茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

「お茶飲みたい」

2009年08月05日 | Weblog
地域のファミリーサポートを始めて
かれこれ7~8年になります
あちこちに孫が育っているみたい
今朝も懐かしい笑顔にばったり
何か言いたそうな顔です

ちびちゃん 「全然食べてない・・・」
わたし   「何を?」
ちびちゃん 「朝顔とか・・・」
わたし   「へ?」
ちびちゃん 「ほら~~~、朝顔とかいろんなお花食べたでしょ・・・」
わたし   「へ?」(にぶいおばさん)
ちびちゃん 「あのね、お茶飲みたいよ・・・」

私の心に
花火は上がるは虹は架かるは鉄琴はなるは
なんてうれしいおねだり!

そういえば
我が家でお預かりする子は
ことごとくお茶を飲まされるという運命にありました
最初は
お茶飲んだ経験が無いため
変な飲み物を見るような目で手を出さないのですが
それが変わるきっかけが
「お花のお菓子」

最初はこわごわ口にするお花のお菓子も
それがだんだんおいしいとわかると
次から我が家へ来るときは
密かに期待しているんですね
そうして
そのお花のお菓子の時は
お茶がおいしいと
そんな風に変わっていったのです

お抹茶も最初から飲めた子は少なくて
お菓子食べたさで来るうちに
今日みたいに
「お茶飲みたい」なんて言うまでになって

お菓子をいただく仕草も
お湯のみを持つ手つきも
不思議と柔らかく丁寧で
ほのぼの学校のお話なんかしちゃって
ジェネレーションギャップも埋めちゃう
お茶の可能性~
エネルギーがむくむくしてきちゃった
ありがとうね