生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

介護地獄の実情をもっと知って欲しい4

2021-05-26 | パーキンソン症候群/闘病・介護

すみません、再度、真っ黒い想いを吐き出させて頂きます。

今すぐ地球、爆発してくれませんか?
若しくは、『誰でも使える安楽死制度』を導入してくれませんか?

介護そのものが「生き地獄」なだけでなく、
みんな疲れ果ててイライラし、
一人っ子の私がサンドバッグ状態……。

なぜ、心●に走らずに済んでいるかと言うと、
失敗して誰かが助かった場合、
さらなる地獄が待っているからです。

しかし『誰でも使える安楽死制度』があれば、
家族みんなで一斉に確実に、旅立つことができる……。

教育屋&心理学を齧った者から言わせてもらうと、
こういう場合、「いつでもあの世に行ける」と思うことで、
「別に今、あの世に行かなくてもいいか」
という気分になれたりするものです。

自殺や心中を減らすために、
『誰でも使える安楽死制度』の存在が抑止力になるのではないか、
そんなことを考えてしまう今日この頃です。

そして、ネット上で真っ黒な想いを吐き出すことで、
落ち着きを取り戻している私がいます(笑)。

お付き合いして(読んで)くださった皆さま、ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クレイジー街道まっしぐら

2021-05-24 | セカンドハウス・別宅・別荘

昨日は救いようもないほどの暗い記事、失礼いたしました。
今夜は母の状態も比較的落ち着いています。

さて、かつてもこんな記事を書いたけれど……。

★別宅を夢のセカンドハウスへ
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/8aad35bc6e6a71fa69e998208f0ca7b9

2021年5月24日、ついに司法書士さんや不動産屋さんの手続きが済み、
晴れて私のセカンドハウスとなりました!

人生で一番高額な買い物です。
車を新車で買ったときの倍ぐらいです。

昨日の記事のように、しんどいことが多い今日この頃ですが、
アジト的な空間を自分の力で手に入れた
この新鮮な感触は大切にしたいと思います。

大好きなセカンドハウスは、今でも亡き祖父母・伯父の気配を感じます。

引き出しから祖母の20年前の日記など、
思わぬお宝が出てきておもしろいので、
なるべく業者に依頼せず、のんびりまったりと
掃除・片付けをしていきたいと思います。

youtubeの動画にもしました。
https://www.youtube.com/watch?v=jPpedS9fVu8

はいっ!
私こそが「どうあがいても普通になれない人間」の一人です。
大して裕福でもないのにセカンドハウスまで購入……
クレイジー街道まっしぐらですが、よろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護地獄の実情をもっと知って欲しい3

2021-05-23 | パーキンソン症候群/闘病・介護

嗚呼、いくらなんでもしんどすぎる……。

もはや「愚痴ポエム」にもなっていない様ですが、
吐き出させて頂きます!

これまでも、介護が「真性の生き地獄♨」と化す件について書いてきた。
(※記事の末尾にリンク)

一晩に100回レベルで呼ばれると、心身が疲れ果てて、
生きる気力がガチで枯渇するのを感じる。

100回、200回頼られても解決してあげられぬ。
私はあまりに無力過ぎる。
今すぐ、この世から消えてしまいたい。

「誰でもいいから、私を今すぐ逝かせて」
そんな想いが、抑えても抑えても執拗に浮かび上がってくる。

かろうじて、自らヤバい行動に走らずに済んでいるのは、
「面倒くさいから」に他ならない。

もしもパソコンやスマホに、
「今後も人生を続けますか? YES・NO」
なんていうウインドウが現れたら…………。


ということで、真っ黒で危険な想いを書き綴ったら、
少し気分が落ち着きました。お付き合い、ありがとうございました。


★介護地獄の実情をもっと知って欲しい2
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/4fb4caebd48044ba0f41055c26729905

★介護地獄の実情をもっと知って欲しい
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/8e6f90a91389a1e02dd6bbc412faa261

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実は『公認心理師』の受験資格がある人

2021-05-23 | 心理・占い

いまだに「自閉症は育て方の問題だ」
と宣うような、昭和脳が少なくないこの国……。

日本は、心理学・カウンセリングの後進国かもしれない。
にも関わらず、心理学系の資格はけっこうある。

その中でも権威があり、就転職に役立つのは、
『公認心理師』と『臨床心理士』である。

心理系の大学・大学院を出ていなければ受験資格はなく、
なかなかハードルは高い。

と思いきや!

