生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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人間界における「がめつい」の定理

2024-10-08 | 雑記
最近、人間を暗にディスるような記事が多くてすみません。

私も一応人間ですし、「自分も人間に含む」ということは
執筆中も肝に命じております……。



人間ってホント、可愛くない!
そう思う一コマがある。

例えば、「よかったら誰か使って」
とクーポン券集をテーブルに置いておく。
もちろん、近所のお店で使えるものだ。

誰も目に止めず、やがて埃をかぶって、
いつの間にかゴミ箱に投入されている……。

人の好意・善意を平気でゴミ箱に捨てる。
こういうところ、ほんっと可愛くないと思うでしょ!


要は、「モノ」を欲しがらないんだね。
私は特に「がめつい人」が苦手と書いたことがあるけれど、
人間界における「がめつい」の定義
だんだんわかってきたような気がする。

がめつい人はモノを欲しがらない。
がめつい人は現金だけを欲しがる。


海外旅行に行きたい、
宝石が欲しい、
特上ウナギが食べたい、
お城を買いたい、
高級外車が欲しい……

こういったモノを欲しがるのは可愛げがある。

ガチのがめつい人は、現金にしか興味がない。

チケットも、
貴重な古銭や古書、古い絵画も、
激レアな記念切手・記念硬貨も、
株式も不動産も親の形見も、、
すぐに現金に替えないと気が済まない。


現金以外のものには、一切価値を見出せない。
こういう思想を「がめつい」と定義したい。

カネ、カネ言って目を$マークにしているわりには、
何に使うか決めていないのも特徴的である。
「安心と安定」が欲しいだけの臆病者だ。

かつて、私は臆病者(保身クズ)が嫌いと書いた。
がめつい人=臆病者と考えることで
嫌悪感の正体に合点できたのであった。

人間界にこれ以上、
臆病でがめつい人が増えて欲しくない。
同じ人間として恥ずかしいぞ……。
まあ単なる私の好み、感想ではあるが。
コメント
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