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東京優駿の法則

2020-05-25 23:17:52 | ダービー馬を探せ!2020
■血統傾向(過去5年)■

父SS系が【3-5-3】で計11頭が馬券になっており、うち【3-3-2】の計8頭がディープで、あとの3頭はハーツクライ、オルフェーヴル、ジャスタウェイ。
キンカメが父で【2-0-1】、母父で1勝。
シンボリクリスエスが母父で【1-0-1】、母父ダンチヒ系が【0-2-0】で父はいずれもディープ。

■コース傾向■

先週までの2回東京芝2400mの全8レース分の血統傾向。
開幕から4連勝とスタートダッシュを決めたSS系だが、3週目からキングマンボ系に流れが変わった。開催が進むにつれて勝てなくなったSS系は、それでも2着が6回、3着が5回あるので無視するわけにはいかない。クラシックディスタンスである当コースは得意の筈のディープだが、先週までで1勝3着1回と不振。ディープと同様に当舞台と相性の好いハーツクライも【1-1-1】と馬券になったのは3回のみ。
一方、上記2頭を上回る活躍を見せているのがステイゴールド一族。
開幕2連勝を決めたオルフェーヴルは、先週の土曜日で2着になり、オークスで3着に入ったウインマイティーの父ゴールドシップは開幕初日に2着になっていた。一族のドン・ステイゴールドも2着1回があり、その直仔のナカヤマフェスタも2着1回、フェノーメノが3着1回と、一族合計で【2-4-2】と大活躍。

SS系の連勝にストップをかけたキングマンボ系は、5月9日の10Rから3連勝を決め、続くオークスではデアリングタクトの母父として1着になり、4連勝を達成。今開催は父・母父合計で【5-0-1】とステイ一族と並ぶ好成績。

オークス馬のデアリングタクトの父はエピファネイア。その父シンボリクリスエスは父で3着1回、母父で1勝3着1回になり、デアリングタクトのオークス制覇をアシストした。

その他では、【0-3-1】のSS系×ヴァイスリージェント系にも注目。

今週からCコース替わり。傾向にどう影響するのかは分からないが、本番前の2レースは必見。

■オークス・リンク■

オークスで馬券になった馬の血統が、必ずダービーで馬券になる―
少々オカルトめいているが、れっきとした事実。

昨年のオークスは、ディープ×ストームバード系が1着・2着。ダービーでもディープがワン・ツーを決め、2着ダノンキングリーの母父はストームバード系のスキャットダディだった。

18年のオークスは、1着ロードカナロア、2着ルーラーシップがキングマンボ系、3着はオルフェーヴル。ダービーでは、キングカメハメハを母父に持つロジャーバローズが1着になり、同産駒のコズミックフォースが3着で、オルフェーヴル産駒のエポカドーロが2着。エポカの血統構成はオルフェ×フォーティーナイナーで、オークス3着のリリーライラックのそれと同じ。

キリがないのでこの辺で止めておくが、オークス→ダービーの血統リンクは90年以降の過去30年間で92年を除く29回成立している。しかも、そのリンクは、SS系やノーザンダンサー系といった所謂、大系統ではなく、その下のディープやストームバードといった小系統あるいは種牡馬個体でリンクしているのだ。出走頭数が多いディープのリンクの確率は自ずと高くなるのは当然だが、ディープ産駒が出走する前から、リンクは継続している。現に過去30年間で29回もリンクが成立している事実があるとなると、単純に確率論の一言で片づけられないのではないだろうか。

<登録馬中のリンク候補馬>
▶1着デアリングタクト
父)エピファネイア(シンボリクリスエス系)
→メイショウボサツ・・・父エピファネイア
→コルテジア・・・父シンボリクリスエス

母父)キングカメハメハ(キングマンボ系)
→エヒト(父ルーラーシップ)
→ガロアクリーク(母父キングマンボ)
→ブラックホール(母父キングカメハメハ)
→マンオブスピリット(父ルーラーシップ)

▶2着ウインマリリン
父)スクリーンヒーロー(シルヴァーホーク系)
→ウインカーネリアン(父スクリーンヒーロー)

母父)フサイチペガサス(ミスプロ大系統)*ミスプロの直仔
→該当なし

▶3着ウインマイティー
父)ゴールドシップ(ステイゴールド系)
→ビターエンダー(父オルフェーヴル)
→ブラックホール(父ゴールドシップ)
→ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)

母父)カコイーシーズ(レイズアネイティヴ系)
→該当なし

果たして今年もリンクは成立するのか、見ものである。