キャロリン。の日記

いつも、熱く、楽しく、全速力で、生きること。

四面楚歌~エネルギー喪失

2012年06月21日 | 家族
なんだか、エネルギー消耗状態です。

体力的なもの、身体的なものではなくて、
精神的なものです。

子育ての価値観の違い

時代の流れの違いを痛感しています。

今、子供会と、保育園のクラスの役員をやっています。

保育園ですが、

園は公立からの払い下げで、私立の認可保育園が運営して4年目です。

私たち夫婦は、元の私立の認可保育園の保育方針に賛同して選んだのですが、

4年経って、当初よりも、更にどんどん、私たち夫婦の保育方針からずれていった保育になってしまっています。

送迎のために、園庭を解放するのです。
園庭で遊べるのは、9時から10時半の1時間ほどと、12時半から16時半までの4時間ほどです。それも9時からリズムなど室内の日も多く、園庭での遊びは、ほぼ午後のみです。16時半といっても、16時半までに全員の子どもが室内に入れるようにするため正味ではありません。

私たち夫婦としては、自然に触れ合う外遊び、キャンプや、登山、スキー合宿など、友達とたくさんいろんな体験をすることによって、切磋琢磨し、体当たりでぶつかり合うことで、人と人とが交わることの大変さと楽しみ、喜びを見つけられるのではないかと思っています。

そして、苦しい思いをしながらも困難に打ち勝ったことが、今は分からなくても、いつか人生の中で、大人になったときに、その意味を見出し、生きる力になると私は、信じたいのです。

しかし、ほとんどの親が、大変なことや、冒険、自然に親しむことを望んではいないのです。裸足でする運動会よりも、きれいな鼓笛、マーチングを望んでいるのが実情です。ザリガニを家に持って帰るなんてもってのほかなのです。

子供会にしても、

何事も面倒くさいが二言目には出てきます。
子育ては、手を掛けて愛情をかけて育てることで、自分が育てられる気がします。
そして、手を掛けながらも、見守る姿勢をもつことで、子どもの力の、パワーの大きさに驚き、そこから感動と力をもらえる気がしています。

子供会の役員に、当番でなってみて、
昨年度の会長さんのやったこと、姿勢が見えたときに、
私は、またしても、感動したのです。

昔私たちの育成会や、前住所地の育成会では、大人がお膳立てしたものに乗っかるだけでした。
ところが、今のところに住んで、子供による子供のための子供会という、素晴らしい子供会を知りました。
5,6年生がリーダー会議をやって、
総会、旅行、クリスマス会などの行事を行うのです。
納涼祭のポスターを書いて貼りにいったり、旅行も、バスの中でやるレクリエーションから、班行動でのグループ分けや活動計画等、子どもたちが考えて、準備をして、司会進行して進めるのです。

それが、すごく新鮮で楽しそうなのです。
年度の計画を決める会議では、
「何がやりたい?」
「町内鬼ごっこ」
という意見が出て、その発想にびっくりした。
すると、
「町内では、広すぎるから、中央公園にしよう。」
という意見が出て、
「小さい子とグループにしよう。」
などという話になっていくのです。

また、ゲーム大会というのがでて、
最初はおそらく彼らの頭の中は
DSや、Wiiだったのでしょうけれど、
それが、
「オセロなら小さい子も出来るよね。」
「トランプでもいいんじゃない。」
「囲碁将棋」
と出て、
「勝ち抜き戦にして、優勝者にはお菓子一袋の賞品。」

という風に展開していくのです。

旅行も何処がいいかということでは、釣りとかぶどう狩りという意見が出てきて、ディズニーとかよりも楽しそうに膨らませて話をしている姿に、感動したりしました。

廃品回収のアナウンスも、今年は子どもにやらせてみたら・・・・。
ということで、聞くと、
「俺放送委員会だからやりたい。」
という声が上がるのです。

納涼祭も真夏なのに、昨年度に引き続き、
「チョコバナナ」
という声が第1声なのです。
そこに、保護者の付き添いの横槍が入ります。
「暑いのに、チョコレート溶かしたり、べたべたするし、よごれるし・・・」
「じゃあ、チョコレートを溶かす機械を買えばいい。」
と、子どもが応戦、
「それ誰が買うの、子供会はお金ないのよ。」
と保護者。
「自分で買って、持っていく!」
昨年度も、役員は反対したもの、やってみたら、大盛況で完売だったそうである。
子供の感性と大人の感性は違うのだと思う。

そして、何事もやらせれば、かなりのことをやれるだけの力を持っているのだと痛感する。

こんなやり取りを見ていて、自治って、小さい頃からの積み重ねで体感できたら、日本の将来も明るいものだという気がしました。人とのつながり、地域のつながり、利他の心、社会貢献・・・・・。
いろいろな活動が、将来の社会活動の布石となるに違いないと思った。

それは、
ドロの学校の教育を見ても痛感してきたことです。

大学附属の幼稚園に入れるとき、猛反対をした私でした。
だって、共働きで送迎も出来ないし、園行事への保護者の関わりも多いと聞いていたので無理だと思いました。

でも、入れてみて、一番実りを戴いたのは私だったのです。

役員は出来る人が率先してやってくれるので、出来ない人は無理にと強要されませんでしたし、公平性を期して一人一回という声も全くありませんでした。
そうした方々に支えられて私は仕事が出来ましたし、率先して受けてくださる方たちの姿を見て、社会貢献という言葉の真の意味を痛感したのです。
また、先生たちの長い目での教育は見事でした。
自分のものは自分で持つこと、交通ルールを守ること、遅刻をしない等、親もうるさく指導されたことが多かったです。
でも、それは将来の為に段階を踏んで育てていかなければならないこと、自主性が育たなければ意味がないことなどを説かれました。

長くなるので、続きは次回にします。

子供会も、園も、今、面倒くさいことは辞めようという方向に流れてきています。
そこに、ここ1ヶ月ほど思い切り面しています。
今日は、今まで元の園の方針が好きで入れた方から、今の現状に満足していますというお言葉を戴き、
なんかとても、寂しく思った次第です。

妥協と、ここ10年で学んだ子育てへの楽しみや、利他の心の狭間で葛藤しています。







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