生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で18年続いている老舗ブログです。

千葉の市町村別の人口密度、増減を調べてみた

2024-01-31 | 千葉

千葉県の市町村別の人口密度、
ならびに人口の増減を調べてみました。

My山林はどんな位置にあるのかと気になりまして……。



やはりというべきか、人は北西部に集中しています。
南部や東部は過疎化が進んでいます。

暖色系でも「田舎」と感じる方が多い市も
存在するくらいですから、
南部はどんな状況か、想像に難くないと思います。

My山林は青で囲まれていてしばらく安泰、
ますます「秘境感」を強めていきそうだ笑

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『男女平等』とはいえど女性は偉大

2024-01-27 | パーキンソン症候群/闘病・介護

近所にも体の不自由な方がいて、
ヘルパーさんが入っていくのが見えた。

母の介護のときには、毎日のように
ヘルパーさんや看護師さん、理学療法士さんの
お世話になっていたのを思い出す。

彼女たちが来るのが楽しみだった。
非常に助かっている感が強かった。

世の中には「他人が家に入ること」に
抵抗を示す人もいるが、一人っ子の私は
賑やかな雰囲気になるのが好きだった。

今思うと、被介護者の母の他は男性だけの空間に
女性が入ってくださるのが有難かったのではないかと思う。

男性だけ、というのは正直辛い。
警察、自衛隊、消防のような
いまだに「男社会」な職種で自殺が多いことがそれを物語る。

空間に女性がいてくれるだけで、ストレスが激減する。
おばあちゃんでも子どもでも、だ。

男性だけで飲んでいると、
「つまらないから、女子も呼ぼうぜ」
となることは多い。

でも「女子会」で
「つまらないから、男子も呼ぼうよ」
っていうシチュエーションはないでしょう?

たまたま私が、幼児の頃から女子の友だちに恵まれ、
「クソみたいな性悪女性」に出会わなかったから、
こう感じるという要素ももちろんあるだろう。

『男女平等』とはいえど、やはり女性は偉大だ。

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松岡圭祐先生の『JKⅡ』に漂う悲壮美

2024-01-20 | 音楽・文学・美術・芸能

2023年の個人的ベスト、と以前紹介した
松岡圭祐先生『JK』『JKⅡ』
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/4037f50883adc5f7b1070ca700e7c8aa

『JKⅢ』が出たので、引き続き読んでみた。

https://amzn.to/48HLqnU

全体に漂うのは悲壮美である。
この物語に救いはない。

だが、『JKⅢ』まで読んだ読者であれば、
ヒロイン・有坂紗奈の大ファンになっているはずだ。

なんとか、これ以上ないほどの絶望的状況から、
紗奈を救う手立てはないものか……本気で考えてしまうだろう。
文学部などの授業で、議論・考察してみても面白いかもしれぬ。

あるいはどの段階で方向転換すれば、
紗奈は地獄に落ちないで済んだのか…………。

何より、松岡先生のキャラの立て方には舌を巻くばかりである。

有坂紗奈のキャラを分析すると、
『スレイヤーズ』のリナ=インバースに似ていると言えそうだが、
読んでいてイメージしたのはまったく全く異なる人物像だった。

壮大なテーマも含み、それがちりばめられているので、
特に若い人には是非読んでみて欲しい。

JK → JKⅡ → JKⅢ
と、ぜひ順番とおりに読むのがお勧めだ。

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ブラック職場がなくならない究極の理由

2024-01-16 | 社会・法律・労働

教員をはじめとして、日本の職場には
まだまだ超絶ブラックなところが多い。
北欧並みになるなんて夢のまた夢という感じがする。

その元凶の一つとして挙げられるのは、
『ジェネラリスト採用』だろう

ジェネラリスト:何でもそこそこにこなす人、オール3か4のイメージ
スペシャリスト:一芸に特化した人、オール1に一個5があるイメージ

例えばプログラマとして雇われたのに、
電話番やコピー、議事録作り、後輩の教育、上司へのゴマすり、
トイレ掃除までしなくてはいけないこともある。

「●●で雇われたから●●だけしていればいい」
ということはほぼほぼないのだ。
日本で『スペシャリスト採用』は存在しないと思ってよい。

日本で働いた経験のある外国人の多くが
「もう日本でだけは絶対に働きたくない」
と言うそうだが、原因はジェネラリストを求められる点だろう。


発達障害の人が生きづらいのも、ここである。
発達障害とは、いわば「超スペシャリスト」だ。

日本の職場はジェネラリストを求められるばかりだから、
スペシャリストタイプは皆、詰んでしまうのである。

コメント (8)
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【2024年1月13日】東京・千葉など大荒れ!関東では珍しい雷雪

