生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で19年続いている老舗ブログです。

母の存在は太陽より大きい

2022-04-27 | パーキンソン症候群/闘病・介護

授業を終えると同時に
今日も職場から地元へダッシュ。

母は目の上を内出血していたものの、
昨日と大きく変わった様子はなかった。

4月以降声はほぼ声を出せなくなっていたが、
私にははっきりと反応し、
力を振り絞って少し発声してくれた。

ケアマネさんに
「お話があります」と言われた。
前回の記事で書いた通り、
ケアマネさんに呼ばれるのがメチャクチャ怖い。

話は予想を越える暗いものだった。

胃や腎臓などの働きが弱っていて、
胃瘻からの栄養補給が難しくなっている。
今日から栄養療法を中止するという。

栄養療法を続けると苦しい思いをする可能性があるそうだ。

「再開する可能性は?」と尋ねると首を横に振った。
つまり今後は水分のみで生きていくことになる。


自分の母が危ない……
いつかは経験する日が来るとはわかっていたが20年早い!

こんな一大事なのに普段と同じ生活を強いられる、
電車は動くし太陽も登る。
そんな「当たり前」が非常に腹立たしく思えた…………。

一人っ子だったせいもあるが、
私の中では母の存在は太陽よりはるかに大きいことを実感する。

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残された時間。着信が怖い

2022-04-26 | パーキンソン症候群/闘病・介護

ここ最近、ほぼ毎日母との面会に行っている。
(父と共に)

すでに母は言葉を発することができないが、
私を見るとびっくりしたように目を開いたり、
表情を変えたりする。

看護師さんやケアマネさんからは
日に日に深刻な話を聞かされ、
彼女たちが口を開くたび警戒してしまう。

「明日のなるべく早い時間に来てくださると……」
そう言われたときには生きた心地がしなかった。

残された時間が「数日」なのか「数か月」なのか「数年」なのか、
看護師にもわからないという。
さすがに「数年」は厳しいと思うも、
生命に関することだから何ともいえないとか。

今日実家の玄関に入る直前、
「お父さ~ん!」と大声で呼ぶ母の声を
父がはっきりと聞いたという。

それを聞いた瞬間、慌ててスマホを取り出す。
何か連絡が入っていないか……。
幸い着信履歴はなかった。

そういう意味でも
最近はスマホに「着信」があると怖い。

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認知のクセ

2022-04-26 | 心理・占い

「認知のクセ」にはいろいろなものがありますが、
私と同じような方はいらっしゃいますか?

最近気づいた私自身の認知の特徴。
それが
「5W1Hを把握できない」……。

例えば何かを報告をするとき、
「いつ?」と聞いても思い出せない、
「どこで?」と聞いてもすぐに答えられぬ。

「誰が」と聞かれても
みんなが該当するような気がしてしまう。

ただただ
「困った」「うまくいかなかった」「成功した」
みたいな主観的な情景だけが色濃く脳裏に残る感じである。

このような認知のクセは
小説(特にミステリー)を書くときにも致命的なので
何かを報告するときには
5W1Hの欄を作って、頭を整理するように心がけたい。

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田舎者よ、耳の穴をかっぽじって聞きたまえ!

2022-04-22 | セカンドハウス・別宅・別荘

※なんだかキレ気味に書いてしまってスミマセン。
「コソコソ勘繰っている」というニュアンスで受け取ったので
こういう書き方になりましたが、
「面白いと興味を持ってくれている」のであれば
170°違ったトーンで書き直さなければなりません……。



「あの家、どうするのだろう」

叔父が亡くなった後、
私がセカンドハウスとして購入した家について
興味を持っている人がいるという噂を聞いた。

さすが江戸川区!
寒村ばりの田舎者根性!!
他人の行動が気になって仕方ないのですな笑

まあ、聞かれればいつでも説明責任を果たします。

詳しくは下にリンクした動画で話しているとおりだが、
端的にいえば
『環境教育の輪を広げていく拠点として活用する』
『仕事場、アトリエ、書斎、応接室として利用する』
である。

特に前者。
注目され、有名になり、影響力を持てば、
あわよくば区も影響を受けて、
緑地政策に私の思想を取り入れてくれないかな、
なんてことまで思ったりもする。


田舎者だと「セカンドハウス」とか「環境教育」
っていう発想すら初耳かな……
スミマセン、いくら自分の地元だからと言って
江戸川区ディスり過ぎですね。


★別宅(セカンドハウス)を購入したワケ
https://www.youtube.com/watch?v=5tCvf1yOcVw

★別宅の雑草園がアブラムシ三昧?!
https://www.youtube.com/watch?v=FdDe0CjbM5E

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9冊目出版をうけてラジオ出演しました

2022-04-20 | 日記風

9冊目出版を受けて、
19日にラジオ出演させて頂きました!
急だったので告知せず、申し訳ありませんでした。



何回経験しても緊張しますが、、
とても心地よい緊張感で癖になります。

話しているうちにどんどん楽しくなってきます。
私でお役に立てそうな場面がありましたら、
またなんなりとお声かけください!
(ザ・出たがりw)


