命のカウントダウン(健康余命3605日)

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閉鎖的な病室において不安定になった患者と、過重労働中の医療者の写真

2020-12-01 15:18:50 | 新型コロナウィルス
 写真のバロン医師は連続勤務252日目の写真。
 CNNの取材に応じた日、連続勤務256日目だと述べたバロン医師は「どうして自分が倒れていないのか分からない」と語った。「看護師たちは真っ昼間から泣いている」 
 新型コロナ専門病棟での隔離は多くの患者、特に高齢者にとってはきついとバロン医師は言い、「想像できるだろう。宇宙服を着た人間しか来ない部屋の中にいるんだ」と続けた。「一人きりでいるのだから、高齢者にはなおさら厳しい」
  さらに、「泣いている患者もいるし、逃げ出そうとする患者もいる」と述べた。「実際、窓から逃げ出そうとした人もいた」  バロン医師によると、写真の高齢男性の状態は「だいぶ良くなっている」という。「週末までに退院できるだろうと期待している」 

 バロン医師はまた新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)を警戒しない人々にもメッセージを送り、「バーやレストラン、ショッピングモールに多くの人が出掛けている」と述べた。「クレージーだ。忠告を聞き入れなかった人々が、私のICUに来ることになる」  続けて「みんなを抱きしめなければいけない状態など求めていない。それを知ってほしい」と述べた。みんなが基本的な予防措置を取る必要がある──対人距離を確保する、マスクを着ける、手を洗う、人がたくさんいる場所に行かないといったことだ」 「みんながそうしたことを守ってくれて、私たち医療従事者が休めるといいのだが」 

 日本でも、大阪や東京、札幌で、重症病棟がひっ迫してきています。
 入院患者さんを診てくれている医療スタッフ不足が深刻化しています。
 1週間で1万人の新規患者で医療崩壊が叫ばれている日本です。1週間で100万人以上の新規患者さんが発生するUSA、ひどい状況だとは想像しておりましたが・・・こういう過重労働で何とか支えられているのですね。

 二の轍を踏むまない様、新規感染者、特に重症化しやすい高齢者の感染が増えない様に一人一人が出来る範囲での努力を重ねていくしかありません。

 感染患者に対する隔離は、感染拡大阻止には必須ですが、感染者、特に高齢者には心身ともに大きな痛手となります。ホテル隔離ですら逃げ出す人が多く見られます。宇宙服を着た人間しか出入りしない窓もない閉鎖空間で、精神が不安定になる事は、容易に想像できますよね。こういった精神的変化は、入院中の患者さんだけではなく、退院後も、そして患者さん家族にも変化が見られることが多くあります。
 まずは、感染しないこと。そして、感染した人、周囲の方を孤独にしない事が重要です。感染者、そのご家族たちを阻害するのではなく、寄り添っていく姿勢が重要だと思っています。
 医療関係者には、バロン医師のような共感する力と、コロナ患者を抱擁しても感染しない知識と装備と運が必要です。

 ウィルスの存在に対する想像力が新規感染の予防に必要なのです。新規感染症の精神的な影響に対しては、感染者、周辺の人に対する「寄り添いの想像力」が必要だと感じます。
 想像力豊かに、この難局を乗り切っていけたらと強く思っています。

