生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

芸能界のセクハラ汚職から男性・女性心理について考える

2025-01-18 | ハチャメチャ恋愛論
「クロでございます💀」

あたかもそう白状しているかのような
フジテレビの記者会見が17日に開かれた。

「人間社会って、男の性欲・下半身で
回ってるのかなって思うと絶望する」

こんな意見(おそらく女性)もネットで散見された。


ほとんどの男性は、ほとんどの女性を
「うっすらと好き」という表現を聞いたことがある。

はっきり言って、私自身も女性は好きである。
子どもの頃から、親切にしてもらったり、
助けてもらったりした経験が多いからだろう。

実は陰湿だ、とか巷では言われつつも、
なんだかんだ言って、
男性より頭が柔らかくて物分かりがよくて優しい。

教員になる前も、女子高生という人種を誤解していて
「ウザいから来るなよ!」
とか言われたら嫌だな、と恐れていた面もあるけれど、
よほど嫌われない限り、現実には決してそんなことは言わない。

今どきの女子高生は、本当に優しいのだ。

※女子高生の皆さん、勝手な思い込みをしてすみませんでした。

そして、
アカガネサルハムシやヤマトタマムシには負けるかもしれんが、
女性は「姿・形がとても美しい」というのも大きい。




こうした男性の「好意」があるのになぜ
女性の人権を踏みにじるような社会を生じる結果になったのか?

腕力や体格で勝る男性が勘違いし、
「好意からの行為なら何でも許される」という押し付けを生じ、
やがて束縛、強制、強迫になっていったのではないだろうか。

「好意からの行為」は恐ろしい。

例えばペットの爬虫類がいくら可愛いからと言って、
イヌ並みのスキンシップをしたら、
爬虫類はおそらくストレスで死んでしまう。
すべての臓器がグチャグチャ状態になって……。

いくら好意からの行為であっても、
相手がどう受け止めるかがすべてなのだ。
男性は往々にして、他人の気持ちを読むスキルが弱い。

また、男性はlikeとloveの区別が曖昧だが、
女性は明確な区別があるという点も挙げられよう。

それで好感を抱くと即、性的関係に結びつける、
という男性が一定数いるのかもしれない。


「下半身のバケモノみたいな男ばかりじゃないと思いますが、
下半身に突き動かされてる下衆ほど
無駄に声が大きくて目立つし、キラキラしていませんか」

という意見も見受けられた。
「英雄色を好む」というヤツだろう。

これはその通りだと思う。
実績や才能のわりに過大評価されて
みんなに注目されてキラキラしてるのは
経験上「ヤバい男」の可能性が高い。

少数のまともな男性は、実績や才能のわりには、
無名であったり目立たなかったりするものである。

才能も実績もありながらも、控えめで貧乏生活をしている、
そう、峯陽さんや南方熊楠さんみたいな男性こそが評価され、
人の上に立つ日本になって欲しい。


仮初の煌めきに騙されてはいけない。

今回の騒動が、そういう社会を創るきっかけになってほしい。
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とうとう芸能界の暗部にメス!?

2025-01-15 | 社会・法律・労働
日本代表といってもいい大物司会者の不祥事で、
芸能界の「セクハラ汚職」についにメスが入った。

そして、株主第2位の米ファンドが
第三者委設置を要求する事態にまで発展している。

最近、世の中の暗部・恥部に
ざくざくメスが入る流れ
になっているのは
非常によいと思う。

ネット社会の最大の恩恵であろう。

「今までよく隠蔽してこられたなあ」と思うが、
それだけ世の中に「保身クズ」が溢れていたということ。

この調子で日本社会の膿を出し切って、
世界に誇れる日本へと生まれ変わるべし。

膿やゴミや汚物では済まされないレベルの
スーパーモンスター級スキャンダルも
どんどん吐き出されてきそうで、それも待っているぞ。

癌や虫歯と同じで、中途半端に病巣を残すと
すぐにそこから再発する。

だから、ここまでの騒ぎになった以上、
関係者は腹をくくって、ぜんぶ白状して欲しい。

何百人、何千人といるであろう保身クズ
白日の下に引きずり出してしまえ。

太宰治は『走れメロス』の中で、
「この世で最も不名誉な人種は裏切り者だ」と書いているが、
私は、この世で最も不名誉な人種は、保身クズだと思う……。


これまでは、
能力や力が弱い人が虐げられ、犠牲になってきたが、
これからは、
悪人、そして保身クズ
社会から弾き出されるようになっていくことだろう。
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受験には策略も大事也。自分に有利な所をさがせ!

2025-01-13 | 教育
今年も、まもなく受験シーズンである。

私が受験生のときは、予備校のK先生から
「国立の二次試験は強気で行くんだよ!」
と繰り返しアドバイスされた。

大学受験では、偏差値による難易度だけでなく、
配点や問題の難易度なども、
多面的に考慮して受験校を決めるとよい
と思う。

少しでも自分に有利な条件の所を探すのだ。

たとえば千葉大理学部の二次試験では
数学150、英語200、理科550
という配点の学科もある。

理科が得意な人にはメチャクチャ有利な条件ではないか!
もちろん、理科が得意な人が集まりがちという要素もあるが……。

さらに、
平均点が10点の難問平均点が70点の問題でどちらが得意か?

