生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

拙著10冊目出版、ぜひ読んでね!おかげ様で18年続いている老舗ブログです。

チャンポンから考えるディズニーランド

2015-03-23 | 日記風

ショッキングな出来事があった。

死ぬほど美味しくて、いつも
長~い行列ができていたチャンポン屋さんが潰れたのだ。
まさか、あの伝説のチャンポン屋が……大ショック衝撃

なぜ潰れてしまったのか?

今考えてみると、
昨年春から、不穏な雰囲気が漂い始めていた爆弾

昨年の春以降、少しボリューム感が落ちて、
なにやら言葉にできない物足りなさを感じた。

秋に行ったときには行列は消え、店は閑散としていて、
先日行ってみたら……閉店の張り紙があったという次第である。

おそらく増税に対して、
「値段を上げるか、質を落とすか」という選択を迫られ、
その選択をミスったのだろう。
値上げしてでも、
豪華絢爛でほっぺが落ちそうな感じはキープすべきだったのだ。


あのチャンポン屋が潰れたことで、
「まさかあの●●が……」という悲しいストーリーを
色々考えるようになった。


個人的に心配しているのが、ディズニーランド

ディズニーランドは、最近値上げが著しい。
昔はパスポートが3000円台の時代もあったのに、
今や7000円に迫る勢いだ。

家族で行こうものなら、海外旅行よりも大きな出費になりかねない。
パーク内のショップも「ジンバブエか!?」というくらい物価が高いのだから。

ディズニーランドは、これまで黒痔でやってこられたのだし、
下手に何か対策をするのは危険だと、素人は思ってしまう。
アトラクションの増設なんてしなくていい、
これまでをキープすればいいのではないだろうか。

「変わり映えがしない」のはディズニーランドの売りとも言える。
カリブの海賊もイッツア・スモールワールドもスぺマンも、
開園以来、劇的に変わってはいないのに今も大人気だ。

ディズニーランドは無数の愉しい思い出が詰まったスポット。

「まさか、あのディズニーランドが……」なんていう日が、
私の目が黒いうちには来ないことを切に願う。

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『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術』より

2015-03-15 | 雑記

久々におもしろいビジネス書に出会ったわーい(嬉しい顔)
図書館で借りたのだが、あまりに役立つ情報が多かったので、
自分でも買おうかな、と思ってる。

それが
『ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話術』
バルバラ・ベルクハンというドイツ人女性が著者の本だ。

キ○○イと勘違いはどこにでもいると言われるが、
「ムカつく相手」も、世界中至るところにいることだろう。
そして、それに悩まされたことがない人はほぼいないと思う。

やまびこトーク、にぎやか沈黙、迂回トーク、ユーモア……。

誰にでもできるテクニックがたくさん紹介されている。
特に面白いと思ったのは、「相手を混乱させる」テクニックだ。

たとえば、
「あなたは何を着ても似合わないけれど、今日はレストランの下働きみたい」
と言われたら。。。

にこにこしながら、こう言ってやるのだ。
「わかってますよ、金持ち喧嘩せず、ってことですね」

相手は混乱するはず。
「何、金持ちって?何のことだかわからない」

そう言われたら、
「つまり、私が言いたかったのは君子危うきに近づかずってこと」

相手はますます混乱し、
「あなたって着る物だけじゃなくて、話すことまで変だね」
と言ってきたら、さらにもう一撃。

「そうそう、芸は身を助くだからね」
相手が口をぱくぱくさせたら、
「ゆっくり考えてみて。どういう意味かわかるから。
私もわかるまですご~く時間がかかったの」

そして、ハングアップ寸前の相手を
ニヤニヤしながらウオッチング。

もしも「わかった!」と相手が叫んだら……
おもしろいことになりました、ぜひ説明してもらいましょう。

そして、
「ううん、そういうことじゃなくて酸いも甘いも噛み分けるってこと」
最大級に混乱する相手を、高みの見物というわけである。

相手はすっかり戦意を喪失させている。
そして、こちらと距離を取るようになるかもしれない。


この作戦では、相手を露骨に敵に回したり喧嘩したりすることなく、
黙らせることができる点が最大のメリットだと語られている。

テキトーなことわざ・慣用句を言うだけなので、
気が弱かろうが、オツムに自信がなかろうが、簡単に実行できる。


特に腹が立つ相手の場合には、
「あなたがバカなことを言うから、私はもっとバカなことを言ったのだ」
「あなたとは、まともに取り合うつもりはありません」
というメッセージを伝えることにもなる。


