生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

セグロアシナガバチ続報

2006-07-30 | 昆虫・生き物

ベランダにあるアシナガバチの巣 ですが、
女王バチはいなくとも、
ついに6頭にまで増えました!

http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/seguroasinaga.htm

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隅田川花火大会!

2006-07-30 | 花火大会

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予約したかのように、雨が降り出した17時。
7月最終土曜日――隅田川花火大会の日である。

けっこうな降り方だった。
ザーザーと音を立て、少し飛沫立っている。

TVをつけると、隅田川の中継をやっていた。
「風も弱く、花火日和です~♪」
「?……」
TVの中ではまったく雨が降っていない。
どうやら、超プチサイズの雷雲で、
降っているのは、今いる場所限定のようだった。。。

コンディションがOKとわかれば、
ちょっとついでに、会場近くを通ってみる。
案の定、周りに高層ビルが多いので、
よほどポイントを押さえないと見えない。
ポイントとなる地点では、体育座りをした人で
道路は埋め尽されていたけれど。

もっと近づきたい衝動にかられたが、
打ち上げが始まってから
これ以上近場に行くのは、虎口に入るようなもの(笑)
瞬間人口密度は、世界最大級になっているはずだし。 
"音""ビルに反射して見える花火"で我慢した……
(なので、写真はありませんm(__)m)


ところで、花火大会は、
打ち上げが始まってから近づいていくと、
どうもぞっとしないことがある。
だんだん風が涼しくなり、
ようよう空が濃紺になって出店に灯りがつき……
みたいな、オードブル的ムードが不可欠な気がする。


来週はいよいよ●●花火大会!
今年は、シフトが入ってしまって見られないけれど(泣)
とりあえず、今日梅雨明けしてよかった~!

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いきなりあんな大勢で……

2006-07-22 | 昆虫・生き物

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最近生き物ネタが多い。夏だから仕方ないか……



いきなりこんな大勢で押しかけるな~!!
ふと見れば、そこはすでに占領され尽されていた。

庭に、小さなクチナシの木がある。
こんな小さな木に、大小10頭以上もの、
オオスカシバの幼虫がひしめき合ってるではないか!

→オオスカシバ(夏の昼に、ぶ~んと飛んでくるみたいなやつ)

http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/oosukasiba2.htm

http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/oosukasiba.htm


このヒトたちが蛹になるまでに
クチナシの葉っぱがなくなることは
火を見るよりも明らか……

だから、
しょうがないので、近くの植木屋で
葉っぱのたっぷりついたクチナシをもう一本買って隣に置いた。

これにて一見落着?
――なんかいやな予感がする。

次の瞬間には、
隣の木にもオオスカシバが卵を産んでいって、同じように占領され、
葉っぱが足りなくなってさらに購入――
なんていう『ドミノ式終わりなき流れ』
はまりつつあるような木がするのは、考えすぎだろうか。


ところで、クチナシを探してた植木屋で
「虫にでもあげるの?」
と聞かれた。
いきなり図星を突くところを見ると、
最近そういう人が多いということなのかもしれない

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雷雲天下の関東!

2006-07-17 | 天気・気象
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関東は雷雲天下だった!

金曜、土曜――午前中からもくもく入道雲が出て、
午後になれば、あちこちで
豪雨・大粒のひょう・恐怖を覚えるまでの落雷……
昨日は、東京の多摩北部・南部にも
『大雨洪水警報』が発令される事態だった。

しかし、今回のコンディションでは
雷雲がどんなに高く、雄大にそびえ立とうとも、
"日没"という天敵にはかなわない。
日が落ちるやいなや、
口に入れた綿菓子のごとく、一気にぽしゃっていった。

これは、
今回の雷雲が、熱を餌とする”熱雷”であったから。。。

金曜・土曜のように
地上気温がぐんと上がってしまうと、
上空気温とのバランスが壊れる(=大気の状態が不安定
この不安定なエネルギーを食べて
モコモコと雷雲が成長していくという状況であった。

だから、日没後
気温が下がってくると
雷雲の餌となる熱がなくなり(=大気の状態が安定
雷雲は飢えてしまう運命を免れられない。


ただ、今回と違って
日が落ちてからさらに勢いを増すコンディションや、
「焼け棒杭に火がつく」ごとく、
いったん弱まったものが復活を繰り返し、
1回目より2回目、2回目より3回目……
と、どんどん激しさを増すこともあるので、
日が落ちても安心できるとは限らないが。。。
(上空の強い寒気、メソ擾乱が出てくるとかなり厄介です)
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芥川賞・直木賞ネタ

2006-07-17 | 音楽・文学・美術・芸能

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先日、芥川賞・直木賞の発表があった。
今度、本屋行ってみよう♪

今回は史上初の直木芥川夫婦も誕生――
やっぱり、
激しく似ているようでいて(作家同士)、
決定的に違った面も持っている(純文とエンタメ)、
という二人の相性は最高、という例かも(笑)


ところで、つい数年前まで知らなかった……
芥川・直木賞って、
すでに"発表された小説"の中から選ばれてる、
ということを
だから、
「自信作が書けたから、芥川賞に送ったるぜ!」
というシチュエーション自体が間違いということになるだろう。

また、
直木賞の由来になっている直木三十五は、
デビューしたときには、
直木三十一(31歳だったから)の筆名を使い、
翌年は、直木三十二
次には、直木三十三……と毎年変えて、
直木三十五、で止めたという
おもしろい経緯があるらしいです(笑)

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なぜこんなに当たる!?

