本当に久しぶりのコンサート。
来月、公演される神奈川県民ホール主催のオペラ「トゥーランドット」に先駆けて
青島広志さんのレクチャーコンサートでした。
青島広志さんがお話(解説)をし、ピアノを弾きます。
トゥーランドット姫役のソプラノは津山恵さん
リュウはソプラノ横山美奈さん
王子カラフはテノール小野勉さん
3人とも素晴らしい声を聴かせてくださいました。
久しぶりの生の歌声。うっとり。
青島広志さんのお話はとても分かりやすかったです。
プッチーニの遺作で、最後の部分は他の作曲家が書いたそうです。
プッチーニのオペラは可愛らしく清楚なソプラノがタイトルロールの場合が多いけど
このオペラはドラマチックな太い声のソプラノがタイトルロールだと言う事が分かりました。
トゥーランドットはホント、迫力があります。
あれ?メゾソプラノだったかなと思うほどでした。
なぜ、トゥーランドット姫があんなにかたくなのかも解説されましたが、
あんまり感情移入できないね、なんてことも話されました。
カラフの有名なアリア「誰も寝てはならぬ」は
最後の最後の聴かせどころの声がちょっと引っかかってしまい、残念でした。
が、それ以外はとても素敵でした。
リュウのアリアは清く美しくとても良かったです。
この役はスーブレットといい、軽めの声のソプラノが歌うそうです。
「フィガロの結婚」のスザンナ 、「こうもり」のアデーレ、「カルメン」のミカエラ。
個人的にはスーブレットのアリアが好きだなあ。
県民ホールの小ホールの座席は1人おき、検温消毒も厳重で、この場にいた事を登録する(万一、感染者が出た場合お知らせがある)システムもあり、コロナ対策は十分なようでした。
チケット代2000円は得したなあ、、、
「トゥーランドット」の本公演も魅力的だけど
今日のコンサートで大満足でした。
青島広志さんのお話付きのコンサートは
3度目かしら?
いつも楽しいです。
プログラムの絵は青島広志さん本人が描いてらっしゃいますが、絵もすごーく上手です。
楽しいコンサートのおあとは美味しいお楽しみです。
県民ホールのちょっと先のホテルニューグランドでランチをしました。
久々の贅沢なランチでした。
レストランの順番待ちの間にホテル内を「見学」
ニューグランドのシンボル大階段。
ロビー。
エレベーター。
開業は1927年のクラシックホテルです。
高い天井、立派な彫刻、玉座のような椅子
圧倒されます。
開業当時からのレストランで
ダンナは最初からカレーを食べたいと決めていて、私は色々付いたお得なコースに。
カレーの薬味。
チキンカレー。
コースの最初はマッシュルームとサツマイモのスープ。
で、メインは創業当時からのメニュー
シーフードのグラタン
写真撮り忘れちゃった!
デザートとコーヒー。
お腹いっぱい。
大満足な1日でした。
実は久しぶりのコンサートに着物で行きたくて
音楽柄の博多帯を準備していたのですが
雨で足元が悪いので断念。
次回は着物でコンサート復活したいです。
レストランの私たちの席から撮影。
だいぶ、降っていて銀杏の木々も濡れていました。
横浜開港162周年だとホテルの入り口に書いてあります。
すっかり遠のいていた音楽ですが
ヴォイトレしたり、コンサートに行って
モチベーションがあがり、少しだけ「cantare」らしくなってきました。