他の作戦でも、大声を出したり怒鳴ったりするのではなく、
誰にでもできる平和的なテクニックばかりだ。

日本人が書くビジネス書は、ちょっと胡散臭かったり、
やたらと激しい競争心がむき出しになっていたりで、
げんなりしてしまうものが少なくない。

だが、
このビジネス書はユーモアたっぷりで、とても読みやすい。
そしてタイトルからは意外だが、博愛主義に溢れているので、
すべての人にお勧めである。

たとえば、「ムカつく相手に対してやらない方がよいこと」の中に、
・わら人形を作る
・ニンニクをたくさん食べていって悪臭をまき散らす
なんてことが書かれていたりするのだから。。。


※「相手を混乱させるテクニック」を実施して、もしも
「この人は、私を相手にするときにいつも訳のわからないことを言う」
と気づかれてしまったら?

それに気づくくらいの人であれば、「話が通じる」人である可能性がある。
心を開いて向き合ってみては?とのこと。

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まずは大人から……

2015-03-06 | 雑記

■「とにかく逃げろ」「死んでも、やつらは反省しない」 いじめられてる君へのアドバイス 劇作家・鴻上尚史
(ウィズニュース - 03月06日 07:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=3305323


激しく同意したが、ひとつだけどうしても追加したいえんぴつ。。。

日本においては、大人も簡単に会社から逃げられない。
逃げようとすると「忍耐が足りない」だの言われ、
会社から逃げるよりも、
過労死や過労自殺を選んでしまう人が少なくない。

こういった大人の背中を見て、子どもは育つのだ。

先ず隗より始めよ!
「つらかったら即逃げる」姿勢を、大人が積極的に子どもに見せる必要がある。

「石の上にも三年」だあ?!

まあ……「石の上」なら少しくらい我慢してみるのも悪くないだろう。

だが、針山の上に置かれたら、
一刻も早く逃げないと、全身穴だらけになるべ?


やばいと思ったら逃げるのは、動物の本能だ。
逃げて逃げて逃げまくるべし。
そして、居心地のよい場所を見つけるのだ。

別に日本でなくてもいい。
世界は200か国もあるのだ。

そして世界には70億人もいる。
仮に、どんな変わり者だったとしても、
一人くらいは気が合う人がいるのではないか。

もっと極端なことを言えば
人間界にこだわらなくてもいいのではないか?

世界の生き物は少なくとも100万種、
未知のものを合わせると一億種に達するとも言われる。

そして、動物界には
人間とは比較にならないくらい性格のいい動物が溢れている。

【私的・性格がいいと思う動物リスト】
哺乳類:カピバラ
鳥類:オカメインコ
爬虫類:エラブウミヘビ(猛毒を持ちながら、人を噛んだ例がない)
両生類:ヤドクガエル
魚類:ドジョウ
昆虫類:セミ類、チョウ・ガ類
…………。

ちなみに、もっとも性格が悪いと思う動物は、野生のチンパンジー

チンパンジーでなく、カピバラあたりが知的生物へと進化していれば、
世界はもっと違ったものになってたかもしれないな。。。


と、話が逸れたが、人間界が厳しいと感じたら、
こういった動物たちの世界に飛び込むのだってアリだと思うのだ。

「世界は限りなく広く、限りなく深いぴかぴか(新しい)

まずは大人がこの事実を噛みしめる必要がある。

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