2024-01-14 | 天気・気象

13日は関東南部、東京や千葉を中心に
「夕立の冬バージョン」と言ってよいほどの、
シビア現象に見舞われた⛄⚡。

千葉県を中心に落雷も激しく、激しい降水で
瞬く間に真っ白になってしまった地域もあるようだ。

上空の寒気で「チラ雪」が降るのはさほど珍しくないが、
関東で夏の雷雨のような様相を見せるのは極めて稀。

「雷を伴った雪」も日本海側では日常茶飯事だが、
東京では10年に1回レベルの椿事だ。

過去、関東での雷を伴った強い雪としては、

2014年2月14日(南岸低気圧)
2000年2月8日(ポーラーロー)
1998年3月1日(ポーラーロー+南岸低気圧)
1998年1月8日(南岸低気圧)
1994年2月12日(南岸低気圧)
1992年2月1日(南岸低気圧)

などが思い浮かぶ。

※動画にまとめてみたので、ぜひご覧ください。
【2024年1月13日】東京・千葉など大荒れ!関東では珍しい雷雪

なお、他人のことはあまり言えないかもしれないが、
雷雪の情景ウオッチングで気づいたのは、
都会人は危機意識が低過ぎるということ。

空が真っ暗になり、雷が鳴り出しても
外で遊んでいる親子(小さな子ども)が少なくないのだ。
土砂降りになってから、ようやく帰ろうとする……。

――あんたがた、文明社会に守られて生きていられるかもしれんが、
大自然の中へ行ったら、まず五体満足で帰って来られんぞ――。

こういう「都会人」が、登山やキャンプ、山スキーなどに
興味を持つことがないように、と思ってしまう。

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本物の地獄を見たことがある人間は違う

2024-01-11 | 音楽・文学・美術・芸能

この前、2023年トップに挙げたい小説に
出会ったという記事を書いた。
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/4037f50883adc5f7b1070ca700e7c8aa

だが2024年に入ってまもなく、2024年トップになるのではないか
という小説に出会った。


https://amzn.to/3ScUNpP

あの中山七里先生のデビュー作である。
注意点としては、クラシック音楽や音楽理論の
基礎知識がないと、ちょっと退屈なところが多いかもしれない点。
反対に音楽好きであれば、音楽小説としても愉しめる。

ジャンルとしては、「スポ根+ミステリー」といったところ。

年末のブログで、昭和的ド根性論を反省したりもしたけれど、
それでもド根性って、やはりどこか日本人の心を鷲掴みにするものがある。
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/510a37c1ed17faf870231769c17478eb

人生に一度でも、ド根性で修羅場に立ち向かった人は、
やはり深みが違う。少し話すとわかる。『胡散臭さ』がない。

企業が高学歴者を好むのも、こうした理由だろう。

※ただ受験勉強は「向き・不向き」が結構エグくて、
軽いジョギングレベルの勉強で
東大理三をクリアするツワモノがいる。
このタイプは、理三以外ならノー勉に近い状態で
入ってきてしまうので注意が必要だ。


「ド根性で修羅場に立ち向かう」というのは、
なにも形に残る実績が残ることばかりではない。

たとえば、最重度のうつ病を乗り越えた、
といったものもあるだろう。

誤解されやすいが、
重度のうつ病では、意外に自殺しない。
治りかけや軽度のうちのほうがはるかに危険だ。

論理的に考えてみるとわかるが、
自殺するのって相当面倒くさい。かなりの行動力を要する。
重度のときは、自死を実行する気力なんて、とてもないのである。

だからこそ、うつ病を乗り越えた実績は他人から見えにくい。

でも、本物の地獄を見たことがある人間は、
意識しなくても、インフレのごとく人間的にレベルアップしているのだ。
自信を持つべきだと思う。

と、またまた昭和的な価値観の記事になってしまったが、
若いときに本当の地獄を見ておくのも悪くはないと思う……――
そんなことを考えさせられる一冊であった。


ただ、中山先生~!😭
単語の使い方の大ミスで一つの場面を台無しにしている。
公園の情景を描くところで「家族連れやアベックが……」という件があるが、
特別な意図なく「アベック」なんていう単語を使ったら、情景がぶち壊しだ……。

