまさんはねこが好き。

いのくまさんはとりがすき。



好きなものをただ好きだと思うこと。

それを貫けること。


ただ好きだから絵を描き続ける

子どもの様な心。


デザインは色々な事を削ぎ落とし、

極力シンプルになると

こんなにも美しくなるのかと

涙が出そうになる。


「こどものころから えが すきだった いのくまさん」
:谷川俊太郎




きっともっと強さがあって

ぶれない自分の意志を持つことが出来たら

貫けたり出来るのだろうよ。そうだろうよ。