公認心理師の受験資格が
介護士や教員などにもあることを
youtubeの動画を見て知った。
(5年以上の経験が必要)

ただし、あくまで「経過措置」であって、
令和4年度の試験までだ。

受験資格を得るために、今年(令和3年度)、
「現任者講習」を受けなければならないので、
実質、試験は一発勝負となる。

2、3ケ月前から勉強を始め、
とりあえず分厚い基本書を2冊読んだ。

教員としても興味深い内容ばかりなので、
勉強自体は愉しく、マジメに勉強すれば脈はあるかもしれぬ。

泣いても笑っても一発勝負ということで、
Qさま並みのプレッシャーだが、チャレンジしようと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私がヘルプマークを付けている理由

2021-05-09 | お知らせ・報告


最近、カバンにヘルプマークを付けている。

マークをもらった直接の理由は不注意型ADHDだが、
付けることにしたのは、過度に疲れやすいことで、
電車やバスなどに乗ったときに、
「ごめん、若造だけど座っています……」
というメッセージを伝えるためです。

そしてもう一つ、
「マークの知名度を上げるため」だと考えています。

マタニティマークなどに比べて、
ヘルプマークの認知度は、まだまだ低い。
私はほぼ毎日、新宿という日本最大の駅を通るので、
広告塔になろうという目論みです。

そして、必然的に職場の人などの目にも触れる。
聞かれたら、何も隠さずすべてカミングアウトしています。

医学や心理学がもっと進化すれば、
たぶん、誰からも一つや二つは障がいが見つかる時代が来ることだろう。

そうした障がいや病気、個性を
カミングアウトしやすい社会を作ることにも貢献したいと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

介護地獄の実情をもっと知って欲しい2

2021-05-04 | パーキンソン症候群/闘病・介護

この前、介護が真性の地獄と化す件について書いた。

●介護地獄の実情をもっと知って欲しい
https://blog.goo.ne.jp/cameleotino/e/8e6f90a91389a1e02dd6bbc412faa261


嗚呼、苦しい、苦しい、どうすればいいの?
と繰り返し訴えられ、
枕を高くしたり、ベッドの角度を変えたり、
タオルや座布団を使ったり……ない知恵を必死で絞り出すのだが、
何をどうやってもまったく効力がない。

これが夕方から夜にかけての日常だ。
訴えられるたびに、
自らの無力さに消えてしまいたくなる。

そもそも、
寝ているときに「苦しい」「気持ち悪い」と訴える症状が
いったいどんな感触か、皆目想像つかないので、
対処のしようがないのが本音である。

『項部ジストニア』という症状なのではないか、
というところまではなんとか思い至ったのだが……。


さて、介護は具体的に

何がきついのか?
何がしんどいのか?

を、さらに客観的に分析してみる。
哲学的、心理学的に解析することで
今後同じような経験をする同じような人の役に立てればと考えました。

何でも発達障害のせいにはできまい。
だが、関連性は絶対否定できないので、
そこも加味しつつ書き留めて置くことにする。

自分が感じる「しんどさ」を客観視すると、
以下の2要素が顕著に抽出できる。

・「遠くから突然呼ばれるのが恐怖」
・「束縛に極度に弱い」

突然呼ばれると体がついていかず、
体と頭がバラバラになってしまうのは、
不注意型ADHDにあるあるかもしれない。
(ハンプティダンプティ現象、とでも命名したい)

高所恐怖症の人が高所を怖いというように、
遠くから突然呼ばれるのが怖いのです。

また「束縛されている」
と体が無意識に察知してしまうと、もうダメなのです。

「ピーマンを食べるのが嫌い」という人がいるように、
「束縛されるのが嫌い」なのです。
生理的な感覚なので、理性で制御はできません。

幼児の頃、帽子やお洒落な服を着せられるのが
この上なく苦痛でした。
「こっちむいて」「後ろ向いて」「笑って」
と『束縛されるように感じた』からです。
トラウマになって、今でも帽子をかぶるのが苦手です。

また、写真を撮られることからも逃げ回っていました。
「そこに立って」「今度はあっちに立って」
と『束縛されるように感じた』からだと分析しています。

対策としては、「自分から、好きなように介護をしている」と思うこと、
訴えがあったことに対応するのではなく、
先回りして自ら行動を起こすこと、などですが、
なかなか一筋縄ではいきません。


介護で感じていた心理を包み隠さず書いてみたので、
少しでもどなたかの参考になれば幸いです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする