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ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

デンタルIQ

2014年05月31日 | 健康・スポーツ

Photo  デンタルIQとはDental Intelligence Quotientの略で、訳すと歯に関しての認知度・知識理解度を意味します。歯のことを理解し、一生健康な歯でありたいとHow toがわかっているという意味にもなります。

 昨日ずっとお世話になっているかかりつけの歯科医院に行った。この医院へは毎週のように、最低でも二週に一度以上は通っている。私の歯が特別悪いせいかもしれないが、ドルカスだってほとんど付き合ってくれているので、二週に一度は普通のペースなのだ。「どうして?」と思われたら、ぜひこの続きを読んで欲しい。

 8020(ハチマルニイマル)運動をご存知だろうか?これは80才までは、自分の歯を20本以上持とうという意味である。厚生省「成人歯科保健対策検討会中間報告」1989年(平成元年)―抜粋―「残存歯数
Photo_2が約20本あれば食品の咀嚼が容易である」ことに根拠がある。実際に私の歯は今20本という崖っぷちなのだが、確かにこれ以上減れば自分の歯で噛むということが困難になるだろうと言うことが分かる。いわば「健康に噛んで食べる」崖っぷち数字なのだ。

 8vs20、これは80才での歯の保有数の違いで、日本とスウェーデンの数字である。医療費の高いアメリカやヨーロッパでも15本前後は残っているようで、日本だけが格段に低い数字なのだ。ずばり「認識の差」だ。

A とんでもない間違い・・・・・「痛くならないと歯医者には行かない」というあなたはまず間違いなく、総入れ歯予備軍だ。歯槽膿漏は50代、60代で格段に進む。歯の健康は絶対自分自身ではムリで、歯科医と連携しなければ困難だ。
 痛くない時にこそ、おそれずに歯科医院に行ける。こまめな歯石除去、自分流ブラッシング訂正
と正しい指導、かみ合わせやポケット検査など常にチェックが必要だ。現在はこのような「歯の維持」という予防医学に使命を感じてくれている医院が多い。昔は抜歯専門だったかも知れないが、今は追い風が吹いている時代でもある。利用しない手はないでしょ、国民皆保険の、この恵まれた国で。   ケパ

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