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被災地の悲惨なトイレ事情

2024-01-09 | 雑記

能登半島地震被災地のトイレ事情が、
著しく悪化しているという。

それに伴って
ノロウイルス流行の兆しもあるとか。

思いつきレベルであるが
取り急ぎ、考えうる対策を列挙してみる。

・大は焼却(無菌化・無臭化)
・バイオトイレ
・豚便所(中国などで用いられる)

断水して水がないことがネックになっているそうなので、
「水を使わずに、いかに無菌化(無臭化)するか」
がポイントになろう。

焼却するか(ダイオキシンなんて大した問題でない)、
おがくずを大量に搬入するか、豚を動員するか、なら、
すぐに試すこともできる。

阪神淡路大震災や東日本大震災でも
トイレ問題はかなりシビアだった。

人口のさらに多い東京だったらトイレ事情はどうなるか……
想像するだに身の毛がよだつ。
今後のためにも最優先で考えておくべきだ。


因みに健康なヒトから出たばかりの『尿』はほとんど無菌。
プライバシーさえ保てれば、
小に関しては優先順位を下げてよいと思う。
(昭和の頃は、そこらで小用を足すのが普通だったそうだ)

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ロボットやAIの意外な可能性

2024-01-08 | 自然科学

飲食店に入ると、ロボット
料理やおしぼりなどを持ってくることが
最近急に増えてきた🤖。

特に擬人化されておらず
デザインも凝ってないロボットが多いけれど、
なんとなくほっこりして
「ありがとう、おつかれさん!」と言いたくなる。

小さな子どもや小動物などに対して抱くのと
似た感触を醸し出すのである。
これはロボット化、AI化の思わぬ副産物かもしれぬ……。

ロボットが接客することで、
人間が行うよりもサービス業でのクレームが減る。
従業員がストレスフリーになるのはもちろんだが、
顧客満足度すらも上がる気がするのだ。

日常や仕事のストレスは、ほぼ100パー「対人間」で生じる。
もちろん、PCなりAIなり機械なりが
思い通りに動かなくてイラっとすることはあっても、
人間関係のストレスの比ではない。

身も蓋もない言い方をしてしまえば、
「人間」という存在自体が、他の「人間」をイラつかせるのだ笑。

最近聞いた例だと、1円玉10枚払ったら店員から
「細かいのは困るんですよね」と言われた(イラッ)。
だけどAIなら黙って数えるだろう、という例。

人間が相手だと、不機嫌な表情で接客されたり、
返事をしなかったりすれば不快感を覚えるが、
AIならそんなふうには感じないだろう。

※プログラムすれば、確実に返事をするようにもできる。

AIは面倒な仕事を人間がしなくてよくしてくれるばかりか、
労働というものをノンストレスにしてくれるかもしれない。

そんな可能性を感じている。

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今の車に17年目

2024-01-05 | 雑記

この春で、今の車に乗って17年になる。
(齢がバレますね……)

日産の営業担当者のMさんから
「メンテコストがかかってくるので
買い替えを検討してはどうか?」
と言われて久しいが、
さすがにそろそろ年貢の納め時かもしれぬ。

そこで4日、日産の販売店に出向き、
次の車の契約をした。
がらりと気分を変えて、次は赤い車にした。

自動安全装置なども整備されていて、
事故る可能性が極めて低いのが魅力的だ。

そして山の悪路にも耐えられるよう、四駆にした。

おっちょこちょいは自覚しているし、
もともとよくない運動神経も
年齢とともに劣化してくることだろう。

そこでこのタイミングに!と決断したわけである。

納期はまだ未定だが、今の車の乗り納めも兼ねて
なるべく頻繁に山に行くことにしよう。

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除夜の鐘へのクレーム

2024-01-04 | 雑記

この前の大晦日も話題になったらしい。

「除夜の鐘がうるさい」というクレーム。

ところで、クレームを言う人の中で、お寺ができる前から
そこに住んでいた人はどれくらいいるのだろうか?

お寺の近くに、後から引っ越してきておいて、
文句をいうのは、いくらなんでも理不尽ではないか?

もちろん「先住民が偉い」とか「先に住んでいた方が優先」
なんていう法律は(たぶん)ないけれど。
個人的にはそれが「筋」ではないかと思う。

イスラム圏に引っ越して来ておきながら、
先住民みんなにキリスト教を無理強いするようなものだ。

そもそもだけど、
除夜の鐘くらいで睡眠を妨げられるなんて、
神経質にもほどがある!

もはやれっきとした睡眠障害だろうから、
お寺にクレームなんか入れていないで、
精神科でも行って、ハルシオンなりマイスリーなり
処方してもらいなさい。

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