【AFP=時事】米テキサス州の病院の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専門の集中治療室(ICU)で、取り乱した高齢の患者を抱きしめて慰める医師の写真が世界中に拡散し、話題となっている。撮影時、この医師は連続勤務252日目だったという。 【写真特集】NYで恒例の感謝祭パレード、コロナで無観客に  写っているのは、テキサス州ヒューストン(Houston)にあるユナイテッド・メモリアル医療センター(United Memorial Medical Center)の医局長、ジョセフ・バロン(Joseph Varon)医師。感謝祭の日に白髪の男性患者を抱きしめる姿を、写真販売代理店ゲッティイメージズ(Getty Images)のフォトグラファーが撮影した。  バロン医師は11月30日、米CNNに対し、新型コロナ専門ICUに入っていくと、高齢の男性患者が「ベッドから下りて、治療室から出ていこうとしていた」と語った。「彼は泣いていた」  バロン医師は患者に近づき泣いている理由を尋ねた。「彼は『妻と一緒にいたい』と言った。私はただ彼をつかみ、抱きしめた」と述べ、「本当に切なかった。彼と同じように、私もとても悲しかった」と続けた。「やがて彼は落ち着き、泣くのをやめた」  CNNの取材に応じた日、連続勤務256日目だと述べたバロン医師は「どうして自分が倒れていないのか分からない」と語った。「看護師たちは真っ昼間から泣いている」  新型コロナ専門病棟での隔離は多くの患者、特に高齢者にとってはきついとバロン医師は言い、「想像できるだろう。宇宙服を着た人間しか来ない部屋の中にいるんだ」と続けた。「一人きりでいるのだから、高齢者にはなおさら厳しい」  さらに、「泣いている患者もいるし、逃げ出そうとする患者もいる」と述べた。「実際、窓から逃げ出そうとした人もいた」  バロン医師によると、写真の高齢男性の状態は「だいぶ良くなっている」という。「週末までに退院できるだろうと期待している」  バロン医師はまた新型コロナのパンデミック(世界的な大流行)を警戒しない人々にもメッセージを送り、「バーやレストラン、ショッピングモールに多くの人が出掛けている」と述べた。「クレージーだ。忠告を聞き入れなかった人々が、私のICUに来ることになる」  続けて「みんなを抱きしめなければいけない状態など求めていない。それを知ってほしい」と述べた。「みんなが基本的な予防措置を取る必要がある──対人距離を確保する、マスクを着ける、手を洗う、人がたくさんいる場所に行かないといったことだ」 「みんながそうしたことを守ってくれて、私たち医療従事者が休めるといいのだが」 【翻訳編集】 AFPBB News

早いもので

2020-12-01 11:05:01 | ワークライフバランス
2020年も12月に入ってしまいました。
昨日は、11月最終日・・・・
何だかんだと多忙でした。
訪問看護指示書、特定健診などの書類も山積みで・・・
インフルエンザ予防接種希望者も多く来院されました。
何だかんだで・・・・1日あっという間に終わってしまい・・・・
Blogアップできませんでした。

改めて12月ですねぇ。今年はコロナに明け暮れた1年
コロナのお陰で、引退計画は全く前に進まず・・・

1級船舶免許を取得、アマチュア無線の免許も申請しなおしましたが・・・
ヨット購入の話は全く進まず、アマチュア無線も現在とん挫中。
現在は、日帰りかせいぜい土曜午後からの一泊二日のキャンピングカー旅行しか出来ていませんが、今しばらくはそれくらいしか無理です。

在宅医療をしているので、長期不在には出来ません。短期間不在にできるのは、携帯電話の存在と、訪問看護が留守を守ってくれているからです。

年末は、毎年5日間ほど家族でスキーに出かけます。その時は、訪問看護に協力医療機関に留守番をお願いして出かけます。快く「留守は任せて!」と、言っていただけるのですが・・・・彼らが留守にすることはほとんどなくて・・・相互補助になってないのが心苦しいです。在宅医で私程遊び歩いている人は・・・・あまり知らないです。66歳、新規患者さんはお断りしている 引退希望の在宅医です。許してくださいね。

キャンピングカーで日本一周とか、ヨット(外洋クルーザー)で南太平洋周遊とかをしたいなぁと思っていたので・・・さすがに留守を任せる事は出来ないので・・・完全引退を考えていたのですが・・・・

にっくきコロナのせいで・・・・・引退への道が霞んでしまいました。
ヨットで今航海に出ても、入港拒否されてしまいますしね。

今後しばらくは、近場で小さな旅を楽しむなど、可能な範囲で、コロナ感染に気を付けながら日常生活を楽しみつつ・・・・仕事の配分を少しづつ減らして・・・引退生活に移っていけたらと考えてはいるのであります。