2006-07-11 | 昆虫・生き物

最近、MIXI日記メインで書いていました……
が、ここ中心に見てくださってる方もいるということで
(内容によっては)MIXI日記をこちらにも
転記しようと思います。

「これはMIXIと同じ日記です」という
記号考えようかな。。。
MDC(MIXI DIARY COPY)とか――(笑)

もちろん、
どちらにコメントしてくださっても結構ですよ

さて。。。

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こんなことが何回も続くなんて、
なにかすごいことの前触れ?

先週、通勤途中で鳥のお土産を食らったお話をした。
今週はもっと強烈だった……

(注)食事中の方・蟲話が苦手な方はこの先注意!


チャリで走っていると、
とつぜんぴちゃり、と湿った音がした。
ズボンに目をやると、
なにかオレンジ色の長い紐のようなものがついている。
20~30センチくらいだろうか。

本当に、ただの紐に見えた。
くねくね動いている点を除けば……

状況を頭で整理するのに2、3秒かかった。
理解が終了した瞬間、
うへ~と思って思わず急停車し、
その意思をもった紐をはがそうとした。

が、なかなかはがれない。
下手な糊よりはずっと強力な粘着力。。。

やっとはがしたと思いきや、今度は手に巻きついてくる。
手を思いきりぶんぶん振り回したりして、もし
紐が通行人の顔にでもすっ飛んでいったら、
大騒動に発展しかねない。

仕方ないので、近くの草に巻きつけてきた。

この、この世のものとは思えない生き物の名前はコウガイビル
ヒル(環形動物)と異なって、
扁形動物に属し、プラナリアに近い仲間だ。

大きなものは1メートルくらいに達する。
はっきり言って、
正体を知らない人がみれば気味悪いことこの上ないので、
街中に出没すれば、ちょっとした騒ぎになることもある。
ヒルと違って血は吸わず、実害はないけれど。

ところで、自分に絡んできたコウガイビルは、
いったいどこから飛んできたのだろう。
自転車で跳ね上げてしまったのだろうか。
コウガイビルはプラナリアに近い仲間、
ということからもわかるとおり、
傷ついても、ちぎれても再生することができ、
はねても大丈夫だったはずである!

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希望、再び……

2006-07-01 | 昆虫・生き物

"奇跡擬き"は、何の予兆もなく起こった。

なんと……――

数日前のブログで書いた、
例の巣に、ハチがいるではないか!
何回瞬きしても、そのハチは消えず、
幻ではなさそうである(笑)

でも――前にいた女王バチとはあきらかに違うやつだ。

考えられる可能性は――
すでに、巣で蛹になっていた働きバチが羽化した。

女王バチがいない巣では、働き蜂はどんな動きをするのだろう、
と思っていたが、普通に働いている。
巣はすこしずつ大きくなっているように見える。


尚、働きバチはすべてメスであるけれど、
一般に卵は産まないので、
ノーマルの巣のような大家族にはならないであろう。
(まれに産んでも、産まれてくるのはオスばかりです)

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マイクロバースト??の朝

2006-07-01 | 天気・気象

しかたない。
今日は、近所の神社のお祭りなのだから……


未明から降っていた強い雨は、
いったん上がった。
しかし、8時頃――

巨大生物が忍び寄るかのように、
不自然なまでに、急激に真っ暗になった。

そして、ビュウビュウ音を立てて
凄まじい風が吹き荒れた。
雷雲特有の局地的突風(マイクロバースト)であろう

近所の神社は、雨の神様を祭っていると言われ、
祭りっぽいことをすると、
不思議なくらい天気が荒れるのである。


さて、
巨大雷雨が起こす現象として、
ひょう、突風、竜巻
がある。

ひょうが降ってくれば、
プール一杯のパチンコ玉をぶちまけたような
音がするので、爆睡してても飛び起きざるを得ない。

竜巻が近づいてくると、掃除機を
耳元で聞くような音がするそうである。

そして。。。
突風(マイクロバースト)…………
雷雨の記録文(どこで見たか、思い出せないm(__)m)を見ていたら、
こんなのがあった気がする。

――耳をつんざく雷鳴、さらに騒々しいひょうが降っていたが、
突然、ぴたりと音が止んで静かになった。
おやと思って外を見ると、隣りの家がぺしゃんこになっていた――

この表現には、ぞっとした。
うんと局地的で、エネルギーを集中させてるマイクロバーストは、
こんなふうに、音も立てずに起こることがあるだろう。

これからの時期、あまりに激しく雷が鳴っているときには、
家の中でも、なるべく頑丈な部屋にいたほうがいい、
のかもしれない。

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