心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

ネパールは新首相で変わる?

2011-02-07 03:33:41 | ネパールの政治治安状況
ネパールは節目を向かえることになるだろうか?

NHKニュースより
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王制が廃止され共和制へと移行するなかで政治の混乱が続いているネパールで、17回の投票を経て7か月ぶりに新しい首相が選出され、国の再建に向けて指導力を発揮することができるか注目されます。

ネパールでは、10年に及ぶ内戦のあと、2008年に王制が廃止されて共和制への移行が始まりましたが、憲法の制定などを巡って連立政権と野党の対立が深まり、去年6月、首相が辞任しました。

その後、新しい首相を選ぶ投票が議会で16回にわたって行われましたが過半数を獲得する候補がなく、3日になって与野党の間で調整を行った結果、与党で中道左派のジャラナート・カナール議長が、17回目の投票で7か月ぶりに新しい首相に選ばれました。

ネパールでは、新憲法の制定や、内戦を戦った武装勢力の兵士を軍や警察に統合する問題を巡って、連立政権と最大野党で武装勢力を抱えるネパール共産党毛沢東主義派が厳しく対立してきました。

3日に行われた投票では、毛沢東主義派がカナール氏を支持したことから、近く発足する政権には毛沢東主義派も加わる見通しで、今後、カナール氏が指導力を発揮して国の再建に向けた動きを加速させることができるか注目されます。
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ぼくの周辺のネパール人数人の反応は厳しく、ネパールは変わらないよとか、選挙目当ての妥協だよなど、政治家への深い絶望の声ばかりでした!

数日前の新聞による新首相期待調査では、80%とダントツ第1位の期待を集めているマオ派2番目のリーダーで、知的とか現実派とかいわれるバブラム・バッタライは、上の動きに反対を表明していて、その動向も気になるところ。

学生運動の議長出身で、留置・拘置が1969年に4ヶ月・73年に1年2ヶ月・75年に6ヶ月・76年から3年の4回計5年間、地下潜伏が1975年と79年から90年・2005年と3回約11年間。
そして1978年のネパール共産党マルクスレーニン主義派の結成メンバーという闘士の経歴。
イラム出身で、科学の教員の経歴が計4年間。
ぼくと同い年だなあ・・・

きのうのTVでは、「すべての局面で、民主主義を徹底し透明を持つ運営」と、官僚に檄を飛ばしていた。

期待していいのかなあ・・



どうなるの???


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