ドクガ科の蛾は、日本で約50種見つかっていますが、
実際に毒を持つのはごくわずか。
美しいものには棘がある、ではないですが、
ドクガは凄い美人(美虫?)が多いです
チャドクガの顔って、こんなに可愛いんですよ。
ドクガ科の毒性については不明な点が多いですが、
まず間違いなく触ったらアウトなのが
ドクガ・チャドクガ・モンシロドクガの3兄弟
うち都市部で被害が出るのは、ほとんどがチャドクガです。
ドクガの方が毒性は強いものの、滅多に被害は出ません。
ドクガは山間部にいて、そうそう出会わないが、
チャドクガは人里に多くいるためでしょう。
チャドクガの食草は、ツバキやサザンカなど。
そう、庭木として好んで植えられる植物です。
チャドクガとヒトは、ある程度距離を取ったほうがいい関係だから、
人里にツバキやサザンカを植えることを
規制したほうがいいのでは、と個人的には思う。
人里に食草がなくなれば、ドクガ同様、
やがて山林へと帰っていく。
↑ドクガの雌雄
以下、同定スキルがしょぼいので、同定ミスがあったらスミマセンm(__)m
↑ヒメシロモンドクガ。相変わらず可愛い顔、もっふもふの手足です。
モンシロドクガと名前も幼虫の容姿も似ているので、
有毒との濡れ衣を着せられやすい宿命の蛾。
これが若齢幼虫
脱皮するとさらに派手さが増して……。
背中には歯ブラシのような白い毛束、
お尻からは、筆のような茶髪。
↑ちなみに、こちらがモンシロドクガの幼虫。
ヒメシロモンドクガと似てますね。
これが可愛いと評判のリンゴドクガ
Googleの検索窓にリンゴドクガと入れると
「リンゴドクガ かわいい」と候補に出てきます。
これを撮ったのが13年前で、背中側の写真のみ。
リンゴドクガに会って顔写真を撮らないなんて、
本当にドシロウトですなあ。
↑毎年初夏、職場で大発生しているキアシドクガ 。
これが幼虫です。
↑これがスギドクガ
↑ゴマフドクガ
そしてマイマイガと幼虫。
マイマイガは、6月ごろに森林に大量に現れる大型毛虫です。
よくアカメガシワの幹などで、
色とりどりの毛虫が集まって絨毯のようになっています。
↓以下、「毛虫が絨毯みたいに」というフレーズを聞いて
鳥肌が立った方は閲覧厳重注意!!!
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※以下、拙著もよろしくお願いいたします。