ドルカスがベランダで、買ってきた「いちごポット」に植栽をしている。
新しい家に引っ越してきて約一年、ようやく自宅としての感慨がわくようになってきた。それを感じさせるのが、これまでと比べて余りにも広過ぎるベランダのミニ庭園化。ドルカスはもともとハーブやバラなど園芸が得意だった。それを神さまに捧げて私と結婚した。捧げて6年、ふたたびほんのささやかな園芸の再開に、ドルカスがいそしんでいるのを見るのは楽しみだ。
ところでホームセンターで購入した用品の中で、この「いちごポット」は異様だった。ドルカスから説明を聞くまでは、わたしはわけがわからなかった。こうして植えられていって、「ランナーで殖えるいちごの特性を活かす為の形状」に納得した。いちごだけでなく、ナスタチウムやハーブなど、いろいろ活用できるらしい。食いしん坊の私は、今から練乳を用意して、毎日新しいいちごを食べるのを楽しみにしていようっと。
ケパ