心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

帰国日までのVISA

2011-02-09 02:36:37 | ネパールでの生活
帰国日まで18日間VISAが足りないので手続きにでかけた。
イミグレーション・オフィスが、マイティガール裏へ移転していて、探すのに一苦労。
延長1日について2ドル相当のネパールルピーとして2620ルピー、写真1枚と申請書で、午後2時以降に即日発行。
知らないスタッフなのに、イスで待っていると引き換え券を持ってこいと声をかけてくれて、予告時刻より早く終了。ネパールでは偉そうな公務員ばかりにあうのに、こういう人もいるのかと、ちょっといい気分になる。

待ち時間に、タパタリのEKTA書店にひさびさに寄ってみる。
昨年発行の異文化関係の心理学と精神保健関係書、それとちょっと古くて1992年発行の途上国の地域保健マニュアルを入手。
英語圏の専門書でインドでリプリントしているものがあると、600ルピー(約800円)程度で安く手に入るのでとてもありがたい。日本なら数千円するかも。

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さて帰国日までの滞在延長手続きを終えたので、日本での活動について、徐々に頭を切り替えていこう・・・といっても、まだ2週間余の新ルートトレッキングを予定している・・・

まずは帰国してまもなく;
多文化間精神医学会が箱根で3月18日(金)19日(土)。
ぼくの役は3つ。
第1日午後;シンポ「日本の心理療法の海外での展開」の共同司会者
第2日午後;一般口演演題「韓国の自閉症協会との交流」「日本・台湾・シンガポールの老親扶養比較」「韓国の帰国学生の滞在国別ストレス比較」の座長
両日   ;ポスター発表「内戦後のストレスケア-ネパールにおけるケアと研究の現在」

4月からの巣鴨のTa大学非常勤講師「障害保健福祉論」のシラバス提出(オンライン掲載)期限が約1週後。一応、こういう感じ:
「目指していること;障害保健福祉分野について、地球的な視野で状況を概括した後、権利・平等と差別を整理し、ついでうつ病・統合失調症を基礎的に理解したうえで、障害を持つ当事者の動き・地域ケアを糸口にして学びます。そしてさらに、障害者が障害を受け容れる心理社会的なプロセス、また回復力を高める会話・支援者の気持ちを表現する基礎についても焦点を当てます。
方法;学習者自身が小集団で準備し発表し討議することによって知識を身に付けることを重視する協同学習法によります。」

自宅開業相談室への予約メールへの応答、継続クライエントとの連絡。
ありがたいことに、かつての病院勤務のときに出る・入るですれ違いだった開業精神科医師から紹介がある。

(NPO)途上国の精神保健を支えるネットワークへの関与。
バンクーバーの大学人たちが支援に加わることになったらしい。

国家資格化への関与。
厚労省精神保健課に次年度、心理職が配属予定(Misさん情報)だって・・・
官僚たちが予想して準備に入ったって考えるのは、そう誤りでもないだろう。

などなど。

そういうなか、あの川は3月21日は渓流釣りの解禁だな、などという思いが頭をよぎったりして・・・


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