私は圧倒的前者なのだが、
医学部や獣医学部では後者の問題が多いので(易しめでミスが致命的)
現役時に合格できなかったという言い訳💦。

そもそもセンター試験で惨敗……。
見るも無残な結果だったのだけれど。

なお、難問の代表として東大の二次試験が上げられる。
理一、理二なら4割取れれば、合格が現実的に見えてくる。
6割り以上取れれば、理三も視野に入るだろう。

2024年東大前期日程試験の合格最低得点率
理一(おもに数理学、工学系):36.2%
理二(おもに生物学、農学系):34.9% 
理三(おもに医学部医学科):69.2%


※代々木ゼミナールサイトより引用


東大理系では、数学は6門出題される(120分)。
ときどき「どう考えても120分では解けない」
という地雷問題が混じっているので、うまく避けたいところ。
(部分点だけは、かき集めるのだ)

地雷のような難問にも、
A.時間をかければ確実に解ける
B.時間をかけても解けるかわからない
のパターンがあり、とくにBには要注意である。
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数学で遊ぼう

2025-01-10 | 自然科学
ちょっと浮世離れした『数学遊び』のネタを提供します。

●不思議なはなし1

数学では「0で割ってはいけない」という常識がある。
だから当然、

7÷0=解なし

となるのだが、では次の場合はどうだろうか?

0÷0=?

0で割ってはいけないのだから、やっぱり解なしじゃね?
と思うかもしれないが、「0を割る場合」のみ
少し話が違ってくる。

割り算というのは、言い換えると、
(割る数)に何をかけると(割られる数)になるか?
ということ。

0に何をかけると7になるか → そんな数は存在しない

でも
0に何をかけると0になるか → すべての数

だから
0÷0=不定(解が無限にある)
となってしまうのだ。

※大学入試の数学でも、分子が0でない限り、
分母が0になる可能性をまず否定しよう。
特に難関大学では、
「分母が0になる可能性を消さないなんて数学をわかっていない」
と、部分点すらもらえないこともあるらしい。


●不思議なはなし2

0.99999……=1 であると言うと、
「そんなバカな」と思うことだろう。

1/9=0.11111…… 

であるが、両辺を9倍すると

9/9=1=0.99999……

となってしまうのだ。

数学では常識に反する計算結果が出ることが珍しくないが、
数学的に示されたことは、50年後くらいに物理的に証明される、
というのがこれまでの科学史の流れである。

数学的には4次元空間には「物質は存在できない」はず。
(私の計算が間違っていなければの話だが)
いったいどんな世界か想像もできないのだが、はたして……。

※4次元空間では、電子、陽子、中性子からなる原子でなく、
まったく別の素粒子からなる世界が広がっていると思われる。
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日本人の好きな『赤穂浪士』『カチカチ山』にも似たシリーズ

2025-01-09 | 音楽・文学・美術・芸能
以前も紹介した松岡圭祐先生の『JKシリーズ』

https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/27a300599a56e29756a04632e62016c6

最寄り駅の書店で私が『JKⅣ』を購入した後、
新たに補充されていなかったのに気づいた……。

すごくいいシリーズだと思うことと、
ぜひ『JKⅤ』も出て欲しいこともあって、
売り上げ促進に貢献する形で、ひとつ記事を書いてみる。

あのシリーズは、読み始めたけれど途中で挫折した、
そういう方が一定数いると思う。

冒頭の、女子高生一家惨殺事件が余りに胸糞だからと思うが、
あの残虐な事件がないと、
その後のストーリーとの整合性が取れないのだ。


童話『カチカチ山』に例えれば、
タヌキがお婆さんを殺して婆汁にし、
おじいさんに飲ませるシーンに該当する。

最近だと、「タヌキがお婆さんにケガをさせて逃げた」
とマイルドな表現になっている事が多いが、
それだとウサギの執拗な復讐との整合性が崩れ、
ウサギやり過ぎじゃね? ウサギの方が悪くね?
ということになってしまう。

※ウサギはタヌキの背中に放火して大やけどをさせ、
ヤケドしたところに唐辛子を塗り、
しまいに泥船に載せて、水没させてしまう。

なかなかエグい……。

『赤穂浪士』にも代表されるように、
武士の情けを重んじる日本人には、
勧善懲悪の復讐劇はとてもウケがよい。

そういう意味で、未読の方はぜひこのシリーズを読んで見てほしい。
https://amzn.to/4jbpozy

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霊の存在を証明したい笑

2025-01-06 | 自然科学
さきほどtwitter(現X)でもツイートしたけれど、
研究者的な仕事として、
「霊の存在を証明すること」を生涯かけてやりたい。

私自身は霊感はほとんどなく、幽霊を見たことがない。

ただ量子力学や嘘とは思えない体験談等から、
「死後の世界」はほぼ間違いなく存在
すると考えている。

例:量子もつれ、二重スリット実験、量子テレポーテーションなど

見たことがないものでも、
スマホやTVの電波は確実に存在しているから、
「見たことがあるか否か」は存在有無の根拠とはなるまい。

「存在を証明」って難しいから、
「存在しないと矛盾が生じる」という背理法でいくかな……。

まあ分業の時代だから、
私の脳裏にあるもやもやっとしたアイデアだけでも残して
あとのまとめは、数学や理論物理が得意な人に託す、
その段階に達するだけでも十分だと思っている。


もっとはっきり言ってしまうと、
あまり好きでない某研究者が唯物論者であることから、
その反発心もあったりします笑
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しんがきんねん2025年

2025-01-04 | 雑記
やったー! gooブログが復活してる~!

