■血統傾向更新■
血統傾向の主役のディープインパクトは8頭も出走していたが、1頭も馬券にならず。16頭のSS系に対し2頭しか出走していなかったロベルト系がワン・ツーを決めた。
圧倒的1番人気に応えてデアリングタクトが優勝。無敗で牝馬二冠達成は、1957年のミスオンワード以来の実に63年振りの偉業達成とのこと。
桜花賞の時から思っていたが、デアリングタクトはウオッカと被るイメージ。
まず桜花賞の前走が、いずれもエルフィンSだったこと。そして桜花賞では、ウオッカにはダイワスカーレット、タクトにはレシステンシアという逃げ馬のライバルがいたこと。
そして、タクトは63年振りに牝馬二冠を達成したが、ウオッカは桜花賞2着の後にダービーへ出走し、1943年以来64年振りに牝馬でダービーを制したように、不思議とウオッカに似ている。
閑話休題。
レース結果を見て驚いた。人気薄が突っ込んできたから驚いたわけではない。
2着は7番人気の息子からの乗り替りのノリのウインマリリン、3着はデムーロからの乗り替りの和田騎乗のウインマイティー。
両馬の馬主はウインで、生産者はコスモヴューファーム。馬主も生産者も岡田総帥の傘下にある。そして、勝ったタクトは生産者こそ長谷川牧場となっているが、その馬主ノルマンディーサラブレッドレーシングは総帥の甥っ子が代表を務める。つまり、今年のオークスは岡田総帥軍団が1着~3着を独占したということだ。
てっきり今年も「社台の運動会」になるのかと思いきや、まさか「総帥の運動会」になろうとは。
■コース傾向更新■
1着デアリングタクトの血統構成はエピファネイア×キングカメハメハで、いずれもコース傾向に合致する。
よくよくコース傾向を見てみると、今開催はディープは1勝3着1回と、2回しか馬券になっていない。4R終了後に緊急でお知らせしたように、ステイゴールド一族の方が活躍していた。コース傾向に重きを置けば13番人気のウインマイティーは拾えたか。
とは言っても、血統傾向あるいはコース傾向に拘るなら2着スクリーンヒーロー産駒のウインマリリンは、どうしても拾えない。
だが、「前走データ」を拠り所にすれば、両ウインとも拾えてた。
前走2000m組で買えるのは、「上がり3F順位が3位以内」の馬。これを満たすのは両ウインの他にはホウオウピースフルのみ。
そして、桜花賞組で買えるのは「桜花賞3着以内か3番人気以内」の馬なので、デアリングタクト、スマイルカナ、サンクテュエールの3頭。
ということは、デアリングタクトを1着固定の5頭へ流せば、20点で三連単4万馬券が簡単に取れたことになる。デアリングタクトの相手探しの一戦で、とくに買いたい馬がいたわけでもなかったので、結果論とは分かっているが、これは悔しい。
と、終わったことはとっとと忘れて、来週のダービーに備えよう。
=おしまい=
血統傾向の主役のディープインパクトは8頭も出走していたが、1頭も馬券にならず。16頭のSS系に対し2頭しか出走していなかったロベルト系がワン・ツーを決めた。
圧倒的1番人気に応えてデアリングタクトが優勝。無敗で牝馬二冠達成は、1957年のミスオンワード以来の実に63年振りの偉業達成とのこと。
桜花賞の時から思っていたが、デアリングタクトはウオッカと被るイメージ。
まず桜花賞の前走が、いずれもエルフィンSだったこと。そして桜花賞では、ウオッカにはダイワスカーレット、タクトにはレシステンシアという逃げ馬のライバルがいたこと。
そして、タクトは63年振りに牝馬二冠を達成したが、ウオッカは桜花賞2着の後にダービーへ出走し、1943年以来64年振りに牝馬でダービーを制したように、不思議とウオッカに似ている。
閑話休題。
レース結果を見て驚いた。人気薄が突っ込んできたから驚いたわけではない。
2着は7番人気の息子からの乗り替りのノリのウインマリリン、3着はデムーロからの乗り替りの和田騎乗のウインマイティー。
両馬の馬主はウインで、生産者はコスモヴューファーム。馬主も生産者も岡田総帥の傘下にある。そして、勝ったタクトは生産者こそ長谷川牧場となっているが、その馬主ノルマンディーサラブレッドレーシングは総帥の甥っ子が代表を務める。つまり、今年のオークスは岡田総帥軍団が1着~3着を独占したということだ。
てっきり今年も「社台の運動会」になるのかと思いきや、まさか「総帥の運動会」になろうとは。
■コース傾向更新■
1着デアリングタクトの血統構成はエピファネイア×キングカメハメハで、いずれもコース傾向に合致する。
よくよくコース傾向を見てみると、今開催はディープは1勝3着1回と、2回しか馬券になっていない。4R終了後に緊急でお知らせしたように、ステイゴールド一族の方が活躍していた。コース傾向に重きを置けば13番人気のウインマイティーは拾えたか。
とは言っても、血統傾向あるいはコース傾向に拘るなら2着スクリーンヒーロー産駒のウインマリリンは、どうしても拾えない。
だが、「前走データ」を拠り所にすれば、両ウインとも拾えてた。
前走2000m組で買えるのは、「上がり3F順位が3位以内」の馬。これを満たすのは両ウインの他にはホウオウピースフルのみ。
そして、桜花賞組で買えるのは「桜花賞3着以内か3番人気以内」の馬なので、デアリングタクト、スマイルカナ、サンクテュエールの3頭。
ということは、デアリングタクトを1着固定の5頭へ流せば、20点で三連単4万馬券が簡単に取れたことになる。デアリングタクトの相手探しの一戦で、とくに買いたい馬がいたわけでもなかったので、結果論とは分かっているが、これは悔しい。
と、終わったことはとっとと忘れて、来週のダービーに備えよう。
=おしまい=