命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

初仕事のその後

2020-01-07 22:40:00 | 日記

血圧(124/72)、脈拍(88)、血糖(200前後)などは問題ない数字に収まってきました。
しかし、乏尿(おしっこの出が悪い:24時間で100ml以下)です。
バルーンカテーテルは訪問看護師が朝に入れ替えてくれたそうです。

昼に往診したとき、利尿剤の注射をしたのですが、夕になっても出ていないと、夕に再訪してくれた訪問看護師から報告を貰いました。

脱水から腎不全を来したようです。ご家族と相談しましたが、透析は患者さん本人も希望されないだろうとの事でした。希望されていたとしても、対象とならない可能性が高いですが。

利尿剤を大量静注に、一縷の望みを託すことにしました。

上記のいずれでもないですね。自然治癒力に委ねているのに近い治療ですね。

ステロイド投与も考えましたが、血糖の事を考え投与しませんでした。

ご本人の意識がはっきりしていたら、点滴すら拒否されていたかもしれないです。

持続点滴なので、入れる時以外は痛みはないです。でも、意識のはっきりした人の場合、点滴チューブが体に繋がっていること自体を嫌がる人も多いです。しかし、今回の場合、緊急性が高く、救命できる可能性もかなり高いと思われる状態だったので、持続点滴確保は許していただきたいと思います。

点滴は、ビーフリード(パレプラス)と生理食塩水を1:1で混合し、時間50mlで落としています。乏尿以外はこれで平衡を保っているようですが・・・・

明日、良い報告が出来ると良いのですが・・・・

 


初仕事、初残業 PART2

2020-01-07 09:08:41 | 日記

昨夜は、疲れていて、途中でダウン。

それが予想できたので、PART1にして、書けるところまで書いて寝てしまいました。

年とともに肉体も、精神も踏ん張りが効かなくなっています。

私の場合、65歳から明らかに変化してきました。

これから先、戻ることはないだろうから、何とか現状を維持できるよう健康維持に気を付けないといけませんね。

 

そうそう、PART1では、高血糖で昏睡状態になった高齢女性の救急対応に診療時間中に往診、大量の点滴、抗生剤、インスリンの静脈内、皮下への投与をしたところまで書いたのでした。忘れていました。アセトアミノフェンという解熱剤の点滴も施行しました。

その後、訪問看護師が状態を見て、報告してくれました。徐々に状態は改善している様でした。

診療時間を終えた午後8時過ぎに再往診。

直ぐに血糖測定 470mg/dlでした。体温は37.6℃まで下降。血圧142/82mmHg、P116/min reg. 意識は改善し、呼びかけにゆっくりと開眼。

これまでに4時間程度で生理食塩水2000ml、速攻型インスリン40単位が入っています。皮下で20単位を追加投与し、そして生理食塩水の点滴を絞りました。

何かあったら電話してください と言いのこしてその場を去りました。

 

聞くと、今日はじいちゃんが看護をしていたそうで、昼前から様子がおかしかった様です。

午後2時ころから呼びかけに対して反応が無くなったので・・・変だなぁとは思っていた そうです。

4時前にに娘さんが帰宅、様子がおかしいので計ってみたら、体温は39℃超え、血糖600以上で 意識もないので、大慌てで訪問看護ステーションに電話されたと娘さんはおっしゃるのですが・・・・

大慌てにしてはとても冷静な対応で、感心しました。自宅で介護を続けていると、ケアの中心的存在となるご家族の方は、医療や介護のスキルを自然に身に着けていかれます。そのあたりも訪問看護師の腕の見せ所ですね。いかに家人を教育し、患者さんを取り囲む周囲全体の医療・介護レベルアップさせるか。医者が手を出せない在宅医療の要点のひとつだと思います。

というわけで、初仕事、初残業、午前8時半に始まり13時間ほどで無事終了(その後呼ばれることはありませんでした。)

今朝の青田さん、病態安定していると午前9時過ぎに報告を貰いました。

昼過ぎに訪問する予定です。