キャロリン。の日記

いつも、熱く、楽しく、全速力で、生きること。

原発の避難者~生の声

2011年11月23日 | 健康・自然共生
今日は、お料理教室に誘われて行って来ました。

そこで、福島県から非難してきた方と出会いました。


ニュースでは放送されない、生の声をたくさん聞かせていただくことができました。


一番大きかったのは、故郷がない。

こと、そこにあるのに、ふるさとに帰れないこと、故郷におそらくもう帰れないと言う現実からでしょうか、故郷がないんです。

と、何度も訴えられました。

そして、東北地方に多くの親戚をもつ人たちが多い中で、家族を失ったものが多くいるのです。
いかにいます父母って歌えないです。

とも。


私たちとは違った、彼らの故郷への慕情は大きなものであることも、初めて知りました。

福島や東北の人たちが、いまなお、昔ながらの日本の近所付き合いが存続しているからこそ、郷里への思いも大きいのだと思います。


ただ励ます為に、避難先では、各地でサロンを開いて交流の場を作ってくださることは嬉しいし、本当に、何ヶ月にもわたり支援してくださることに感謝していることを語ってくれました。

ただ、そのときに最初は、いつも
「故郷の歌を歌おう!」

と言われて、歌えなかったこと、悲しみの上塗りをされている気がしたことなどを話してくださいました。

避難先が7回変わったが、それでも、皆さんに良くして貰い、また、ご飯も、待遇も本当に良かったこと。

その中で、出された料理に対しても、残したら申し訳ないという気持ちから、健康のため制限があることを言えなかった人がいたこと。


戦争で追われるように、着の身着のまま、何十台も連なったバスに乗り込み、バスを降りるときには、放射能の計測を、頭の先から足の爪の先まで計測され、安全の確認の証明が出なければ、自分の子どものところに身を寄せることも出来なかったこと。(その話から、人として扱われないような感じの扱いだったように、私は受けました。災難だったねえという思いやりの気持ちがないかんじを私は受けました。)


車も、放射能を浴びているため、移動が出来ず、置いたままになっており、仮払いは、返還しなくてはいけないので、車を買うことも出来ない。

家を新築したばかりでローンを払いながら、住めない虚しさ。

原発の恩恵を受けているのは、原発から、半径何キロと決まっていて、10キロ以上離れている自分たちは、今までも、何の社会的な優遇をされて来たわけではないこと。

夏頃に届いた東京電力からの分厚い書類と、その保障金額のこと。

支援のお金を貰うにも書類の書き方が分からないこと。

先着30名と言う書類の書き方の講習が開かれることになり、

時計を見つめて、すがる思いで電話して、その30名に入れたこと。

しかし、予約はしても、その会場へ行くのにどうしたらよいのか。交通網がない。

また、30名に漏れた人への思い。

どうして、避難者がどこにいるか把握されているはずなのに、全員に通知されないのか。

また、いろんな説明会も、夜に市役所で行われたりしているが、バスもないし、タクシー代など払えないのに、どうして交通の配慮がないのか。多くの避難者のいる団地の近くの公民館などで何回かに分けて行って貰えないのか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

等々、本当の生の声が聞けたことは、良かったと思いました。

だからと言って、何が出来るってわけでもないのですが、


被災した皆さんの、心の傷は、深く大きいことを改めて感じました。

(また、経済的にも大きな打撃ですね。)


日々を過ごす中で、やはり、常に被災した皆さんの気持ちをどこで、思い、今の自分の環境に感謝して生きたいですね。

今日25日のニュースで、阿武隈川から高い放射性セシウムが計測とあって、思い出した。


もう、すでに、うさぎや猫が奇形で産まれ始めているとも言っていた。

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