↓これまでの出演履歴をちょっと整理してみました。

◆ラジオ出演
・ラジオ大阪『みみだんジャーナル』(2022年4月19日)
・FM広島『本っておもしろい!』(2020年9月28日)
・NHKラジオ第一『とりしらべいび』(2020年3月27日)
・文化放送『グッモニ』(2014年7月21日)
・TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』(2014年8月24日)

◆テレビ出演・取材受諾
・『えなりかずき!そらナビ』(2010年5月14日)
・「おしっこ化粧水事件」にてコメント(2019年8月)

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クシャミ論&おなら論

2022-04-16 | 雑記

中二の授業で中枢神経、
高二の授業で免疫をやっているが、
気づいたらいずれでも
「クシャミ」の雑談をしていた。

別ブログで「おなら論」の記事を書いたこともあるけれど、
「クシャミ論」も話すとけっこう面白い。

★昆虫おなら論
https://turquoisemoth.hatenablog.com/entry/2018/08/15/195534


オッサンが村じゅうに響くような音量で
ハークション!!!!
心臓が止まりそうになった経験のある人もいるだろう。

しかも何回も何回も連続でやられた日にゃ、
●意を覚えるほどの迷惑行為だ。

加藤茶さんの影響もあるのだろうが、
たかがクシャミで、
そんなムキになって声を張り上げる必要あるのか?
と思う人が増えてきたのか、若い女性を中心に
小動物みたいな
クシュン
というクシャミをする人が多くなってきた印象がある。

ところでクシャミの最大瞬間風速は台風並み
というのは昔から言われている。
今度風速計を入手して本当に測ってみたい……。

そんなエネルギーを持つクシャミなので、
あまり無理に抑えるのは危険でもある。

英国ではクシャミを無理に抑え込んで
喉に穴があいたという事例があるし、
ぎっくり腰になる例もある。

また、口だけを強く抑えてクシャミをすると
ブーーーーッ!!
という、ほぼおならみたいな音になって
余計に恥ずかしいのでご注意を。

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人は別れるために出会う?

2022-04-14 | 音楽・文学・美術・芸能

母の医師・看護師から
「お看取り」という言葉が出てショックな件。

今ちょうど読んだ本で、凄い言葉に出会いました。

「人は出会えば必ず別れる。
その別れを最善のものにするために
不断の努力をすることが大切だ」というものである。

詳しくは動画で述べましたが、
「人は、別れるために出会うのだ」
といわんばかりの考え方はなるほどと思いました。

教員としても学ぶところがとても多かったですが、
アドラー心理学・アドラー哲学がベースになっているので
好き嫌いが別れることは否めません。


【動画バージョン】
https://www.youtube.com/watch?v=js6NBA-qs_8

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キャベツ泥棒!?

2022-04-10 | セカンドハウス・別宅・別荘

別宅のプランターに作った野草園✨
https://www.youtube.com/shorts/3GMqb-ODsCI

動画でははっきりと写っていないのですが、
「クローバーの園」に一本、
キャベツが屹立していました。

それが今朝見に行くと、
葉の一部が散らばっているのみで
跡形もなく消えてしまっていました。

人間のいたずらにしては地味だし、
キャベツだけ持っていく意味もよくわからない。
(半野生化したキャベツなので食べる所はほとんどない)

もしかするとカラスだろうか。
葉っぱの一部が散らばっていたのも頷ける。

先日ちょうど、「キャベツ」というラベルをつけたところ。
少なくとも7歳児並の知能があるとされるカラスだが、
「カラスは字が読める説」はまさか本当?……

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文藝賞に出してみた

2022-04-07 | どうしても作家になりたい

出来の良し悪しはともかくとして、
久しぶりに小説を書き上げることができたので、
3月31日、文藝賞に出してみました。

文藝賞といえば、かつては
10代~20代の受賞が多く、30代以降はダメ
という噂もあった。

だが近年、40代や60代も受賞しており、
やはり年齢ではなく作品を見てくれるのだと信じて、
今回はここに決めた。
(毎年3月31日締め切りの新人文学賞が複数ある)

仮に一次選考落ちなんてしたら、さすがに恥ずかしいので
それがバレないよう、
画像中のタイトルは塗りつぶしました笑……。

ちなみに「一次選考」とはいえ結構厳しく、
例えば応募数2000本のうち通過するのは50本以下らしいです。

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凄く怖いけれど考えさせられた夢

2022-04-07 | 心理・占い

嫌な夢を見た。

仕事で採点をしている途中、
突然頭に麻酔をかけられたかのごとく
「計算」が一切できなくなるのだ。

数が数えられない……
まるで、
脳細胞を蜘蛛のネバネバした糸で固められたように。

仕事のタイムリミットは迫るが、一枚もできていない。
もがいてももがいても、何も進まない。

「いきなり頭が働かなくなって仕事が終わらない。
助けてください😭」なんて泣きついたところで
信じてもらえるとは思えず、
脂汗がジトッと滲んでくるところで目が覚めた。

単純だけれどもけっこう怖い夢だった。

認知症に侵されていく人はあんな気分なのだろうか。
勉強ができない人は、あんな気持ちだったのか。

さらに発達障害やSLD(学習障害)の人は、
あんなもどかしさを感じているのだろうか。

いろいろ考えさせられる夢でもあった。

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