命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

コロナによる心筋炎?

2020-12-28 21:30:41 | 新型コロナウィルス
毎日新聞デジタルより 
 27日に死去した立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長(53)=参院長野選挙区=の死因が、新型コロナウイルス感染症だったことが28日分かった。現職国会議員のコロナによる死者は初めて。
 羽田氏の死去に伴う参院長野選挙区補選は、来年4月25日投開票で実施される見通し。
 党関係者によると、羽田氏は2~3日前から発熱するなど体調を崩した。27日にPCR検査を受ける予定だったが、病院に向かう途中、容体が急変したという。
 父は野田佳彦内閣で国土交通相を務めた。

 53歳、働き盛りの現役国会議員が新型コロナで急死
 これにはびっくりさせられました。
 新型コロナ感染症による死因は、大まかには 肺炎、血栓症、心筋症の3つに分類できるようです。肺炎は、誰もが知っていますよね。そして次に注目されたのが血栓症です。そして、夏ころから心筋症が注目されるようになりました。
 とても大雑把な推定でしかありませんが・・・状況などから、羽田氏の死因は心筋炎による急性心臓死ではないかと私は感じております。


羽田氏の死因が何だったのかは、現在のところ不明です。確かなことは、24日より発熱等体調不良があった事、亡くなった27日に新型コロナの検査が予定されていた事。糖尿病、高脂血症、高血圧の持病があった事。そして、亡くなった後に新型コロナ陽性が確認されたという事です。
 死後に新型コロナ陽性が確認された方の死因は、自動的に新型コロナなりますので、死因は新型コロナと報道されています。ですが、ひょっとすると新型コロナには無関係な原因なのかもしれません・・・それは、解剖結果を待たないと何とも言えませんが、下記の状況などから、急性心臓死ではないかと感じました。そしてその原因に型コロナ感染症が大きくかかわっているように思えてなりません。

より詳しい情報です(読売新聞オンラインより)
24日に秘書が「周辺者に新型コロナの陽性者が出たため、PCR検査を受けたい」と国会の診療所に連絡した。同日深夜に38・6度の発熱があり、25日朝にはいったん熱が下がったものの、都内のクリニックに27日午後からPCR検査を受ける予約をした。  25、26両日は都内の自宅で過ごし、発熱が続いた。27日朝には平熱に戻ったが、秘書の運転する車でPCR検査を受けるクリニックに向かう途中で呼吸が荒くなった。羽田氏が「俺、肺炎かな」と言った直後、意識を失ったため、秘書はその場で救急車を手配したが、搬送先の東大病院で死亡が確認された。

確かな証拠に基づいた考察ではありませんので、話半分くらいで聞き流してくださいませ
 
そして、これまた伝聞による情報ですが、3月に亡くなった志村けんさんと同じく、キャバクラ好きだったという事です。コロナの伝染経路がひょっとして・・・・と思ってしまいました。



以下は、新型コロナによる心筋炎に関する情報です。
山中伸弥先生が、新型コロナウイルスと心臓に関する3つの論文をホームページで紹介されています。その一つを共有したいと思います。
〈ドイツからの報告〉
●新型コロナウイルスに感染して2〜3カ月経過した100名に対し、心臓のMRI検査を実施。
●平均年齢は49歳(45〜53歳)。
●感染が確定してからMRI検査までの期間は、平均71日(64〜92日)。
●67名は自宅で療養。33名は入院して治療を受けた。
●MRIの結果
78名に、心臓MRIで画像上の異常が認められた。
60名に、心筋の炎症が続いていることが判明した。

 そのほかにも新型コロナウイルスによる心臓の障害、心筋炎の報告が相次いでいます。通常の風邪ウイルスと同じく心筋炎を引き起こす報告は以前からあったのですが、新型コロナウイルス感染症から回復した患者さん100例に心臓MRIの検査を
してみると78%に異常がみつかり、60%に持続している炎症所見と認めたと報告されています。(JAMA Cardiol. 2020 Jul 27:e203557. doi: 10.1001/jamacardio.2020.3557.)また心エコー検査では69カ国合計1216人の患者さんの約半数に何らかの異常を認めているという論文もあります(Eur Heart J Cardiovasc Imaging. 2020 Jun 18:jeaa178. doi: 10.1093/ehjci/jeaa178.)