遅ればせながら、
🐍あけましておめでとうございます🎍


この冬は、2級、3級寒波ばかりで、
1級や特級寒波は来ないのですが、
かといって極端に暖かい日もなく、
空気がカラカラでなかなか応えますね。

ヘビ年は春の訪れが早いというジンクスがありますが、
はたして今年は……。


昨年は一冊も出していませんが、
今年は「絵本」を出版するのを目標にします。

そのため、密かに絵のトレーニングをしたり(通称落書き)、
企画を練り込んだりしています。

昨年ほど酷くはないものの、
年始早々gooのサイバー攻撃をはじめ、
いくつかイラっとすることがありました。

「これくらいでイライラしてるようじゃダメだ」
というお告げのように捉え、またそれを言い訳に
のんびりと正月を過ごしました。

2025年もよろしくお願いいたします。
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亀の2024年、やはり結婚はしてみたい

2024-12-26 | ハチャメチャ恋愛論
『自然教育研究センター』の忘年会で、
「今年を象徴する漢字」を「亀」と書いた。

飼育中のカメとの記憶が多く残っているのと、
のんびり、まったり過ごした自覚があるからだ。
2024年は本を一冊も出していない。

結婚もしたいと思うも、遅々として何もない笑

結婚するのであれば、お互いに束縛は最小限にし、
価値観を尊重し合えて、
形式としては
別居婚や週末婚でもよいとさえ考えるようになった。

まあ欲を言えば、自然や生き物が好きな人がいい。

職場で探すのがベタだろうが、このご時世下手すると
セクハラや告ハラになってしまうので慎重さが求められる。

マッチングアプリ、SNS、人脈を広げる……
もういざとなれば、街で声をかけるか(俗に言うナンパ)?

仕事柄、初対面の人に声をかけることは多いので、
自分でうまくマニュアル化すれば可能な気がする

特にほろ酔い状態だと、
いつのまにか初対面の女性と
旧来の友だちのように話し込んでいたりするし……。


ちなみに結婚相談所は抵抗がある。
年齢、年収、学歴、容姿という、
薄っぺらいものだけで篩にかけられるのは
どうしてもぞっとしない。

年齢、年収を聞かない結婚相談所があったら、
ぜひ利用してみたいものであるが。
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よい断捨離、悪い断捨離

2024-12-23 | 雑記
年末になるとよく聞く単語「断捨離」。
私は断捨離が嫌いだ😠 

「思い出の物を処分して、ゴミを増やすのが美徳」
っていう風潮は、環境にもメンタルにも優しくない上、
ある種の薄気味悪さすら感じる。

いったい誰得なのだろう……。

断捨離ってもともとは、
執着を手放すという意味ではなかったか?

そうだとすれば、
手放すべきは「物」ではなく「お金」だと思う。

お金への執着を絶って、皆でどんどんお金を使えば、
景気がよくなる。

お金がなくなったら、雑草や昆虫を食べるなり、
居候するなり、ヒモになるなり、
物乞いするなり、ニートになるなり
諦めてあの世に旅立つなり、いくらでもどうにでもなる。

そういう「断捨離」なら大歓迎だ😁 
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鼻を啜る音、どうしようもないから許してくれ

2024-12-22 | 雑記
「鼻を啜る音が嫌い」という意見をネットでよく見る。

でも……ガチの最重度鼻炎だと、
鼻をかむのがそもそも不可能な詰まりっぷりだし、
それなのに、とめどなく鼻水が滴り落ちてくる、
薬も碌に効かず、手術しても効果は限定的で、
速い話、もはやどうしようもないから許してくれ~😭 💦

それでもド根性で、
強引に鼻をかもうとすると、鼓膜が逝く😱 ……。

なので「お願いだから鼻かんで~!」
と言う人は、おそらく鼻炎の経験がないのだろう。

鼻がグジュグジュ言ってるなら鼻を噛めばよい、
という状態は、極めて軽症なのだよ


鼻を啜る音が聞きたくない方々、どうしてもと言うのなら、
「鼻を啜らなければいけない体調なら即休める」
というスーパーホワイトな労働環境を作ってくだされ


逆ギレを承知で言うと、鼻を啜る音が気になるくらい、
見知らぬ人同士が密着する生活がおかしいと思う。

パーソナルスペースは、知らない人に対しては、
2mくらいに伸びているのが一般的であるから。

物理的にも心理的にも、
他人と距離を近づけすぎると碌なことがないのが常だ。
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