新型コロナに対する不気味さが増しましたね。本当に厄介な疾患ですね。

中国を追いかける時代

2020-12-28 07:31:13 | 危機管理
 政府は、各省庁などが保有している計1000機超の小型無人機(ドローン)について、原則として高いセキュリティー機能を備えた新機種に入れ替える方針を固めた。安全保障の観点から、中国製ドローンを事実上排除する狙いがある。政府の支援で開発中の国産ドローン導入を視野に、来年度以降、代替機を順次調達する見通しだ。

 ドローンは、通信ネットワークを介して撮影写真や飛行情報を情報システムに保存している。次世代通信規格「5G」の普及で利用拡大が見込まれる一方、サイバー攻撃による情報窃取や機体の乗っ取りなどのリスクも指摘されている。


 このため、政府は来年度から、全省庁や独立行政法人・特殊法人のドローンの運用を抜本的に見直す。〈1〉防衛や犯罪捜査〈2〉重要インフラ(社会基盤)の点検〈3〉機密性の高い情報を扱う測量〈4〉救命・救難――などを「重要業務」に指定し、これらの分野ではサイバー対策が講じられた機種のみ使用を認める。導入済みのドローンは原則、数年以内に交換するよう求める。
 また、新規でドローンを調達する際は内閣官房に事前に相談し、リスク評価を受けることを義務化する。製造過程で不正プログラムなどが仕込まれる「サプライチェーン・リスク」が疑われる機種は、調達から除外する。
 一連の対応は、中国製ドローンが念頭にある。政府が今春、防衛省や警察庁など安保分野を除く省庁の機種を調べたところ、ほとんどが中国大手「DJI」製だった。DJI製は安価な反面、サプライチェーン・リスクにさらされ、情報窃取の懸念があるとして米国が排除を進めている。日本では、安保分野の運用実態は公表されていないが、米国の対応を受け、DJI機種の置き換えを先行して進めている模様だ。
 政府は現在、安保分野を除いて約1000機のドローンを保有する。赤外線や高性能レーダーを搭載し、ダムや河川のインフラ管理のほか、3D地図向けの測量業務などに活用している。新たな運用では、重要業務以外でも、「第三者に乗っ取られればテロや犯罪に悪用されかねない」(内閣官房)として、原則、入れ替えを求める方向だ。
 政府は、中国製に替わり、安全性の高い国産ドローンの導入を視野に入れている。自律制御システム研究所、ヤマハ発動機、NTTドコモなど5社の連合が、国の委託事業としてすでに開発に着手し、来年度の量産化を計画中だ。高度な暗号通信技術で飛行・撮影情報を守ることを目指している。

現在、ドローンの分野では中国企業のDJIが突出した技術力を持っています。オリジナリティも高く、他社がまねできない技術を積み重ねています。
上に上げた4基のドローンはいずれもDJI社のもので、値段も手ごろです。

70年前に、ドイツのライツ社からライカ3fという35㎜ロールフィルムレンジファインダーカメラが発売されました、
大きさ、使いやすさ、写りの良さなど、当時のカメラとしては画期的な性能を誇りました。
それを超えるものを作るなどと言う発想などなく、世界各国の多くの会社が、コピーモデルを作りました。
日本の戦後のカメラづくりはライカのコピーから始まったともいえるでしょう。やがて、ニコンは、コピーを超えた、Nikon SPという傑作をものにし、そのノウハウをベースに一眼レフのNikonFを創りあげました。キヤノンを始めとする国産メーカーもそれに追随、そして日本は一眼レフ大国となりました。(現在はデジイチ大国だけれど)

かつて、日本がライカの模倣から入り、本家に追いつき、本家とは別の方向を見出して本家を抜き去った様に、DJIやファーウェイに挑戦するのだろうか

ついこの間まで、中国製品と言えば、日本の有名会社の製品を粗悪に模倣して何分の1というような安価で売っていた。立場が逆転??今度は、世界の標準品となっている高品質な中国製品を、日本が模倣する番????DJIやファーウェイの製品は、高品質で独創性も高く、なおかつ安いのだ。政府の後押しなしにはとても太刀打ちできないだろう。

 これまで、ドイツやアメリカの後を必死に追いかけ、時には追いついたこともあった日本ですが、今は複数の分野で中国を追いかけざるを得ないようです。そして、この相手には、これまで武器にしていたコストが味方に付いてくれません。企業に形を借りた、国家間の争いになるのかもしれませんね。いずれにせよ、負けられない。スパイも横行するだろうなぁ

 ドローン技術は、今後伸びしろの大きい成長分野であることは間違いない。DJIの壁は高くて厚いと思われますが、何とか日本技術を結集して凌駕して欲しいと思う私でした。ここをやられっぱなしだと、軍事技術で支配されてしまいますからね。頑張ってほしいなぁ!!!!国家の存亡がかかっております!!